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「原宿」をもっと世界に誇れる文化に|株式会社ACDC 土居麟馬さん

アトツギU34が運営するオンラインサロンには総勢300名超の34歳未満のアトツギと、そのアトツギ達に数々の困難を乗り越えてきた自身の経験をシェアしてくれる約40名のメンターがいます。
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不定期で、紹介していきまーす!


第二弾はこの方!

株式会社ACDC
2代目 土居麟馬さん

「原宿」をもっと世界に誇れる文化に

プロフィール写真 - Rimma Doi

ヴェルディ:まずは土居さん(以下、リンマさん)の家業について教えてください。

リンマさん:はい。現在、竹下通りにある店舗を拠点に原宿系ファッションブランド「ACDC RAG」を展開しています。もともと父が立ち上げたアクセサリー販売の露天商が始まりで、それからアパレルブランドに転身し15年前ほどから今の原宿系ブランドになりました。原宿系ファッションは海外からの需要も高いため、最近ではオンライン販売を中心に事業を行っていることも当社の特徴だと考えています。ブランドのコンセプトは「No Borders」。言葉通り境界線をなくそうをいうものです。これは国境・宗教・年齢・性別などすべての境界線を越えて、自分の好きな服を着れる世界を目指そうという思いを込めています。

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ヴェルディ:リンマさんご自身のバックグラウンドに関しても聞かせていただけますか?

リンマさん:大学入学後、それまで取り組んでいたアメフトを続けるのかそれとも起業するのかについて悩みが生まれました。もとから漠然としてですが、ずっと自分の会社を持ちたいと考えていました。父の姿を見ていたからというのが大きいですかね。この悩みを父に打ち明けたときに初めて父の起業時の話を聞いて、そのとき自分も「今できる事をしよう、起業の道に進もう」と決心しました。そうして大学1年生の夏に路上販売を始めました。

それから大学の関係もあって、半年間の上海留学と1年間のロンドン留学を経験しました。ここでも私はモノを売るということを常に考えていました。上海留学中に路上でネームブローチ販売をやってみると大繁盛し、モノを作って売る事の楽しさを実感しました。
ところが、ロンドン留学の際は知人の勧めでロンドンの原宿と呼ばれる街で家業のACDCの服を売ってみたのですが、今度は全く売れなくて。マーケティングもせずにただ闇雲にやっていたのですが、その時はなぜ売れないのかわかっていませんでした。そんな時に声がかかって、ロンドンのHYPER JAPANというアニメエキスポに原宿系ファッションブランドの代表として出店しました。それが大成功で、日本の文化が好きな人たちはとても喜んでくれました。そこで初めて、きちんと求めてくれる人に売ることが大切なんだと学びましたね。自分の会社を立ち上げたいという思いはありましたが、ただがむしゃらにやることだけが正解じゃないと学んだのと、原宿系ファッションの海外進出に可能性を感じたため、日本に帰ってきてから父に直談判して大学生の時に家業に入りました。

ヴェルディ:リンマさんが現在構想されている新規事業とはどのようなものなのでしょうか?

リンマさん:取り組もうと考えている新規事業は「ACDC Harajuku Box」というサブスク型のサービスです。これは、当社の服がいっぱいに入った箱を定期的にお客様へお届けするというサービスです。日本や東京の文化をお客様により感じてほしいので箱には日本のお菓子やルックブックなどもノベルティとしてつける予定で、「かわいい!ワクワクする!」そんな箱にしたいと考えています。またオプションとして店舗にいるスタッフとオンライン会話ができるような仕組みも考えていて、それによってACDCの想いやコンセプトを感じてもらったり、原宿の空気感を現地に行けなくても味わえるようにしたいと思っています。

この構想はコロナウイルス感染症による事業への打撃からの影響も大きいです。実店舗の売り上げも当然落ちてしまいましたし、オンライン販売も物流がいつストップするかわからず、当社の売り上げの二本柱が危ない状況になりました。そんな時に思ったのは、ブランドの「規模」より「価値」に重きを置かなければならないということです。もし売り上げの主軸がなくなったとしても、当社が作る服を好きでいてくれるお客様がいる限り会社はずっと愛され続ける。だからもっとお客様と密接な関係を築いていきたいとそう強く思っています。

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ヴェルディ:この新規事業開発に生かされた本業の強み等ありますか?

リンマさん:そうですね...やっぱり40年以上原宿という土地でアパレルをつくってきたという歴史でしょうか。当社ほど長く原宿で続くお店はあまりないですし、長くやってきたからこその信頼もあります。海外などで販売するとき「本物の原宿のブランド」という証拠が大事である場合もあります。それは海外のお客様は本物志向が高く、ブランドや商品のバックグラウンドを理解、共感したうえで購入してくださることが多いからです。オンライン販売を行っていても実店舗を持っていることがプラスの方向に働きますね。
あとは当社の特徴なのですが、自社MD(企画から販売まで)を行っていることです。これによって商社を通さずに販売まで進めることで、仕入れ値をできる限り低くでき、結果商品の費用を抑えることができます。これらは当社であるから提供できるものであって、強みであると考えています。

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ヴェルディ:これからの未来展望についてどのように考えられていますか?

リンマさん:これからアパレル業界はますます低価格高クオリティを求められるようになると考えています。どんどん買い手側はその事が普通になっていくのだろうと感じます。当社としては、先ほど述べた通りもともと自社MDによって価格設定は低くしていますので、これからは高いクオリティを提供していけるよう、努力していかなければならないことが今後の課題です。お節介なほどに最高のサービスを届け、ロイヤルカスタマーを一人でも多く獲得していくのが目標ですが、これまで当社ではそのようなことはやったことがありません。なので現在、同僚の榎木を中心にチームビルディングを進めています。今後益々、店舗、通販、SNSの連携が肝心となることから、今のうちに準備を始めなければいけません。その助けになるよう、「ACDC Harajuku box」の展開で自社の付加価値を高めていきたいですね。


私は家業があったこともあって、小さいころから原宿に対して強い思い入れがあります。そんな「原宿」がいつの間にか世界に誇れる文化になって、サブカルチャーではあるかもしれませんが海外の熱狂的なファンを多くもつ日本を代表する文化になりました。原宿系は日本人が作ったものですが、元々は海外の文化を取入れてできたものです。これからは当社のブランドコンセプトでもある「No Borders」を掲げながら、国境・性別・年齢すべての境界線を越えて「原宿」という文化を愛する人たちとともに盛り上げていきたいと考えています。

ファッションショー - Rimma Doi

(文/田村みらい)

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