#04 口の中の問題ー50代オヤジと20代女性のつきあい方ー

口臭は女の子とのデートだけではなく、対人関係においても大切な要素となります。
口臭の原因は色々ありますが、何はともあれ最初は歯科医院に行って検診を受け、虫歯があったら治療しましょう。
酷い虫歯は口臭の原因になると言われています。
虫歯の治療が終わったら、歯石(歯垢)も取ってもらいましょう。
歯科の通院が終わったら、その状態をいかに継続するか、です。
ほとんどの方は、歯磨きにかける時間が少ないと思います。
歯磨き粉をつけると磨けている感覚になりますが、思ったほど磨けていないことを自覚しましょう。
歯磨きの方法は歯科医院でも教えてくれます。
また電動歯ブラシを使うのもひとつの方法です。
電動歯ブラシは、大きく回転型と超音波型に分かれます。
これは個人の好みで選ぶしかないですね。
ブラウン(回転型)を過去に使っていましたが、最近はパナソニックのドルツ(超音波型)に変えました。
歯茎が丈夫であれば回転型であればしっかり磨いた感を得られますが、弱った歯茎には厳しいと考えたのと、ドルツはグレードによって強さの段階が選べる機種があったので、思い切って一番高いものにしました。これで歯や歯茎の健康を維持できるなら安いかなと。

歯磨きでなかなか取れないのが歯間にある食べ物のカスとかです。
これを放置すると歯周病になるなどと言われています。
歯間は歯茎が弱ってくると広がります。その影響で歯間に小さな食べ物が挟まって歯磨きで取り切れないことが多くなります。
歯間ブラシやフロスを定期的に使いましょう。色々なメーカーから出ていますが、使いやすさを試してみましょう。
歯間を洗う勢いのある水で洗うジェットウォッシャーも販売されています。
これまでは大きさなどから普及していませんでしたが、小型タイプのものも発売されています。
大きさや使い勝手(置く場所がないなど)でなかなか普及していませんが、できるならこれで週一回は洗浄することをお勧めします。
歯間の汚れを取るのと同時に、歯茎のマッサージ効果もあり、終わると口の中がすっきりします。

口臭対策の最後は、です。
舌を出して鏡を見ると、白いものがついている時があります。
これは「舌苔(ぜったい)」と言われ、口臭の原因にもなります。
食べ物のカスやストレスなどでも舌苔ができたりするようです。
緊張したとき、自分の口臭が気になったことはありませんか?
また肺炎の原因となったりすると報道もされています。
年齢を重ねると唾液の量も減ることから、舌苔ができやすくなります。
歯磨きの最後に、舌ブラシで舌苔を取りましょう。
ただし、強くこすらないように注意しましょう。

そして、最後は洗口液または液体歯磨きで仕上げます。
これもドラッグストアで色とりどりの液体が発売されていますが、
大きく分けて洗口液と液体歯磨に分かれます。
ボトルの裏に書いてあるので確認してください。
洗口液は口に含んでブクブクするイメージですね。
液体歯磨きはどうしていますか?
液体でも歯磨きなので、液体をふくんだままか、一度口をすすいで捨ててからブラッシングをすることが基本です。
洗口液もブラッシングをしてもかまいません。できれば、した方がいいですね。

口臭は食べ物やその日の体調、ストレス、喫煙習慣の有無などで大きく変わってきます。
また口臭は他の人が注意しにくいものです。
自分で意識しないと、会話の時に迷惑をかけているかもしれません。
大切なのは継続することです。お風呂に入りながら歯磨きをするとか、何かをしながら歯を磨くということを試してください。
なかなか歯磨きに時間をかけるのは難しいのです。
そして、定期的に歯科医院で検診を受けましょう。
外見は悪い部分が見つからないのに、奥歯の中に歯周病が発生していて、急に痛くなって抜歯に‥ということも考えられます。
実際に、僕自身がそうなりました。
抜かない歯医者を探して、二年間保存のために通いましたが、最終的に奥歯が歯茎の中で割れているためやむを得ず抜歯しました(泣)
歯は手入れをすれば長持ちします。が、一度失ったら、二度と手に入らないばかりか、高額な治療費をかけてインプラントなどの治療を行うことになります。
そうなる前に、多少の投資をすれば防げます。
歯を大切にしましょう。

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