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いらないもの図鑑006:くねくねしたカッターナイフ

この世にあるのかないのか分かりませんが、いらないモノを考えるシリーズです。パッとみいらないモノを想像してみて、もしかしたら役に立つかもしれないポイントまで考えてみます。

No.006 くねくねしたカッターナイフ

あの正真正銘まっすぐなカッターナイフがクネクネと曲がりくねっていたらどうでしょう?

まっすぐに切れること自体が持ち味でもあるカッターナイフ。定規とカッターを使えばそれはそれは見事なストレートを描くことができますね。

加えてカッターといえば、あの刃の収納力も売りのひとつですよね。コンパクトでハンディなフォルムから調節可能な刃の長さという良さ。切れ味が落ちてしまったら、しっかり折ってあげればあらたな切れ味を生み出せる。

これが、一般的なナイフではそうはいかない。用途は違うけど今のカッターナイフには魅力がたくさんつまっているのがわかるはずです。

そしてその魅力はまっすぐだから保てていることに気付きました。

もし刃の部分がなみうっていたら?

まちがいなく今まで通りの使い方はできないですね。見た目で言ったらどっかの少年漫画にでてくる特殊な武器のようです。まともではない。

まず、刃をだしたり引っ込めたりということはできないです。多少の弾性を頼りにやろうとしたところで、限界があります。ということはまず刃の分だけ飛び出すことを許容しなければいけません。

次に、引いて切ることがほぼ不可能になります。先端だけを使う場合にはなんとかなるかもしれません。ただ、刃を刺して切り分ける段ボールのような相手には文字通り歯が立たない。引き切ろうとすれば波の部分がひっかかりうまくいかない。

どうすれば役に立つのか...

波打っていることでのメリットはあるのか

さすがに、ひとつぐらいいいところを見つけてあげたいものです。

くねくねしたそのフォルムは...インテリアになるか?いや危ないな、うん。なんといっても刃物です。

引いて切るのは難しいが、押し付けて切るのならできるのでは?
ということは、柔らかさのあるものならクネクネの形に切ることができる。

普段カッターで切るモノで断面が変わったら面白いものは...なさそう。

いっそ食べ物をきるために使ってみようか。野菜とかも売り場でカッター使ってるの見かけるし。

個人的にはケーキとか断面がクネクネしてたらなんか嬉しいな。カッターで切るという抵抗だけ乗り越えられればなくはないかもしれない。ちょっとしたデザートの切り分けなんかに使ったり。

断面が変わるだけで、ちょっぴり幸せが増えるかもしれない

くねくねしたカッターナイフはケーキを切るのに使う

曲がってたらそれはそれでいいのだ。「曲がった方が役に立つこ事もあるだろう...」なんて漫画のセリフが聞こえてきそうだ。

以上。

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