2020年8月に読んだ本
2020年8月に読んだ本をまとめています。なお、漫画を含みます。今月は11冊あります。
8月の頭から作り始めていたのですが、所用でばたばたしており、書くのをすっかり忘れておりました。今さらの公開です。
『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』/デイヴ・アスブリー
減量を初めて食事に興味が出てきていたので、タイトルと表紙が強そうな本を読もうかな、と思って選びました。基本的には高脂質高タンパクの食事を勧める本。書いてあることを色々試してみたのですが、個人的には脂質を減らした方が体調が良いような気がしています。
『スタンフォード式最高の睡眠』/西野清治
睡眠が限界だったので、読みました。あと、先に読んだ「シリコンバレー式」からの連想という側面もあります。シリコンバレー式とスタンフォード式、どちらも読めば健康になるかなと思って……。実践していたのですが、先に書いた所用でバタバタで全て忘れてしまいました。また読んでみたいと思います。
『整形前夜』/穂村弘
僕は穂村弘さんのいう「共感」と「驚異」という言葉を昔から面白いなと思っているのですが、面白い割には初出の本を読んだことがないなと思い、こちらを読みました。穂村さんの生きるのが下手な感じ(それは自由に生きているという魅力でもある)が眩しくて、読んでいて楽しくなる本でした。
『日本SFの臨界点 [恋愛篇]』/伴名練・編
稀代の若手SF作家、伴名練先生が編まれたSFアンソロジー。「恋愛」とひとくちに言っても様々な読み味の作品があり、なかなかに面白かったです。個人的に好きだったのは中井紀夫「死んだ恋人からの手紙」、大樹連司「劇画・セカイ系」です。
『四畳半タイムマシンブルース』/森見登美彦
森見登美彦氏の最高傑作(だと僕は勝手に思っている)『四畳半神話大系』のスピンオフ作品。同作のアニメ脚本を担当した上田誠氏が所属する劇団ヨーロッパ企画の十八番である『サマータイムマシンブルース』のプロットをそのまま四畳半神話大系的世界観で語りなおすという怪作。この2人がコラボするというだけで胸熱。
『ロゴのつくりかたアイデア帖』/遠島啓介
蓼食う本の虫というWebサイトを運営しておりまして。そこで記事を更新するときにサムネイルを作るのですが、文字中心になることが多いんですよね。それが毎回ワンパターンになっちゃうので、文字をいじるための方向性を知りたくて読んでみた感じです。今のところ、まあまあ役に立っています。引き出しを作るために、デザイン系の本をもう少し読んでいきたいな……。
『僕の心のヤバイやつ 3』/桜井のりお
僕ヤバの3巻です。相変わらずやばいですね。まだ読んでない方のために多くは語りませんが、この2人はいったいなんなんでしょうね。
『日本SFの臨界点 [怪奇篇]』/伴名練・編
先に「恋愛篇」を挙げましたが、こちらもその後に読みました。個人的なおすすめは、中島らも「DEKO-CHIN」、永田永一「地球に磔にされた男」です。
『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』/Testosterone
これも食事改善の一環です。タンパク質食べるぞ〜となりました。
『アメリカン・ブッダ』/柴田勝家
前々から気になっていた柴田勝家氏の著作。新刊で短編集が出るということで、入門に丁度良いのではないかと思い、読んでみました。表題作「アメリカン・ブッダ」は短編ながら気宇壮大の感があるSF作品でした。意識のアップロード、冷凍睡眠、といったSFでは有名な道具立てが揃っており、そこに仏教思想を入れたところが新鮮なのではないかなと思います。
『これだからゲーム作りはやめられない!(1)』/たかし♂
アプリゲームを作っている人たちの姿を描いたお仕事漫画です。読むと元気な気持ちになります。これを読んだあと、続巻も買いました(まだ読んでいないです)。
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