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【言語化の練習 #002】カップうどんのキャンペーンバナー

「いいな」と思ったデザインについて、どこをどうして「いいな」と思ったのか言語化する練習、第2回目です。

前回に引き続き、今回もバナーを言語化の題材として取り上げることにしました。
というのも、前回の言語化のあと、実際に自分でバナーを制作してみたのですが(実際に作ったものはコチラ)、限られた小さなスペースの中で必要な情報をうまく配置するのが本当に難しかったんです…。

良いバナーのデザインについてもう少し知りたいなと思い、今回は「どん兵衛のキャンペーンバナー」を選びました。

※見出しのうどんは、AC写真のHiCさんの写真を使用させていただきました。(おいしそう)

「いいな」と思ったデザインはこちら。

どん兵衛

「いいな」ポイント

・左半分にキャンペーンの内容、右半分にキャンペーンの詳細や商品の画像と、バナー全体を真ん中で分けて使っているため、すっきりとしていて整理された印象。

・メインカラーが商品のカラーでもある深緑で、全体の印象を引き締めている感じがする。

・右と左で対比されている。右側はフォントなどが直線的。右下にある情報群も横幅がぴったり揃っており、きっちりとした印象。それに対し左はフォントが筆文字で、文字の配置も遊び心があって自由な感じ。しかし右側も文字を全て深緑で揃えるのではなく「抽選で」を赤い吹き出しにして、きっちりしすぎないようにしている。

・キャンペーン最大の特徴である「0円」が最も大きく表示されている+カラーが赤で、非常に目立ち、目をひく。左下に大きく配置された商品名の一部でもある「どん」と相まって、非常にインパクトのあるバナーになっている。

・背景の集中線により、自然と視線がどん兵衛の画像に向けられる。落ち着いたベージュが使われているため集中線が目立ちすぎることもない。

・左側は筆文字のようなフォント、右側は書き始めが強調されたフォントを使用することで、和の雰囲気を醸し出している。数字は太めのゴシックを使用しており、フォントを使い分けることでメリハリをつけている。


まあまあ情報量があるのにもかかわらず、左右2つに分けてデザインしたり、メリハリをつけたりすることにより、全体がすっきりした印象になっていることに気がつきました。

やはり左側の大きな「0円」「どん」が一番最初に目に入ります。「0円」という魅力的なワードで見た人を惹きつけた上で、キャンペーンの内容についてはしっかり右側で説明する。左右で、インパクトを残す役割と、キャンペーンを説明する役割にきちんと分かれているのも特徴的だなと思いました。


第二回の言語化を終えての感想ですが、
だんだん使う表現や言葉がマンネリ化してきた気がする…
前もこの言葉使ったなって思う場面が多くなりました。
もう少しデザインに対する言葉の引き出しを増やしたいなと思いました。

あとは、やりながらものすごくうどんが食べたくなりましたね!

では今日はこの辺で。次回も頑張ります✊

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