Zoom疲れを測定する
ビデオ会議に参加した後で,次のような経験をすることはありますか?
◎疲れを感じる
◎消耗した感じがする
◎視界がかすむ
◎目の周りが痛い
◎ひとりになりたくなる
◎自分の時間がほしくなる
◎何もしたくなくなる
◎疲れて何もできなくなる
◎いらだつ
◎憂鬱な気分になる
オンライン会議疲れ
ZoomやTeamsなどでのオンライン会議に出席すると疲れてしまいますか,それとも気が楽でしょうか。対面の会議に比べると,移動をしなくてもいいぶん,楽な面があるのはたしかだと思います。
しかし一方で,オンライン会議に特有の疲れもあるかもしれません。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴って,一気にオンライン会議が普及しました。環境が大きく変化すると,良くなる面と悪くなる面の両面が生じるのが当然ですよね。
Zoom疲れ
研究を行ううえでも,Zoomを利用することで疲れてしまう傾向をちゃんと測定することは重要です。今回は,どのような手順でZoom疲れの尺度が作成されたのかを見ていきましょう(Zoom Exhaustion & Fatigue Scale)。
この研究では,5つのステップで尺度が開発されています。
1. 文献レビューとインタビュー
2. 項目の予備調査
3. 尺度の構成
4. 信頼性の検討
5. 次元と妥当性の検討
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