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身体の土台は膝に下あり

なんでも「土台」が大切です。

身体の土台になる部分は
「下腿(かたい)〜足首〜指先までが身体の土台」です。
(一般的に「脛(スネ)」といわれる部分)

※そういう解釈で「施術」や「自分自身の稽古やボディーワーク」を行っています。

体ではなく身体にしたのは思考や心の安定も含まれるから


ヨガやスピリチャルの世界では足と地面がしっかりと繋がることを「グラウンディング」といいます。

「土台の安定」はその要素も含まれます。しかし「グラウンディング」という要素では深い世界すぎて...(汗)私には到底説明できないので

ここでは「膝から下が構造的に優れている」ということこだけを簡単にお伝えしたいと思います。(その練習もあってnoteを始めてみました)


下腿から指先までは段階的にスペックが高くなっている

「スペック」というと難しく感じてしまうかも知れませんが

ただ「膝から下は、下にいくほど骨は数が増えいる」というそれだけの話です。

まず、皆さんも知っているように「太ももの骨」は一本です。

さらに、膝から下の骨の話はというと...図を添付して進めていきたいと思いますね。

下腿は2本の骨

膝から下の部分「下腿」「脛(スネ)」ともいわれる部分

下腿にある「脛骨」と「腓骨」


足首は3個の骨

「踵(かかと)」を中心とした3個の骨で形成されている部分

足首にある3つの骨


足の甲は4本の骨


「踵部分(重心を受ける骨)」と「指の骨(動的役割が大きい骨)」を繋ぐ力の緩和的な役割を持っている部分。

足首と指の間は4本の骨で形成


足指と足の付け根は5本の骨

「前足骨(ぜんそくこつ)」「中足骨(ちゅうそくこつ)」を含めて5本の指としています。

骨の数でいうと「19個の骨」になります


「下腿から指先まで」のまとめ

以上のように膝から下は(2本の骨→3個の骨→4個の骨→5本の骨と骨格が細分化されています。

その為、この部分がちゃんと機能するようになると膝から上にある「頭を含める上半身」は余計な力みを作らずに「姿勢を維持」「スムーズな動作」「安定した思考」が可能になります。


まとめ

思考優位の現代社会では「頭と手」があればことは済んでしまいます。

その為、身体の意識は上半身に上がり「下半身、特に膝から下の部分」が気薄の感覚になりやすいです。

そうなると...
感覚が弱くなった骨らは横着をしたいので隣り合う骨とくっつき合って「まとまって動く」というようになります。(癒着)

すると、骨一個一個の個性が発揮できず「土台が不安定になる」ということに繋がってしまいます。

私自身もその1人で、そのことを知り試行錯誤して前に進んでいくと「どうやら足が安定すると体の動きも思考も安定するな」と感じています。

それだけではなく、他にもいろいろな「体のこと」があるのですが、今回は「膝下は大切だよ」という話を書きました。

読んでいただきありがとうございました。

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