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230112_報告のための報告

2023/01/12

部屋が寒くて早朝に起きる。
珍しく湯船を張る。

今日は二つレポートを書かないといけない日なのに、億劫で進まない。一つ目は博士研究の進捗報告。二つ目は今もらってる給与のために取らなければいけない授業のレポート。こういうところで学生であることを実感する。

夕方には、その給与のために必ず見ないといけない講演会の記録映像を見る。いまこの国の大型予算は、何かしらの大義名分と紐づいている。ただお金をもらうということは許されない。何かを学んで成長して、その成果として実績をあげることが求められる。というか少なくともそういう風に形式的に見せる必要がある。この社会の色んなところでみんながそんな儀礼をやっていると思うと少し可笑しい。

グレーバーのいうブルシット・ジョブもこういう話なのかもしれないけど、(他の本はかなり好みだったけど)『ブルシット・ジョブ』だけは読む気にならない。なんか読んでしまうと今後の労働の場面でそういう見方を支配的に導入してしまいそうだから。

講義を視聴し終えて、書籍部でユリイカの三宅唱特集を買う。ユリイカにしてはかなり分厚い。少しずつ読みます。

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