ストーリーのあるお菓子

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記事

ドームケーキが気づかせてくれたこと。

今年のクリスマスケーキどうしようかとあれこれ画像を出していて。そうそう、去年のクリスマスケーキはこれでした、ドームケーキ。

苺(フレッシュフルーツ)と生クリーム、スポンジケーキを組み合わせた、日本に住んでいたら無性に食べたくなる組み合わせのお菓子。

でもみんなが憧れる、いわゆる「ショートケーキ」はお菓子作りに慣れていない方にとって越えねばならぬハードルはなかなか高くて。なのでそこを越えるために

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ストーリーのあるお菓子 ⑧ バニラキャラメルバターケーキ

キャラメルフレーバーって、テッパンですよね。もちろん私も大好きw

自由が丘のパリ・セヴェイユでキャラメル風味のパウンドケーキを見つけ、キャラメル味と焼き菓子に目がないですもの、もちろん即決で購入。しっとりしたバターケーキ生地にキャラメルの苦さがしっかりききながらも、お菓子としての甘さもバランスよく出ていて。

どんなお菓子を作りたい?と聞かれたら、シンプルだけど食べるとハッとさせられて、脳みその

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ストーリーのあるお菓子 ⑦ ボックストライフル

「これだけ多様なお菓子が溢れていても、未だナンバーワンなのが苺のショートケーキ。」なんですよね。

 お菓子作り、特に定番なものを扱うお菓子作り本には必ず紹介されているけれど、実のところお菓子作り初心者にはハードルの高いアイテム。私自身納得のいくものができるようになるまでどれほどの時間と材料費を使ったかわかりません。

 そんな苦労した経緯から、苺のショートケーキの構成…スポンジケーキ、生クリーム

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noteを始めて、教室を始めた頃の事を思い出した

先月からこちらで有料コンテンツの配信を始めて。

意外にもコンテンツを買ってくださる方がいたことに感謝しつつ(ほとんどはうちの生徒さんやサポートをしてくださる方ですが)。

でもでも、まだまだの売り上げを眺めつつも、妙に落ち着いてどっしりと構えながらやることをやろうと決めているのは、自分が教室を始めた頃の事を思い出したから。

ありがたいことに今でこそ、教室を運営しながらなんとかやり繰りして生活し

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ストーリーのあるお菓子 ⑥ N.Yチーズケーキ

(写真は2012年に行ったレッスンのイメージカードより)

雑誌でみた憧れのケーキ

 初めてN.Yチーズケーキの存在を知ったのは、学生時代発行されていた料理雑誌「TANTO」(廃刊)の渡辺みなみさんの連載から。アメリカに在住していることから数多くのアメリカンベイキングを紹介されていて、その後一冊のムックにまとめられて。色とりどりの果物やデコレーションを施された美味しそうなケーキがあったのに、なぜ

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ストーリーのあるお菓子 ⑤ 私がお菓子作りを通して伝えたいこと

私はお菓子が作れて、得したことはたくさんあっても、損したことって思い浮かばなくて。それくらいお菓子作りは幸せをもたらすものだと信じています。

粉や砂糖、卵やバター…素材を駆使して何か一つのものを作り上げることはこの上なく楽しいもの。それが甘くて美味しくて食べるだけで幸せなのに、誰かに食べさせて、喜んでもらうことで自分も幸せを感じる。そして食べた方がまた幸せをいろんな形で返してくれる。お菓子作りを

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ストーリーのあるお菓子 ④ まずはわたしのこと。 長いトンネルを潜り抜けてみえたもの

続けていくうちに、次々と困難や壁は立ちはだかるもの。そのたびに乗り越えていくのだけど、表面上は乗り越えてもなんとなく気持ちがすっきりしないまま気がつくと7年ほど経っていて。その間アトリエの移転と自分自身の病気療養でお休みをいただいたことはあったものの、なんとか続けてこられたのは、私を信じて毎月来てくれた生徒さんや支えてくれた家族や仲間がいたから。

だけど、アトリエを構えて次の目標がみえなかった私

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ストーリーのあるお菓子 ③ まずはわたしのこと。アトリエを構えるまで。

最初にお菓子教室を始めたのが名古屋のとある雑貨屋さんの2階のイベントスペース。そこから岐阜のカルチャースクールもどきの会場となっていた塾の2階、元カフェ店舗だったイベントスペース。どこも大変お世話になったのだけど、お世辞にも優雅なお菓子教室をするには程遠い場所。それでもここでやろうと思ったのは、前職のアシスタント業務でイベントの設営をおこなっていて、ホテルの宴会場や会議室など、ゼロからデモンストレ

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ストーリーのあるお菓子 ② まずはわたしのこと。教室をはじめるまで。

小さな食品関係の事業を営む両親のもとに生まれ育った私。食べることも作ることも好きだったけど、仕事にしようと思えなくて。両親の苦労する姿を見ていたから自分が作って売るということに魅力を感じなかったのが本音。

 大きな転機が訪れたのが、17歳の夏、夏休みを利用して滞在したロンドンで、語学学校で一緒になった日本人学生と話していた時のこと。将来は通訳か翻訳の仕事がしたいと漠然と考えていると語ると「語学は

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ストーリーのあるお菓子 ① プロローグ

「お菓子作りに携わる仕事がしたい」学生時代立ち読みした一冊の本から閃いた私。パティシエには興味がなくて、あくまでもお菓子教室や媒体を使って「お菓子作りを伝える」仕事がしたくて。それから20年以上の時を経て、今岐阜でアトリエ・ドゥ・シュークルという名前でお菓子教室を運営しています。一応個人事業主として生徒さんからいただいたレッスン料でやりくりしています。

 教室を開くまでたくさんのお菓子を習って作

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