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吉祥寺でお店を始めるまでの物件探しについて

お店はブランドを始めて6年目頃の2009年3月ですが、借りたのは2008年の春頃。今回はそれまでのことを。

始めたばかりの2003年〜2006年頃は小平市に住んでいて、吉祥寺の師匠のアトリエに週3日お手伝い、残りの4日は先輩の鉄を扱う工場やデザイン事務所でアルバイトなどをして、バイトの終わった夜〜深夜に埼玉県の工房で時計制作をしていました。

そんな生活を続けた後、2007年頃に武蔵野市へ引っ越し。

パートナーと小さな一軒家を借りて、一階をアトリエにして時計の組み立て作業をここで、工房も引き続き継続して借りていて時計のケースなどの金属加工はそこでしていました。

とっても小さくて外壁もボロボロの一軒家でしたが、吉祥寺の中心までも自転車で10分くらいと住みやすい場所で、とっても気に入っていました。取り壊しが決まっている定期借家の物件だと、内装もある程度なら手を加えてOK、賃料も交渉出来るチャンスがあるのでお店を始める前の準備としては結構オススメかもしれません。

自分もこの辺りから店舗物件を具体的に探し始めました。

2007年頃の当時だとR不動産などの後押しにより、ネットで店舗物件や自分で手を加えられる家などを探すことがかなり楽になりました。吉祥寺に決めるまでも何十件と内見しましたが、当時はお店兼住居も良いな〜と思っていたので、印象残っている物件だけでも

世田谷線沿いの彫刻家のアトリエ物件(平屋で素敵でしたが家賃が高かった...)、中野の商店街の物件(お風呂が無かった...)、小金井の商店街物件(カオスだった...)、国立の集合平屋住宅(素敵でしたが叶わず...)、福生の米軍ハウス(住みたかったけど諸条件合わず...)...

などと、面白い場所も沢山ありました。
ただ、当たり前と言えばそうですが、

立地と家賃、さらにはそこでの軽作業OK(音の問題)をクリアするとなるとなかなか難しいのでした。
自分の場合はネットも参考にはしてましたが、やっぱり直接!と思って不動産屋巡りをしていました。

吉祥寺も色々まわったのですが、個人で借りられる手頃な賃料の物件は当然無く...まずは吉祥寺にこだわらす、通っていたお店屋さんにどうやって物件を借りたのかを聞いたり、色々な街を散歩して気になる物件を自分の目で探す、空いてそうな場所があったら近隣に聞き込みをすることにしました。


次回はお店を吉祥寺に決めたことなどを。
〜画像は当時借りていた一軒家のアトリエの様子。



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