読書記録『歴史思考』
歴史を学ぶ面白さを教えてくれる1冊。
COTENラジオを聴き始めて、歴史は暗記するものじゃないことを知りました。
ひとり1人の物語(ストーリー)があって、それが複雑に絡み合っている…
そんな視点で歴史を学ぶと面白い。
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— 印象に残った言葉・感想 —
歴史を学ぶと常識や価値観が当たり前じゃないことを知れる。
価値観は絶対的じゃなくて、時代や場所によって変わるもの。
いくつもの価値観があることを認める。
価値観に絶対的な善悪がないことを理解する。
その中で自分に合った心地いい価値観を大切にしていきたい。
歴史にとって、人の「行為」よりも「存在」が大事である。
1番興味深かったのはアン・サリヴァンさんの話。
ひとり一人が存在していたことで、小さな影響を与え合っている。
誰か1人でも欠けていたらヘレン・ケラーの奇跡は起きなかったかもしれない。
自分がどこで誰に影響を与えて、逆に自分がどこで誰から影響を受けているのか…
人が存在していることの大きさを知りました。。
「古典」に対して苦手意識がありました。
哲学や倫理学、ちょっと勉強してみようと本を読んでも、内容を自分の中に落とし込めない感覚…
古典から学べることは多いだろうと思いつつ、何度も挫折をしてきました。
今なら、古典を面白く学べるんじゃないかなと思ってます。
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