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アールデコ・スタイル・ラブ

個人的な趣味で訪れた、東京近郊の
アールデコ建築の写真をチョイスしてみました。
トップバッターは千田区神田駿河台、
山の上ホテル。
1954年開業、老朽化のため惜しまれながら
2024年2月より休業中です。
文豪が愛したことで知られますが、
出版会社がこの界隈にあり、
ホテルに缶詰にされて執筆した・・。
という記事を読んだことがあります。

私の母も生前ここが好きでよく宿泊していました。
サロンからすぐ近くで、散歩がてら撮影しました。
立て直しの方針のようですが、
できれば修繕改築でこの姿を残したまま
再生してもらいたいです。

山の上ホテル2021.5.24撮影
アールデコ・スタイルたまりません〜休業が惜しまれます
2022.3月 幾何学パターンのロビー照明。この時はレストランでランチをしました 
山の上ホテル エントランス照明


毎年6月の横浜の山手西洋館での
花と器のハーモニー展では、
各洋館にマッチした器と花々が彩られます。
その中で、港の見える丘公園の近くの
イギリス館もアールデコスタイルです。
1937年英国領事館として建てられ、
建物周囲のイギリス庭園も美しいです。

横浜 イギリス館外観 2022.6.11
イギリス館外観 別角度から
イギリス館・エントランスから
イギリス館・花と器のハーモニー展

港区白金台の東京都庭園美術館も
アールデコスタイル。
1933年に朝香宮邸宅として建てられたそう。
40年前東京に来てすぐに行った美術館で、
40年前は館内自由に撮影できましたが、
現在は建物公開時のみスマホ撮影可能です。
ちょうど今、11/10まで「あかり、ともるとき」
建物公開中のようです。
また行きたくなる場所です。

東京庭園美術館 直線とアールの組み合わせが素敵
東京庭園美術館 別角度
2021.10.東京庭園美術館 エントランス
芸術的なエントランスが素晴らしい
エントランスのガラス装飾
2023.5「 邸宅の記憶」建物公開!
巨大パフェのような照明がユニーク
巨大パフェが気になる
巨大パフェ照明、アングルを変えて撮りまくり
大広間的なリビング?の天井の照明も素敵
ダイニングルーム?だったような記憶
すりガラスのドア
すりガラスと鏡のドア装飾
壁や建具のデザインも凝っています
エレガントな照明 ヌーボースタイルのよう
ポップなミッドセンチュリースタイルな照明
シックなお部屋と照明 落ち着く・・
アイアンのスタンド照明
アールの仕事部屋 くつろぎすぎて仕事にならなそう
階段下から
2階のバルコニーもお洒落


数寄屋橋公園に隣接した、
中央区銀座の泰明小学校もアールデコ。
日本人建築士によって設計され、
1929年に建設されたそうです。


ここからは東京駅界隈の美術館の内部です。
静嘉堂文庫美術館。
アールデコ様式ではないのですが、
建築物は重厚で素晴らしく、
一角のエレベーターエリアが、
アールデコを彷彿とさせるデザイン。

そして先週行ったばかりの
東京ステーションギャラリーの
テンション上がる階段エリアです。

静嘉堂文庫美術館 エレベーター
東京ステーションギャラリー階段エリア
下から見上げた階段エリア


直線と曲線の調和的パターンが立体となった
アールデコ・スタイル Loveです。
結局、幾何学パターンが好きなのです。
幾何学は普遍的な宇宙法則。
2001年にART BOX社から「イスラムの色」という
イスラムの幾何学パターンの写真集を出したり、
仕事でも神聖幾何学ワークをやっています。
最後にちょこっと書籍のPRを入れます。
https://atelierlucere.jp/books/


今まで働き詰めでしたので、
老後の趣味として?身体が動けるうちに、
そして貴重な建物が取り壊される前に、
レトロビルめぐりをしていきたい・・
千代田区近辺に、いろいろありそうです。

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