アールデコ・スタイル・ラブ
個人的な趣味で訪れた、東京近郊の
アールデコ建築の写真をチョイスしてみました。
トップバッターは千田区神田駿河台、
山の上ホテル。
1954年開業、老朽化のため惜しまれながら
2024年2月より休業中です。
文豪が愛したことで知られますが、
出版会社がこの界隈にあり、
ホテルに缶詰にされて執筆した・・。
という記事を読んだことがあります。
私の母も生前ここが好きでよく宿泊していました。
サロンからすぐ近くで、散歩がてら撮影しました。
立て直しの方針のようですが、
できれば修繕改築でこの姿を残したまま
再生してもらいたいです。
毎年6月の横浜の山手西洋館での
花と器のハーモニー展では、
各洋館にマッチした器と花々が彩られます。
その中で、港の見える丘公園の近くの
イギリス館もアールデコスタイルです。
1937年英国領事館として建てられ、
建物周囲のイギリス庭園も美しいです。
港区白金台の東京都庭園美術館も
アールデコスタイル。
1933年に朝香宮邸宅として建てられたそう。
40年前東京に来てすぐに行った美術館で、
40年前は館内自由に撮影できましたが、
現在は建物公開時のみスマホ撮影可能です。
ちょうど今、11/10まで「あかり、ともるとき」
建物公開中のようです。
また行きたくなる場所です。
数寄屋橋公園に隣接した、
中央区銀座の泰明小学校もアールデコ。
日本人建築士によって設計され、
1929年に建設されたそうです。
ここからは東京駅界隈の美術館の内部です。
静嘉堂文庫美術館。
アールデコ様式ではないのですが、
建築物は重厚で素晴らしく、
一角のエレベーターエリアが、
アールデコを彷彿とさせるデザイン。
そして先週行ったばかりの
東京ステーションギャラリーの
テンション上がる階段エリアです。
直線と曲線の調和的パターンが立体となった
アールデコ・スタイル Loveです。
結局、幾何学パターンが好きなのです。
幾何学は普遍的な宇宙法則。
2001年にART BOX社から「イスラムの色」という
イスラムの幾何学パターンの写真集を出したり、
仕事でも神聖幾何学ワークをやっています。
最後にちょこっと書籍のPRを入れます。
https://atelierlucere.jp/books/
今まで働き詰めでしたので、
老後の趣味として?身体が動けるうちに、
そして貴重な建物が取り壊される前に、
レトロビルめぐりをしていきたい・・
千代田区近辺に、いろいろありそうです。
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