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『笑わせる』と『笑われる』

こんにちは。
ちょっと投稿が遅れたのは訳がありまして。

私、最近話題沸騰中の『JOKER』を放課後に
友人とノリで観に行ってきました。

噂では“ちょっと危険な映画”だとか言われてて
予告やら前情報をほぼ知らない状態でシネマへ。

(今日の日記はJOKERの感想でいいかなぁ)
なんて見る前から色々考えていたわけですが

なんだこの映画…

ってなるぐらい いい意味で このコメント。
安易に感想書こうなんて前言撤回よ😇

で、更新が遅れたのはオサボリでも忘れでもなく
『JOKER』の内容の深さに胸打たれ
色々考え込んでしまって日が暮れて日を越して…

で、やっと薄々まとまってきて今に至ると…。

前置きが長くなりましたが本題へ移りましょう!


【『笑わせる』と『笑われる』】

一体急に何を言い出してるんだと。
これ 僕が映画を見た感想の簡単なまとめです。

※この先JOKER本編の間接的なネタバレになる可能性があるので、見る予定の方、知りたくないよって方は今すぐ閉じてください。知らない方が面白いですから!


…閉じましたかね?

えっと一応直接的なネタバレは一切せず
社会問題だとか人間って難しいなぁみたいな
世間話とひっくるめて話すのであくまでも
“間接的なネタバレ”と言っておきます。

みなさん、悲しい という負の感情が、
仮にいくつも積み重なったとしたら
一体どうなってしまうか考えた事はありますか??

例えば 立て続けに
財布をなくした 事故に遭った 好きピと別れた
ペットが逃げ出した
 うんこを踏んだ 
って事が起きたとしましょう。

おそらく皆さん (今日は厄日だな)と思うし
なんなら普通に病んだり落ち込むと思います。

そんな落ち込んだのを回復するために
美味しいものを食べる 寝る パチンコに行く
スタバ新作を飲む 友達と遊ぶ 
とかそういう
負の連鎖を断ち切るために別の感情を介入して
落ち込んだ感情をあやふやに誤魔化すんですよ😇

僕は誰かに話をして、その話で笑ってもらって
病んだのを回復傾向に持っていくわけです。


じゃあ、その笑ってくれてるのって

『本当に笑っているのか』

もっと単刀直入に言うと、

『笑われてる』んじゃないか。

って考えを改め直すともの凄く疑心暗鬼になって
負の連鎖は終わらず落ち込みを加速させるんです。

そうなった時、恐らく人は

普通ではなくなる。

と思うんですけど、簡単に言うと
JOKERっていうのはそういう映画です。


何かを「してもらっている」のと
何かを「されている」では行為自体は同じでも
そこに伴う感情が全く逆の意味になります。

でも基本 幸せな生き物で貧困でない生活をしている人間は無論思考も幸せなので

先ほどの思考は前者の「してもらっている」
なんなら自分のために「してくれている」という
脳内思考がハッピージャムジャムなわけです。

僕はあの映画を観て言葉が出なかったのは
僕も同じように幸せな生き物に含まれているから
いつもと違う感情が移入してくる事で

『普通』ってなんなの?

っていう終わりの見えない問いがグルグルして…
次第にちょっと病んじゃって…

なので作品自体凄く面白くて
監督 俳優共に秀逸で素晴らしいんですが

オススメをしていいのかわからない。

なんなら生活に悩みを抱えていたり
病みやすい 感情移入しやすい 感化されやすい
そういう人は見ない方がいいんじゃないかな。


結局終わりの見えない感想を抱いてて
もう一度観て考え直したいなと
思ってるぐらいの意見のブレ具合なので

正直今これも何を言いたいのか答えが明確にならない、まとまりのない文になってます😭

よく言えば、それぐらい一個の映画に対して真剣に向き合えて悩んじゃう深い映画だってことです。



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