見出し画像

WebARで”待ち時間”をエンタメ化してみよう

本記事は2020年4月20日に投稿されたものです

こんにちは。プロデューサーのグンジです。

今回は、Webブラウザで体験できるARコンテンツのプロトタイプをご紹介したいと思います。

ここ数年で、ARやVRという言葉が浸透してきましたが、どれも専用のデバイスが必要だったりアプリのインストールが必要だったりと、使用するユーザー側としては、若干ハードルを感じるものでした。

しかし、スマホのWebブラウザでできることも広がってきており、ARの実装も可能となってきました。
そんな状況でしたので、アタリでもWeb ARを作ってみました。

こんな感じです。

ARを使う必然性やユーザーの体験価値が何なのかについて考え、
「待ち時間を有意義に使おう!待ち時間といえばカップラーメン!」(食品メーカーが買ってくれるかもという下心を添えて)、というコンセプトで作ったプロトタイプです。

従来、こういった特定のモノに対してAR表示させる場合は、マーカーとなるものが必要となります。
一般的にはQRコードのような図形マーカーを使用することが多いですが、その方法だと商品の上に画像マーカーのシールを貼るなどしないといけないので、今回はマーカーレス型を採用しました。
※正確にはマーカーレスではなく、NFTという自然特徴点を追跡して物体を認識する技術を使っています。

仕組みとしては、カップヌードルのフタをマーカーとして学習させて、画像認識によってフタを認識させ、その上にCGの盆踊りダンサーを表示させています。
連動して音を出すことも可能なので、ついでにBGMも流してみました。

このように、ブラウザでもAR体験ができるようになりました。
アプリに比べると圧倒的に気軽に使えるので、今後、Web ARの活躍の場は広がってくると思います。
自社製品に絡めてプロモーションに活用したり、ECサイトに組み込んでシミュレーターにしたり、実店舗でカタログを表示させたり、と活用方法は様々です。

以上、ARコンテンツのご紹介でした。
Web ARにご興味がございましたら、是非お声がけください。

contact@atali.jp

お待ちしております。