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東京から高知へ・2泊3日超充実旅ガイド[タイムスタンプ付]~2日目前半

(「1日目」を未読の方はこちらから。)

2日目の概要
(前半)四万十市~足摺岬~土佐清水市~ジョン万次郎記念館
(後半)竜串~四万十川の沈下橋群~中村駅~須崎市
以下の目次(タップ/クリックで各項目に飛べます)が本稿2日目前半の詳細になります。

6:41 太平洋に上る日の出を目指して

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日の出が6:50と聞いて向かったのがこちらの「道崎展望台」。宿泊した「しまんとの宿」からも歩いて行けますが、何せ寒いし暗いしなので車で向かいました。(上の写真は日の出後の7:13撮影)

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6:40でこの状態。既に日が出てしまったのでは?と疑いましたが、この時点ではまだ太陽は水平線の下です。冷たい風が吹きつける、日の出前の震える寒さ(7~8℃くらい?)の中、ひたすら日の出を待ちます。

10分後にようやく地元の方と思われるおじさんが来られましたが、それまでは人っ子一人いません。あまりの寒さに、この旅で話す初めての他人(お店や宿の人以外では)となるこの地元のおじさんに一言「無茶苦茶寒いですね…」と話しかけました。向こうも寒くてうなづいただけでしたが(笑)。

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(左がそのおじさん)

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6:48、ようやく上ってきた!!と思いましたが、低層に雲があってなかなか太陽が顔を出してくれません。

その間に見えている上空の雲もすごくきれいです。

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この後しばらくして…ようやく日が昇りました!!

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実際に太陽が姿を現したのは、日の出予定時刻よりも18分も後の7:08。太陽に照らされた太平洋の波がとてもきれいです。

さて、日の出が見れたので、さっさと車で宿に戻ります。今日もこのVitzが旅のお供です。

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宿に戻って一風呂を浴びてから、食堂での朝ご飯はこんな感じ。

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量も多すぎず、身体に優しい感じの素敵な朝食でした。

9:10 四万十川河口と太平洋を見下ろす絶景の遊園地(但し無人)

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宿からすぐのところに、絶景の遊園地「土佐西南大規模公園わんぱく広場」があったので早速寄りました。上の写真の右側に見えているのが四万十川の河口です。

この遊園地にはロングローラー滑り台が2基ありました。

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普通なら40過ぎのオッサンは到底滑らないところですが、何せ他に誰も居ません。滑らないなんてもったいない!狭い幅に尻を押し込んで、思いっきり楽しんできました。でもこれって、摩擦熱でお尻がちょっと痒くなるやつなんですよね…。滑り終わってから思い出しました。

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さて、ここから長い一日が始まりました。
朝日に照らされた静かな漁村を横目に見ながら、一路足摺岬を目指します。

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9:39 四万十川の河口付近

四万十川の最下流、河口付近ともなると水の流れは穏やかです。天気は今一つですが、静かな光景に心洗われます。

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ここから目指す足摺岬へは、ずっと海や川沿いというわけではなく、かなり山の中に入ったり海沿いに出たりと目まぐるしく変わる景色を見ながらの長距離のドライブになります。

10:36 足摺岬

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1時間ほど運転して、ようやく足摺岬に到着。車やバイクが何台か停まっていましたが、いずれもやがていなくなり、ここから展望台に向かって歩きます。

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展望台への入り口に立つのは、このすぐ近くが出身地の中浜(ジョン)万次郎の像です。表示を見なかったら坂本龍馬と間違える人もいるかも知れません。
展望台へは少しの歩きで到着。これぞ、私が小学生の頃から憧れていた足摺岬の黒潮です。

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残念ながら青空のもとでの訪問とはなりませんでしたが、雄大な眺めと潮騒の音を独り占めできる体験はそうそうありません。
足下の海の色も、濃く深い青色です。

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途中、女性のライダーらしき方が一人でこの展望台に上がってきました。この静寂の空間で無言なのがいたたまれなかったのか(怪しまれた?)、「シャッター押しましょうか?」と言ってくれました。これが2日目にしてお店以外での2人目の会話で、今回は初めて話しかけられました。自撮り派なのではじめ遠慮したのですが、よく考えたら撮って欲しいのだろうと思って、お互いにスナップを撮ってきました。
ちなみに、もう少し先の展望台には親切にも自撮り用カメラ・スマホ台が用意されてました。

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崖下の柱状摂理も見事です。

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パノラマだとこんな感じ。

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その後独りでの雄大な景色と灯台までの散歩を堪能し、徒歩で次の目的地、金剛福寺に向かいます。

12:11 四国霊場第38番札所 金剛福寺

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こちらは前後の札所からかなり距離のある札所ですが、かわいらしい亀の石像のあるお寺で、きれいに整備されていました。

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土地柄、鰹と鯨も彫られていますね!

お守りを買うときに社務所で聞くと、やはりオフシーズンの平日だからここまで空いているとのことでした。
さて、そろそろ腹が減ってきたのでお昼ごはんへ移動です。

12:15 御食事処あしずりでの昼ごはん

お昼はあらかじめ調べておいた「御食事処あしずり」へ。お目当ては、昨日食べた鰹ではなく土佐清水市の名物「清水サバ」です。
お店の前の駐車場が満車だったので、裏手に回って他人の家の前?みたいな第二駐車場へ。
入ってみると、まさに「地元の人に愛されている食堂」という雰囲気でほぼ満席です。
唯一空いていた入り口脇の御一人様席を確保して、サバたたき定食をチョイス。さらに見てみると、観光客向けの「龍馬パスポート」を手に入れるには「宗田節の大根サラダ」の注文が必要とのこと。これも追加してみました。
待つこと5分、サバたたき定食が来ました!

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サバのアップ写真はこちら👇

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遅れて注文した宗田節の大根サラダが来て、これまたすごいインパクト!

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既にメインを食べ終わっていましたが、これが頼んで大正解!この量ですが、高知の甘いトマトも美味しくてあっという間に食べきりました。
さて、次は龍馬パスポートを入手しに「ジョン万次郎記念館」へと移動です。

13:15 ジョン万次郎像

ジョン万次郎記念館へは車ですぐですが、途中道の駅「土佐清水くろしお市場」でお土産を買ってから行きます。
その後行ったジョン万次郎記念館前のモニュメントがこれ!

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すごい迫力です。人の大きさが実物大と言えばその規模感が伝わるでしょうか。

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一応Google Mapで口コミを見て面白そうだから寄ったのですが、これが記念館から離れたところにポツンと置かれてるという…高知は奥が深いです。

さて、ジョン万次郎記念館では、ほぼ日本最古のグローバル人材(とならざるを得なかった)である彼の生涯についてゆっくり展示を見て知りたいところだったのですが、時間がないので龍馬パスポートだけゲットして先を急ぎます。

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これで各地でスタンプをもらいながら割引サービスを受けられたりします。

さて、この時点で13:23。18:00までにレンタカーを返さないといけない中、まだまだ見どころの多い2日目です。「2日目後半」は別の記事にして続けます。どうぞお楽しみに!

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