(私を含め)やりたいことがわからない学生のための将来の決め方

こんにちは。Ataktsです。今回は少し様変わりした内容になります。

私は昔「フリーター。家を買う」が好きで特にドラマは毎週欠かさず見ていました。その中でも第6話でのある場面が印象的です。

父親が若い女性と会っているのを目撃した武誠治(二宮和也)が大悦土木社長の大悦貞夫(大友康平)に父親の不倫を相談した時に大悦貞夫がかけた言葉です。

「仕事も家庭もそれなりにやってた。

でも、俺の人生このまま終わっていっちゃうのかなって思うと、

いてもたってもいられなくなっちゃう時、あるんだよな。

親父さんのこと、

残りの人生が見えちまった中年が、焦って足掻いてるだけだと思ったよ。」

私は不倫する人は大嫌いですが、これを聞いた瞬間、「あ、将来の自分だ」と思いました。

「私のやりたいことって何だろう？」私の祖父は「自分がやってきた仕事は本当にやりたいものじゃなかった」と愚痴を孫（私）に溢し、趣味もなく、四六時中お酒を飲み続ける晩年でした。このままやりたいことがないままとりあえず時間を過ごしていったら、歳半ばになった時、「俺の人生このまま終わっていっちゃうのかなって思う」ような状態に絶対なると思いました。

私は、中年になっても今の人生で後悔がない！と思えるように突き進みたいです。もちろん完全無欠な人生はないと思いますし、目指してもいないのですが、寿命が来た時に過去の自分を褒めることができる人生にしたいと思っています。ただ、私も含めて私の周りの友達のほとんどがやりたいことがない、わからない、やりたいことがあっても自信がない、学生ばかりでした。

今回は一緒に将来の決め方について考えてみませんか？

1-a. やりたくないことはわかる

やりたいことがない、または自信がなかったとしてもやりたくないことはわかります。例えば私は政治学には縁がなかったので、どちらかといえばそのような勉強はしたくないと言えます。そうやってやりたくないことを省いていけば「まあやってもいいか」程度のことが見えてくるのではないでしょうか。

1-b. やりたくないこともわからない場合は

私は勉強でもスポーツでも音楽でもそこそこのレベル、熱意で乗り越えてきました。その中でやりたくないことって何だろう、となる時もあります。その場合は何か一つのことを一生かけてずっとやっている自分をイメージしてください。その時の自分はそれに飽きていますか？飽きていると思ったならそれはやりたくないことに分類できると思います。

2. めちゃくちゃ抽象的な目標の確認

本当に曖昧で良いと思いますが、何か目標はありますか？例えばよく私の身の回りで聞くのが結婚したい、一軒家に住みたい、犬を飼いたいなどです。そこから少しずつ将来図を考えていくのはどうでしょうか。

ちなみに私は何らかの形で自分の名前を自分が死んだ後に残したいです。それがささやかなものだとしても自分がいた証拠が欲しいと思っています。私が積極的に学会発表に参加しているのもそのような理由からです。

3. やってもいいかと思うことは少しかじってみる

私はとにかく何事も少しやってみて判断しました。例えば私は理系ですが、経済学のゼミにお邪魔したこともありますし、図書館情報学のゼミにもお邪魔しました。趣味の分野ではゲームの大会に参加、見学したり、行き当たりばったりの旅行をしたり、何となく絵を描いてみたりしました。

その中で「図書館情報学は自分には難しすぎる」だとか「旅行は好きだけど自動車運転は苦手」だとか自分ができなくても良いかなと思えることを見つけていきました。そしてそれをやりたくないリストにぶち込み、逆にこれなら楽しいかなと思えることをやりたいリストに入れていきました。そのように体験をしてみて判断するのはいかがでしょうか。

4. 趣味にするか仕事にするかそのバランスを考える

人生の一生の内、仕事に充てる時間は大体3分の1と聞いたことがあります。私はだからと言ってただ楽観的に好きなことをすればいいんだ！と考えているわけではありません。給料は？世間体は？労働環境は？当たり前のことになってしまいますが、様々なことを考えながら自分の仕事を見つける必要性があるように思えます。「自分はYoutubeが好きだからYoutuberになるんだ！人生一度きりだからね！Youtubeに集中したいから大学も辞めるし、内定も辞退する！」とかいうのは半面正しいですが、もう半面は正しくないでしょう。

仮に動画配信が好きだったとしたらどのようなアクションが好きなのかを考えてみてください。編集が好きですか？撮影が好きですか？配信者や出演者が好きですか？編集が好きならデザイン系の仕事はどうですか？撮影が好きならカメラマンになっている自分を想像できますか？そのようにして少しずつ決めていけば良いのではないかと思います。

5. 最後に

私は今大学院の修士ですが今の研究がとても楽しく感じています。ただ、それこそそれを仕事にする難しさを痛感しています。ですのでそれが無理だと感じた場合、中学高校の教員もありかなと思っています。それこそやりたくないリストに入っていないので(教員志望の方、教員の方、ごめんなさい)。ただ、今はなんとかそんな状態になっているものの、これからやりたいことがなくなる可能性もあります。そんな時は私がこの記事を見直します。

ご覧いただきありがとうございました。