35歳からの株式投資

バリュー投資やってみます。

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  • 銘柄研究①インプレスホールディングス

    インプレスホールディングスの企業分析です。業界の構造と将来性を自分なりに分析して、投資をするか判断します。

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暴落時の対処法

暴落時に株を保有している投資家が考えるべきことは 何故その株を買ったのかを再度自問することです。 一言で言うとあなたの投資に基準はありますか? ①基準がない 何となく、お金があったから、ブログやツイッター、掲示板であがると言われていたから。もしこういった理由でその株を買っていたとしたら、悪いことは言いません、すぐにその株を売ってください。 ②基準があっても曖昧、自信が持てない。 PERが低い、配当利回りが高い、株価が解散価値を下回っている。信用できる人が勧めている

    • 自分の中の赤い炎と青い炎

      「投資で成功してお金持ちになり、人が羨む自由な暮らしがしたい」、「誰にも負けないくらい仕事ができて、成果を出し、誰よりも早く出世したい」、「家族に愛され、女性にモテて、人間関係で常に求められたい」・・その他もろもろ。 今まで自分の欲望をモチベーションに、妄想、想像力というガソリンを注いで、常に頑張ってきたつもりでした。はたから見るとエネルギッシュな人、人生を謳歌している人に見えていたかもしれません。しかしそれは例えるなら赤い炎に全身を包まれ、自分自身の身を焼き、周りに火の粉を

      • 感情に点数をつける。

        漠然と気分が乗らない、嫌なことがあった、不安を感じた時に、私は気分に点数をつけています。 朝起きて、あ〜眠い、しんどい、仕事行きたくない、今日は最悪だと言う時に、 あっ〜今90%眠い、85%しんどい、88%仕事行きたくないわ、今日は75%だなと考えるようにしています。 効用は2つあって、1つは数字化することで反対の気持ちを考えられることです。今日は最悪だと思ってしまえば、悪いことしかありませんが、今日は75%気分が悪いと考えると、おっ、25%は気分が良いからそこまで最悪

        • 自己責任論と自覚的な生き方

          結果に対しての責任は、全て自分にあるという考えは少し厳しいので、自分はせめて自覚的に生きていきたいと思います。 自分が何を選んでいるかということを明確にしているということです。 家族→独身の気楽さ、自分1人のために使う時間、お金。 今の仕事→別の仕事、上司、人間関係。 その他 余暇の時間の使い方、言葉使い、他人への態度。 別の言葉で言うと自分自身に向き合うこと、自分が何をしているかを嘘偽りなく捉えることが、自己責任の第一歩だと思います。

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        • 銘柄研究①インプレスホールディングス
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          焦りや不安との私の向き合い方

          おはようございます。 焦りや不安、嫉妬、嫌悪感といった負の感情って、できるだけ無くしたいですよね? 私は特に仕事終わりになぜか強烈な焦燥感を感じていました。 この感情をなくしたい、自由になってこんな感情を感じないようにしたいと常に思っていました。 ポジティブに考える、リラックスをする、忘れるといった形で常に状況を変えようともがいて戦っていました。 自分の思い通りに動かない会社の人、家族が悪いと捨て鉢になることもありました。 ある日ふとこんな考えが浮かびました。焦り

          焦りや不安との私の向き合い方

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス⑥〜書店の動向〜

          書籍、文具店の売り上げ(日経MJ2019年発表) 順位1位 カルチュア・コンビニエンス・クラブ<TSUTAYA、蔦屋書店>(東京) 売上高(百万円)360,657 伸び率(%)30.4 経常利益(百万円)19,651 順位2位                   紀伊国屋書店(東京) 売上高(百万円)103,144 伸び率(%)▲0.2 経常利益(百万円)1,356 店舗数 70 順位3位                   ブックオフグループホールディングス(神奈川)

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス⑥〜書店の動向〜

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス⑤〜取次会社の動向〜

          まず取次会社の現状ですが、大手2社の業績です。 日販グループ(連結子会社数26社)の2019年度中間決算の売上高は250,820百万円。 雑誌・書籍の店頭販売の落ち込み、廃業店等の増加により5.0%減、13,238百万円の減収となりました。 営業利益は、取次事業、小売事業を中心に固定費の削減に取り組んだ結果、全体では1,072百万円(対前年88.3%増)となり、503百万円の増益。経常利益は1,116百万円(対前年73.6%増)となりました。 特別利益1百万円、固定資産

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス⑤〜取次会社の動向〜

          メモの魔力(前田裕二氏著)を読んで

          最近読んだ本の中で行動が変わったと言う点でNO1の影響力があった本です。 読み終えて3日ほどですが、すでにメモの効果を実感しています。 もっとも効果があったのが、上司との人間関係の変化です。 今うちの会社では一部在宅勤務が始まっています。ルールでは始業時間の9時には在宅勤務者は一度会社に電話を入れることになっています。 上司からは9時に一斉に数人から電話があっても一度に対応できず困るという話がありました。 以前の私なら「そうなんだ、確かに困るな」という程度で考え、で

          メモの魔力(前田裕二氏著)を読んで

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス④~出版社の動向~

          前回までで、出版業界は人口減少によるパイの減少(趣味や嗜好の変化)、Amazonの参入、電子書籍の拡大という大きな変化が起こっていることを見てきました。 その中で①出版社、②取次、③書店、④Amazon、⑤電子書籍関連業者はどのような動きをとっているのか、また将来どんな状況になりそうなのかそれぞれ仮説を上げて見ていきたいと思います。 上位、下位の会社の動向にフォーカスしてみていきます。 ①出版社の今後の動向1)全体の動向 まずはこちらの記事から 出版社売上高ランキン

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス④~出版社の動向~

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス③〜Amazon参入と電子書籍の拡大

          前回までで、出版業界の基本的な構図を見てきました。人口が減少していく中では本を読む人の数が絶対的に少なくなっていくわけですので、出版業界は今後全体のパイが減少する中で、各プレイヤー間の体力勝負、資本力の勝負になるのではないかと思います。 さらにこの環境に拍車をかけそうなのが、アマゾンの「買い切り」方式での出版業界への参入と電子書籍の拡大です。 アマゾンの「買い切り」方式がなぜ脅威かというと、これまで出版業界の拡大を支えてきた2つの制度を壊す可能性があるからです。 それは

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス③〜Amazon参入と電子書籍の拡大

          銘柄研究NO1 インプレスホールディングス② 〜業界のメインプレイヤー〜

          今でこそ、大きい書店には検索用のパソコンがあり、本も探しやすくなりましたが、以前はお店によって出版社順や、著作者名順、題名順などバラバラに並んでおり、探すのが大変だなと思っていました。逆から考えると、書店員の方は、新しく届いた本を所定の位置に並べ、引き揚げるべき本を売り場から探して回収することになります。自動販売機のように、検索した本が自動で出てくる仕組みがあれば、本の並べ替え等なくなり楽になりませんかね?とはいえ表紙を見ながら本を選ぶ楽しみもあります。 さて出版業界は、こ

          銘柄研究NO1 インプレスホールディングス② 〜業界のメインプレイヤー〜

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス① 出版業界の現状

          出版会社の売上と利益の理解のために業界の現状を調べてみます。 まずは、出版業界の市場規模 出版業界の調査・研究機関である(公社)全国出版協会・出版科学研究所(所在地:東京都新宿区、理事長:浅野純次)は2020年1月24日、『出版月報』1月号において2019年(1~12月期累計)の出版市場規模を発表しました。 紙と電子を合算した出版市場(推定販売金額)は、前年比0.2%増の1兆5,432億円。紙の市場は同4.3%減少しましたが、電子出版が同23.9%増と大きく成長したため、

          銘柄研究NO1インプレスホールディングス① 出版業界の現状

          銘柄研究NO1 インプレスホールディングス〜四季報と分析の切り口〜

          設立は1992年 上場は2000年。 ネット関連出版の草分け。デジタルコンテンツ強化。 IT43%。出版のプラットフォーム絶好調。 株価135円、時価総額約50億円。 仕入れ 大日本印刷、凸版印刷 販売 日本出版販売 トーハン 競合 スターツ出版 昭文社 SEH&I 自己資本62.4%  有利子負債555百万円  ROE予定4.1%  営業CF 50百万円 投資CF242百万円 財務CF -418百万円 現金等4,312百万円 切り口①売上、利益の理解。

          銘柄研究NO1 インプレスホールディングス〜四季報と分析の切り口〜

          2万円で買える株シリーズNo1  9479インプレスホールディングス① 〜導入〜

          3月末には給料が入るため、個人資産が2万円になります。(手元の現金1万円は除く) 自身の勉強と忘備録のため、少しずつ銘柄の研究をしていきたいと思います。 注意取り上げる銘柄の内容や情報には細心の注意を払いますが、思い込みや誤った情報が含まれている可能性があります。 特定銘柄の買い煽り、推奨が目的ではありません。あくまで私が投資したいかどうかという個人的な観点から見た考え方の提示です。分析時点では、自分と、自分が影響力を持つ家族、知人等が該当銘柄を保有していることはありま

          2万円で買える株シリーズNo1  9479インプレスホールディングス① 〜導入〜

          10記事目〜noteを始めたきっかけと今思うこと〜

          私がnoteを始めたきっかけは、俗に言う株式市場でのコロナショックの発生と自身の再出発の時期が重なったことです。 倹約家の家庭で育ち、高校、大学と進ませてもらい、一般的には恵まれた人生を歩んでいた私が、株式投資で2000万の損をして、借金に苦しみました。それまでの私は周囲に合わせて常にニコニコしていましたが、心の底では自分が本気を出したら絶対に成功する、聞いてもいないアドバイスなんていらない、いいから好きにやらせてくれという思いを常に持っていました。新卒で入社した会社で仕事

          10記事目〜noteを始めたきっかけと今思うこと〜

          私の投資基準③〜市場との向き合い方〜

          バリュー投資の儲けのイメージ 理論株価1500円の会社を現在の株価1000円で購入。 3年後 株価2000円で売却。年率約26%の儲け。 将来が不確定である以上、市場が完璧に効率的であることはあり得ません。 同様に自分の考える理論株価通りに市場が動く確信もありません。 自分ができることは揺れ動く市場の中で、企業価値という一つの指針のもと、不確実性にかけることだけです。 だからこそ、その危うさを自覚し、リスク管理をすることが、株式投資をする最低限のルールだと思います

          私の投資基準③〜市場との向き合い方〜