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3.はじまりの種その3(私のアイデアノート)

開発ものがたりのつづきです。

●このnoteを書いている私(cocoro)とアスモスマイルの簡単な自己紹介はこちらに≫

●開発ものがたりの前回(2)はこちらに≫


退院後にも体調記録をつけていましたが、その体調ノートとは別の大きなノートに入院中から考えていたアイデアを忘れないようにと、どんどん思いついたことを書き出していきました!

  ↘コチラが私の「アイデアノート」です↘

中はこんな感じで、気になる新聞記事とかがあれば、スクラップもしてました。

(劇症肝炎の)退院後はほとんど寝たきり状態が続いていたので・・・(涙)自分で動けないからできることもほとんどないし、目が覚めている間は、この大きなノートを広げていろいろ考えては思いついたアイデアを書いていました。

特許もとりたいと思って、多少動けるようになってからは、ノートパソコンを開けて・・・


そうそう、私は全身性エリテマトーデス(SLE、難病)という自己免疫疾患の持病があるのですが、SLE発症後に治療薬が原因の「薬剤性劇症肝炎」も起こしまして、その時は本当に、救命率1%ほどと言われるほどの絶望的な状況で死にそうだったのです。

救命センター入院時は、毎日、必死に一分一秒を生きるような状態だったので、うろたえてたからというか、

身体も脳みそも超非常事態で、頭がパニックになったからなのか・・・

入院前の日常生活での出来事とか、命に関わりのないことは、結構な割合で、私の頭の中からキレイさっぱりと消去されてしまったようで、忘れてしまっているが多いのですよね。。。(不思議と入院中のことは鮮明に覚えてるんですけど)


それなのに・・・、パソコンのキーボードは、体が覚えていたのか、すんなりブラインドタッチできたんです!その時は感激しました~(#^^#)



あ~、家に戻ってきたんだなぁ・・・元の生活に近づくことができるんだなぁ・・・って、キーボードが違和感なく打てた時、私は生きた心地がしました。

入院前までは、毎晩毎晩、夜中遅くまで修士論文を書いてたんですよね。書き上げたとたんに、高熱でぶっ倒れてしまって、それから怒涛の2年間(入退院を繰り返していました)

パソコンのキーボードを打つという、大したことのない行為をすることで非常事態から普段の生活に戻ってきたような感覚になりました。



そして、話を戻して・・・、

このノートにはどんどんアイデアをため込んでいきました。

いつか、体力ついたときに実現させたいと思って、希望を膨らませていました☆(^^)☆


もちろん今でも、いつも手元にあって、見返してますし、まだ書くページが残っているんですよね☆私の宝物の一つです☆☆

これらのアイデアがどのように形になっていくか・・・☆

まだ連載は続きます。


実際に形になったものは、こちら前回noteの下の方に画像があります≫


また、WEBショップで販売しています!退院後からずーっと考えて考えて・・・アイデアノートに書き続けていたいろんなアイデアのうち、少しずつ商品化していっています。

患者視点で闘病療養に役立つものを目指し企画制作しています!よかったら覗いてください。

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つづく≫「はじまりの種4~見た目はフツーの女子高生。だけど血が止まらない病気だったのです~」



                 

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