へこみすぎてふて寝した自分
やはり家しかないのか…
今日は小1のHSCな息子くん、放課後デイサービスの日だったのだけど。
「行けない。もう行きたくない。」
ああ、やっぱりか、と思った。
利用を始めて5回目。
ここもやはり「第2の居場所」にはなり得ないのか…
利用に至る長い道のりを思うと、簡単に諦めたくはないと思う反面、本人がいやなら、行く意味がないという現実。
家がいいなら家でいい。
そうは思うのだけど、「ひま、ひま!」と母につきまとうのを見るにつけ、家しか知らなくて、母しか友達がいなくて、それでいいわけないよな~と、思ってしまう自分がいて。
放課後デイサービスとは?
<Wikipediaより>
児童福祉法を根拠とする、障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。「障害児の学童保育」とも呼ばれる。略して「放デイ」。
HSCは障害ではないので、療育は必要ない、のかもしれない。
そうかもしれないけど…
・こだわりが強くて学習をいやがる
・敏感すぎて対人関係が難しい
これって自閉症スペクトラムとも似ていて…
例えば「お友だちがいじわるするから遊べない」と言ったときに、「それは本当にいじわるだったの?」と聞けば「そんなつもりじゃなかった」と言われる事がけっこうあるはずで、そんなときはこうする!っていう対応のパターンが身に付いたら関わりやすいかなと考えた私。
人の気持ちを理解できる点では、お友だちとの関わりも場数を踏めば慣れていくはず…なのに、慣れる以前にまず関われない。
「それなら、ソーシャルスキルトレーニングがいいかもしれないね」と人から聞けば、ちょっと試してみたいと思ったわけで。
だから、「ソーシャルスキルトレーニングを受けさせたい」というのが、放課後デイサービス利用の目的だったのだけど…
スタッフさんに心を開けない
居心地のいい場所っていうのは、本来の自分の姿でいられる場所。
だから、スタッフさんを心から信頼できないと、居心地が悪くて緊張しちゃう。
それができるかどうかが不安だったのだけど…やっぱ無理なのかな…
こんなに優しく接してもらって、一度も否定されることなく、寄り添ってもらっても…
なんとなく他人行儀なお付き合いしかできない場所は、行くこと自体がストレスなのね…
そんなの私だって難しいもの…一緒にいて心から楽なんて、そんな相性いい人、なかなか見つかるもんじゃないって。
ここまでやったのに…
思えば長い道のりだった…
・相談
・病院の受診と診断書の受け取り
・受給者証を作ってもらうための市役所の手続き
・施設の見学
・個別支援計画を作ってもらう事業所とのやりとり
・利用する施設との契約のやりとり
どれほどの人に時間を割いてもらったのだろう…
利用にも慣れるまで慎重に回を重ねてきたのに…
3回目までは母とスタッフさんと3人で遊び、4回目では母と別れスタッフさんと過ごすことができ…
そして5回目は「行きたくない」ときた。
それでいて「ひま!」の連発。
関わってくれた支援者の方に申し訳なくて、いい方向に導いてやれなかった息子にも申し訳なくて…
このままおとなしく二人で家にいるのがベストなのかな…
だけど息子のひま攻撃に耐えられる自信もない…
考えがあれこれめぐりすぎて、ゲームしてる息子の横で、こたつでふて寝してた母だったのでした。
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