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新卒2年目の軌跡 PRとCSと

今年も、マーケからCSへの異動、NHKの放送、全社イベントの企画など色々あった1年だった。

1年の振り返りを備忘録として残しておこうと思う。

1月・2月・3月

<1月〜3月のできごと>
・LabBaseのコアバリュー策定
・Fun Group 取締役COOのShuさんにお話を伺う
・HR総研さんとの初
アンケート共同調査

・LabBaseのコアバリュー策定

1月はマーケチームでLabBaseのコアバリューを作ろうと動き始めた月だった。マーケ/PRのロードマップを作成する上で、どんなメッセージが最も刺さるのか。これを明確にするために今のLabBaseの中心にある価値についてインタビューやアンケート調査をもとに定義した。

企業は13社、学生は11名にインタビューを実施し、初めて外部のアンケート会社に依頼して認知度調査なども実施。

誰に、何を聞くか、どうやって社内に浸透させるかを考えるのが想像していた以上に複雑で難しく、そして社内でも経験がある人がほとんどいなかったため、本を読んだり社外の方に相談したり、常に試行錯誤しながら進めた。

社内でワークショップを実施したり、チームで何度も議論したりして、こういう人がロイヤルユーザーだね、だからこれがLabBaseの価値だよねというのを少しずつ決めていった。

私は新卒入社ですぐPR担当になったので、企業の人事さんと関わる機会が少なかったが、こういった機会があったおかげで、それぞれの企業様がどんな背景でLabBaseを利用してくださるのかを直接伺うことができ、とても勉強になった。

メディアの方と話す際にもより具体的な話ができるようになったと思う。

社内浸透に関しては、いよいよ全社展開というタイミングでコロナウイルスの感染拡大が問題となり事業の方針検討などもあり、当初やりたいと思っていたことがやりきれなかったので悔しさが残っている。

これらの裏(?)で2月には過去最高本数の月6つのプレスリリース公開をしたりも。

・Fun Group 取締役COOのShuさんにお話を伺う

業務とは別で印象に残っているのは、社内のワークショップの一環で社外のすごい人に話を聞きにいってくるという宿題があり、以前から一度お話しを伺いたいと思っていたFun GroupのShuさんにお話を伺いに行ったこと。

話を伺ったその日のlookback(社内日報)を見返すと入社後1番の衝撃だったと書いてあったのだが、それぐらいの衝撃だった。

何が衝撃的だったかって、Shuさんは私くらいの年の頃、週に3日は22:00-4:00で思考する時間をとっていて、その日の疑問や問いを次の日に持ち越さないようにしていたと...。

ハードさもだがこのエピソードで私が衝撃を受けたのは、Shuさんの仕事への執念。自分もこのレベルを目指さねばと思いました。

その日から週に何日かは終電で帰って2時までガスト...という生活に笑(コロナになってからリズムが変わってしまったので実質2ヶ月くらいかな...)

ちなみに今でもSlackの名前の横に格言として刻んでいます(結構厳つい笑)

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・HR総研さんとの初共同アンケート調査

東洋経済で記事になっていたHR総研さんの調査リリースをみて、LabBaseでも同じように調査できないかな?と思いすぐに連絡。面会の機会をいただき共同調査ができることに。

2月に1回7月に1回と共同調査実施の機会をいただき、1度きりでないご縁となったのが個人的にはとても嬉しい。(7月のアンケートはアンケート経由で日経さんからもお問い合わせが!それも嬉しかった!)

来年はより面白いアンケート調査ができたらいいなと。(今年はMy Referさんの調査リリースがすごく話題になってたので、あんなふうに話題になる調査を実施したい!)

📝 1月から3月の主なメディア掲載 📝
日経ビジネス 1分でわかる「起業家たち」のリンカク
(BASEの鶴岡さんの動画を見て、これに出たい!と心の赴くままアプローチしたのがきっかけだったので、出演させていただくに至った時はとても嬉しかった)
東洋経済 1000人調査で見えた「理系院生」の就活のリアル
(これが上記HR総研さんとの初共同調査からの寄稿。お客様からの反響も)
読売新聞朝刊「就活ON!」
(初読売新聞掲載だったのですが、リリースしたばかりのオンラインイベントLabBase Nowを取り上げていただき、コロナ下での就活スタイルの発信にもなった)
TOKYO STARTUP DEGAWA
(長めの尺でのTV出演は初めてで準備から諸々とても勉強に。いろんな人の協力あっての撮影となった。出川さんとてもいい人だったなぁ。)

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4月・5月・6月

<4月〜6月のできごと>
・マーケチームのサポート
・マーケからCSへの異動
・全社イベントMJSシェアリングデーの開催
・なべさん、おさよとの1on1開始

・マーケチームのサポート

4月はコロナウイルスの影響もあり、PRの方針が定まりきらない中で、マーケチームのサポートに徹する形に。

過去商談企業様にTELして採用の状況を伺ったり、ウェビナー開催のサポートをしたり、共催ウェビナーの企画を進めたり、WP作成したり、理系人事さんとのオンライン飲み会を開催したり...

コロナの中でチームや会社としても試行錯誤であったというのもあるが、マーケの知識や経験が足りず戦力になりきれなかったり、PRは何をすべきかに答えが出なかったりという状況が続き、悩んだ期間でもあった。

・マーケからCSへの異動

そんな中、5月にCSチームへの異動の声かけがあり、CSチームへ異動することに。

最初は何でもやりますで入社した私だったが、1年間PRをやってみてPRもっと突き詰めたいという思いもある中で、異動の相談を受けた時は正直とても複雑だった。ただ、PRを突き詰める上でもどこかで必ずお客様と接する仕事を経験したいと思っていたので、これはチャンスでもあるなと思い、CSに飛び込むことに。

(一方でPRの担当者はいない状況だったのでぬるっと兼務に)

CSになって最初に一番悩んだのがお客様との接点の数をいかに増やすかだった。(今となっては、なんて悩みだ!という感じです笑)

お客様理解のためにも当時は商談の数を追っていたのですが、意外と商談を増やすのが難しく、最初は手持ちぶさたな期間も。

そこから、少しずつ自分がお客様に提供できることが増えてきたり、逆にお客様からご要望をいただけるようになったりで忙しくなっていった。

・全社イベントMJSシェアリングデーの開催

MJSというのはミッションビジョンバリュー・事業戦略・組織戦略の頭文字で、MJSシェアリングデーというのは、全メンバーが船長室に上がるというのをコンセプトにそれらの理解・浸透を目的としたイベント。

創業期から半年に1回実施していた全社合宿の企画に手を挙げたのがきっかけで全社イベントの企画をすることとなり、企画を進める中で今後は別の形で実施することとなり、MJSシェアリングデーというイベントが生まれた。(この変遷も結構大変だったなぁ)

今の全社の課題は何か、参加するメンバーにイベントを通してどうなって欲しいのか、どういう内容にしたらそれが実現できるのかなど何度も何度も考えた。

この会は7月9月と2回開催したが、すごく私を成長させてくれた機会だったと思う。

・なべさん、おさよとの1on1開始
入社時の私の上長だったなべさんと上記MJSの設計をしていたが、その相談も含め週に1回1時間の1on1をしてもらうことに。

会の設計以外でも、仕事に対する悩みを色々と相談させてもらった。

1on1をする中で、自分自身も誰かの成長のサポートができるようになりたいと思うようになり、CSの後輩のおさよと週1、30分の1on1を実施することに。

この1on1は年末までずっと続けられて、それがまずは良かったなと思う。また、1on1で相談にのる中で、自分自身も悩んでる/悩んだことがあることを客観的に捉える機会になったのも良かった。

自分がなべさんに相談したことに近い悩みもあって、自分自身がアドバイスをもらった言葉を反芻する機会にもなった。

📝 4月から6月の主なメディア掲載 📝
毎日新聞 36.1% 理系修士1年「研究進まず」

7月・8月・9月

<7月〜9月のできごと>
・8月からBBQPJ始動
・お盆にProgateでSQLの勉強

・8月からBBQPJ始動

CSチームのOKR推進のためにBBQPJというPJを同期3人で進めることに。BBQPJとは、ざっくり言うと9月のBBQ開催に向けて美味しいお肉を食べるために目標達成しようぜと言うもの笑

KRごとに担当をつけて進捗管理や施策実行を小さくまわす体制ができ、チームの目標を見るという部署責任者に近い視点を持つことができた。

9月に入って新しく入ったメンバーも含めBBQを開催!

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・お盆にProgateでSQLの勉強

番外編的なものとして、Redashでクエリを作れるようになるために(CSになってからずっとできるようになりたいと思っていた)、ProgateでSQLの勉強を。(それ以降勉強してないのに有料プランで契約していたのが本日発覚笑)

ざっくり1コース分勉強し、簡単なクエリを作れるようになったことで、お客様にお渡しするデータの幅が広がったのが良かった。

📝 7月から9月の主なメディア掲載 📝
日本経済新聞 大学の知、スタートアップが実用化後押し
東洋経済 すごいベンチャー100

(一昨年は選出いただけたものの去年は選出いただけなかったので、今年選んでいただけて何だかホッとしました...来年はどうかな...)

10月・11月・12月

<10月〜12月のできごと>
・初NHK、ニュース7に加茂さん出演
・戦略FB会の運営
・グループコーチング開始
・PR正式に兼務に

・初NHK、ニュース7に加茂さん出演

去年の同じ時期に博士学生に関する調査リリースとともに勉強会の案内の手紙を色々なメディアの方にお送りしていたのだが、それが1年越しで出演に繋がった。

今までの露出の中でも一番反響は大きく、個人的には今年1番嬉しかったことになったと思う。

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・戦略FB会の運営

10月〜12月は更新商談のレベルアップのために個人でもチームとしても色々な取り組みをしてきた。その中で実施した施策の一つが戦略FB会。

大型の更新商談などに向けお客様のIR資料などを読み込み、ヒアリングなどを実施した上で提案内容を持ち込み、役員陣やメンバーからFBをもらうというもの。

ちょっとずつ改善をしながら3カ月ほど運営を続けてきて、自分自身もはじめた頃よりもよりお客様の課題に即した、かつ大きな提案ができるようになった。

・グループコーチング開始

なべさんとの1on1がグループコーチングとして進化。同じCSチームで同期のマーシーさんとなべさんと毎週土曜の朝10:00からグループコーチングをすることに。

私はマーシーさんに地味にライバル意識を持っているのだが、彼も交えたコーチングは刺激になるし、相手の悩みに対して自分がどうアドバイスするか、なべさんがどうアドバイスしたかがすごく勉強になった。

お休みの日も私たちの成長のために時間を使ってくれるなべさんに感謝。


・PR正式に兼務に

マーケチームからPR強化の相談があり、誰がPRをやるのが良いのかと言うのを改めて考える機会があった。そこで直近は2割くらいのリソースでPRを兼務することが正式に決定。ベンチャー広報さんにも協力いただくことになり、12月からPRが本格始動。なかなか攻めのPRができていなかったので今後に乞うご期待!

12月は更新商談も多かったのでハイパーハードでしたが何とか乗り越えました笑

📝 10月から12月の主なメディア掲載 📝
NHK 科学技術立国支える 大学院の博士課程学生数 ピーク時の半分に
日経CNBC IPOのタマゴ日経CNBC IPOのタマゴ

(NHKを見てお声がけをいただいたとのことでNHKの波及効果を再実感。)
AERA コロナ禍就活に理系「特需」 東大や京大などの優秀な学生を企業が“一本釣り”できるワケ
(LabBaseユーザーの学生さんや利用企業の博報堂さんのご協力もあり、理系採用について多面的にとりあげていただいた。ぜひ多くの方に読んでいただきたい!)
日本経済新聞 トヨタ、学校推薦を廃止 新卒の技術系、自由応募に
(理系採用に激震が走ったニュース。こういったニュースがあった際にお声がけいただけるようになったのが嬉しい。)

まとめ

今年はリモートワークへの移行や部署異動もあり、変化がたくさんあった年だったが、振り返ると様々な変化の中でも自分の仕事への向き合い方に対したくさんの問いかけがあった年だった。

新卒1年目は勢いで猪突猛進してきたが、2年目は自分の波やリズムと向き合いながらどんな状況でも成果を出せるように試行錯誤しながら愚直に進んできた1年だったと思う。3年目は今までやってきたことをさらに極められるような年にしたい。

やっと振り返りができたので年越しまであと1時間ぼーっとテレビ見るぞー。(ギリギリ間に合って良かった〜)

2020年も皆様お世話になりました!!
2021年もぜひ一緒に素敵な1年にしましょう!!

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