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PRにおいて、ストーリーを作ることの重要性がストーリーから学べる

POLのひよっこうほうのあすきです。

私のお師匠、下田さんからオススメいただいた戦略PRの本質という本を読んだ感想をまとめました。

(値段が変になっている...)

この本における戦略的PRとは

生活者に「自分ゴト化」を引き起こす「ストーリー」を構築し、広告を含む様々なコミュニケーションに施策を融合させてその「ストーリー」を伝えることで、生活者の意識変化・態度変容・エンゲージメント(共感の構築・強化)を生み出す仕組み。

この3ヶ月弱学んできた "PRとは?" の要素がぎっしり入ってて、とても感動し、すんなり入ってきました。

以前書いたnoteで私は、広報って?というのを

自分たちの信じるモノの価値を、世の中の人に合ったコミュニケーションを通して愛してもらうこと

と表現してみました。

今もほとんど同じように捉えていますが、この本の中では、生活者に「自分ゴト化」を引き起こす「ストーリー」を構築するといった "戦略" をカンヌライオンズの受賞作品などの複数の具体事例を中心として書かれており、とても深い学びがありました。

(よかったらこちらも読んでみてくださいね!)

「自分ゴト化」されるメッセージを作って、「自分ゴト化」されるように伝える。

本の中で、「自分ゴト化」とは、

ターゲットが関心を持ちやすいメッセージで、「これは自分に関心のある情報かもしれない」と気づかせ、その情報への前向きな接触行動を作り出す作戦。

とありました。

突然ですが、上の不恰好な図は先日、Sansanの日比谷さんにお話を伺った時に私がメモした図です。

この本での自分ゴト化は、上の図の黒くて太い矢印を起こすために
④メッセージ⑤届け方
の部分を工夫しましょうということなんだと思います。

上の図でコミュニケーションを考える時、どうやったらその人に自分ゴトとして考えてもらえるかを、死ぬほど考え抜くのが大事なんだなと思いました。

POLだと、研究市場における課題って、人口に占める研究者割合が少なすぎて、一般の人になかなか自分ゴト化されないんです。

でも、女子高生が持ってるiPhoneも、おじさま方が乗っている車も、おばあちゃんが飲んでるような薬も、元をすごくたどっていくと研究室に繋がると思うんです。

なので、日本における研究の課題は、日本人全員に少しでも自分ゴト化して考えてもらえたらなと思うんです。

私はPRを通して、そういう意識変化・態度変容・エンゲージメントを生み出したいなと思っています。

そういった想いの上で、どんなメッセージをどう伝えたら伝わるか、しっかり考え抜こうと思います。

本の中では、情報接触だけでなく、機会創出による強制自分ゴト化といえる施策も紹介されていて面白かったです。(ざっくりいうと、体験させて自分ゴト化させる、っていう内容ですが、詳細は読んでのお楽しみです。)

ストーリーを作ることの重要性がストーリーから学べる良書でした

PRをしている自分にとって学びは多かったものの、いざ感想をかくと難しい本でした。

なぜなら、この本は素敵なストーリーをもつ事例がたくさん紹介されていて、それらを知ることで、PRがストーリーとなっていることの重要性・影響力を感じられるものではあったものの、それぞれの事例ががそれぞれ別のストーリーを持っていて、結局私は私で別のストーリーを作っていくことになるからです。

私がPRとしてする仕事が、いつか、ここに載っていた素敵なストーリーのようにストーリーを持ったものになるよう頑張ります。

スラスラ読めるので、ぜひ、まだ読んだことのない方は読んでみてください。

おまけ1🐥

文章の中では、PR IMPACTについても事例を交えて書かれていました!

まだまだここら辺を考えてコンテンツ作れていないな、と反省。

おまけ2🐥🐥

戦略PRといえば…

今度、こちらのイベントに参加するので、もし参加されるPR関係者の方いらっしゃいましたら、ぜひお話したいです😌

楽しみ!

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