あすか

芝居について 自分について 自分のためのnoteです。

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最近の記事

今の私が芝居に対して思うこと

・まず役として自分が存在する前に、自分自身の生き方に覚悟をもって存在できているか。 ・役は役でしかなくて、芝居はその場に一人の人間がまず存在していなくてはいけない。そのうえで役に本来の味をつけられる。 ・一人の人間としてどう過ごしているかが、今後出会う役の質になる。 ・時間の使い方。自分との向き合い方。仕事に対する姿勢、普段の使っている言葉、私生活の過ごし方、生活習慣、食事、吸収していること、出会う人との関わり方、頭や心で考えていること、周囲をどう見てどう感じているかな

    • 彼女がその名を知らない鳥たち

      自分が殺害してしまったにも関わらず、その辛さに耐えきれず記憶が飛んでしまった彼女を横に、記憶を思い出して自分を苦しめさせまいと、なにがなんでも彼女を守り抜こうとする彼の愛情。。 いくつものシーンで色んな食い違いや葛藤やミステリアスが生まれ、最後の最後で、全てが明らかになるときに、「死」で愛を語る彼の姿が印象的でした。 こんな複雑の心境を、一人の人間として表現された俳優の皆さん。。。 言葉にできないくらいです。

      • 万引き家族

        監督・脚本 是枝裕和 【メインキャスト】 柴田治  リリー・フランキー 本作の主人公である東京の下町に暮らす日雇い労働者。 柴田信代 安藤サクラ 治の年若い妻。クリーニング店工場のパート従業員。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日常の芝居がとても自然に表現されている。

        • ユリゴコロ

          監督・脚本 熊澤尚人 【メインキャスト】 美紗子 - 吉高由里子 亮介 - 松坂桃李 洋介 - 松山ケンイチ 人殺しの母の深い愛情と欲望が詰まったノート。それを手にする息子。

        今の私が芝居に対して思うこと

          家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

          不思議な世界観の中にある、シンプルな愛。 結婚したからといってお互いをわかり合うには長い年月がかかる。それでも愛せる気持ちがあれば、乗り越えられる。確かめ合える。 ボーッとしながら観てみた。

          家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

          南極料理人

          監督・脚本 沖田修一 キツツキと雨の監督でもある方。 【メインキャスト】 堺雅人 生瀬勝久 きたろう 高良健吾 豊原功補 流石としか言えない。 食べるシーンや笑うシーンや、ワンシーンワンシーンがとってもとってもハイレベル。 非日常の世界で日常を過ごす。一人一人の人間性が際立っていて、台詞自体はなんて事ない物ばかりなのに…なんなんだ。 何度も見るべき。 まだまだ消化しきれない。凄いの一言。

          南極料理人

          寝ても覚めても

          濱口竜介監督により主演・東出昌大、ヒロイン・唐田えりかで映画化された 見どころがたくさん詰まった作品だった。 まず一つは、東出昌大さんの一人二役、、同じ顔なのに違和感を感じないくらい2役が存在していた。。 二つ目は私と同い年でもあるヒロインの唐田えりかさん。一見声のトーンやふとしたセリフの間だったり、おぼつかないように見えたりもしたが、それは下手なのではなく、一切のごまかしを使わず、一言一句を作品の伝えたいものを突き通していて、だからこその丁寧さがとても伝わった。

          寝ても覚めても

          極道の妻たち(1986年)

          監督:五社英雄 【メインキャスト】 かたせ梨乃さん(官能的で毒の部分を表現できる女優と称される) 岩下 志麻さん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 濡れ場のシーンもあり、今の映画ではあまり見られない新鮮さもあった 個人的に一番感慨深かったのは 自分をもっている「覚悟」を演じるのではなく、持っていなければ、役として成立できない人間力が必要だと感じた。いくら美人でも、魅せ方がうまくても、生半可な覚悟では、表現できない奥深さが表現できない。 そして、「品」

          極道の妻たち(1986年)

          興味深いリンク集

          ・性格や心理の意味と特徴 「性格や心理の意味と特徴」に関する記事一覧です。言葉の意味の解説だけではなく、色々な性格や心理の特徴や対処法なども紹介しているサイト https://eigobu.jp/magazine/category/personality

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          14歳の母

          未成年の妊娠と出産をテーマにした社会派ドラマ。 脚本 井上由美子 【メインキャスト】 一ノ瀬 未希(いちのせ みき)娘 志田未来 一ノ瀬 加奈子(いちのせ かなこ)母 田中美佐子 桐野 智志(きりの さとし) 三浦春馬 的場 春子(まとば はるこ)  高畑淳子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー この作品で一番心に残っているのは、「深み」だった。 特に上に挙げたメインキャストの方々は、とても複雑な心境からとても自然な人間味があふれているのを感じた。「魅

          この窓は君のもの(1995年)(第35回日本映画監督協会新人賞)

          監督 古厩智之 (当時26歳) このポスターにも書いてあるように、「心だけで好きでいられた」という言葉がとてもしっくりくる作品だった。 とても純粋な恋心が丁寧に且つ、大胆に表現されている。ドキドキやキュンキュンといった、現代で人気なあるあるシーンは一つもない。ドキドキするときほど表には表れにくく、ウブな心がクリーンに表現されているのが印象的。結局両想いだとわかっていながらも、愛というものに変に酔うことのない、純粋なこころを純粋にうけとめている二人の関係性がとても素敵だ

          この窓は君のもの(1995年)(第35回日本映画監督協会新人賞)

          ロボコン

          高専ロボコン(中学校卒業生を受け入れて、5年間一貫教育で優れた専門技術者を養成する学校、大学、短大と同じ高等教育機関)を題材にした日本映画。 監督・脚本は古厩智之(ふるまやともゆき) 26歳で日本映画監督協会新人賞受賞。「この窓は君のもの」←YouTubeで見れます 【出演キャスト】 葉沢里美 - 長澤まさみ 主人公。第2ロボット部操縦担当。快活だが飽きっぽい性格の女の子。母親(水野真紀)は既に亡くなっている。 相田航一 - 小栗旬 第2ロボット部設計担当。天才肌の

          ロボコン

          キツツキと雨

          『キツツキと雨』(キツツキとあめ)は、2012年の日本のコメディ映画。 監督・脚本:沖田修一 脚本:守屋文雄 第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞、第8回ドバイ国際映画祭では、最優秀脚本賞と最優秀編集賞、さらに主演の役所広司が最優秀男優賞を受賞している。 【メインキャスト】 岸克彦 - 役所広司:木こり。2年前に妻を亡くして息子と2人暮らし。 田辺幸一 - 小栗旬:気弱な新人映画監督。25歳。 衝撃的だったのは、役所広司さんの細やかな存在の仕方。その人その

          キツツキと雨

          指輪をはめたい

          監督・脚本:岩田ユキ 片山輝彦(山田孝之) 雑誌編集者。もうじき30歳。要領よく三股交際をこなしている。【置き薬の「赤富士薬品」の実直な営業マン。営業成績はトップ。】 住友智恵(小西真奈美) 輝彦の同僚で、4歳下のゲーマー(フリーク)【輝彦の会社の先輩。東大医学部卒で頭痛・生理痛薬研究室の若きリーダー。クールでよく気の付く完璧な才女。】 潮崎めぐみ (真木よう子) 24歳のふっくらした容姿のOL。【輝彦の営業先「メルヘン風俗モンデルセン」の人気No.5風俗嬢。巨乳で

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