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風邪のお手当

今回は「風邪をひいたかな…」と、思ったときに試していただきたいお手当をご紹介します。

【食事療法】

①葛ねり
葛が胃腸を整えてくれます。

・作り方
⑴本葛粉、大さじ1を少量の水で溶かす。
⑵小鍋に水200㎖と⑴を入れ、火にかける(中火)。
沸騰したら、火を弱め、よく混ぜる。全体が透明になり、弾力がでてきたら、できあがり!
⑶醤油や塩で味つけしてたべる。

我が家では、⑵のときにすりおろしたリンゴを入れる、「リンゴの葛ねり」の食べ方が人気です。
はちみつやお塩少々で味つけするとおいしいです。

↑家で使っている本葛粉です。

②玄米がゆ
消化力が弱っているときの主食に最適です。
以前かいた、『玄米がゆつくってみよう』に詳しく作り方を載せたので、ここでは割愛します。

玄米がゆは私のリセット食です。
食べ過ぎが続いたときに食べると食欲が落ち着いてきます。

③はちみつ大根
喉いたに効きます。

・作り方
⑴大根を1㎝~5㎜の角切りにして、ビンにいれる。
⑵大根がひたひたにかぶるくらいの量のはちみつを入れる。
⑶数日たつと、大根から水分がでるので、これをティースプーンですくってなめるか、お湯に溶かして飲む。

これは、冬の間常備しておくと、朝起きて喉がいたいときなどにすぐに使えて便利です。

【プチ断食】

食欲がないときは、食べずに胃腸を休めるのもオススメです。食べる量を減らすことで、消化につかうエネルギーを治癒の方にまわせるので、回復が早まります。
まず、1食抜いて、様子をみます。
食事は抜いても、水分はしっかりとりましょう。
白湯や梅しょう番茶をすすりながら、食欲がでてくるのを待つのがいいでしょう。

・梅しょう番茶 
体を温めてくれる飲み物です。

・作り方
梅干し1個、しょうがのすりおろし少々、醤油小さじ1を混ぜ、番茶をそそぐ。(できれば3年番茶がいいです。)
熱々のものをすすります。

【冷えとり】

「冷えは万病の元」です。靴下をはき、足元に湯たんぽを入れ、早めに休みましょう。
はらまきもオススメです。

【お灸】

風邪には、「大椎(だいつい)」というツボのお灸が効果的です。
「大椎」は首のつけねにあって、うなずいたときに1番出っぱる骨のすぐ下にあります。

体の後ろ側にあるので、お灸はご家族にやってもらいましょう。
棒灸ホルダーを使うと、自分でもお灸できます。

お灸が手元にない場合は、ドライヤーの温風をあててもいいです。
熱くなったらはなす、を2~3回くり返します。

今回は風邪のときにオススメのお手当てをご紹介しました。
「これならできそう」というものから、やってみてください。

普段から冷やさないことと、よく休むことを心がけていれば、風邪をひきづらい体になります。

風邪をひいてしまったときは、とにかく足元を温かくして、よく休んでください。

寒い日が続きますので、くれぐれもご自愛くださいね。


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