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タケオとアスカ


こんにちは、明日香出版社の中の人です。


皆さん「たけお」と聞いて思い浮かぶものって何ですか?

・メンズブランドの「TAKEO KIKUCHI」
・司馬遼太郎作品にも出てくる「広瀬武夫中佐」
・佐賀県の「武雄市」
・俺物語!!の主人公「猛男くん」

(俺物語!!は実写版も面白いですよね)

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などなど、色々あると思います。


今回ご紹介するのは
数ある「たけお」の中でも明日香出版社が特にお世話になっている

株式会社「竹尾」さんです。
本づくりには欠かせない「紙」の専門商社さんです。

以前のnoteでは製本所さんに特化して説明をしましたが
今回はそのさらに源流の話をします!


①竹尾さんって?

竹尾さんの創業は1899年(明治32年)。
世界最大級の本の街・神保町で1世紀以上にわたって、
出版文化を支えてきました。

最近では、紙に親しみを持ってもらうために、
「見本帖本店」という展示、販売の拠点を全国に4箇所
(東京に2箇所、大阪と福岡に各1箇所ずつ)
展開しています。

本の装丁(表紙づくり)を生業にしているデザイナーさんがインスピレーションを得るために来たり
自費出版を手がけている会社の方が、顧客の方といっしょに訪問することもあるそうですよ。

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一口に「赤」「青」などと言っても色合いや風合いは様々です。

そして次の写真の壁に見える部分は全部「引き出し」。
膨大な量の見本紙を収めています。

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②竹尾さんの仕事って?

先ほど少し説明したとおり、竹尾さんは、紙を専門に扱う商社さんです。
まずは、紙の流通の流れをざっくりと説明します。

①製紙会社
王子、日本、大王、北越紀州さんなど、
木から紙を作っているメーカーさんです。
原材料はカナダや東南アジアから輸入され、
工場は北海道や静岡県、愛媛県などにあります。

②代理店
メーカーさんが、自社製品の取扱先として直接指定・契約している販売店。
「日本洋紙代理店会連合会」「日本板紙代理店会連合会」といった団体に入っています。
ちなみに紙の輸送は現在、鉄道を使うのがメインなんですよ!

③紙卸(卸商)
代理店から紙を仕入れて、印刷会社などに販売します。
特定のメーカーにこだわらず、幅広く商品を扱っているのが
特徴のひとつです。

この流れのうち、竹尾さんは大まかに
書籍用紙(本の中身に使われている)では「③紙卸」
色紙(本の「見返し」などに使う)では「②代理店」
の役割を果たしています。
※見返しは、下の写真の青い部分です。

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出版社から注文があったら
・印刷所(本文を刷るところと、カバーを刷るところ)
・製本所
と納品のタイミングについて連絡を取り合い、
指定された日に紙を届けます。

本文の印刷所は「印刷の前日」、
カバーの印刷所だと「連絡の直後」に納品することが多いそうです。
表紙や見返しに使う紙は、製本所に直接行きます。


なお、最近は外部と共同で製品開発もしている竹尾さん。
特におすすめしたいのはこちらとのこと。

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ソフトカバーの文庫本をハードカバーにできてしまうカバー
その名も「かたいぶんこ」
本のほか、メモやノートのカバーにも良さそうです。かわいいです。

③紙、紙、そして紙

さて、ここからは「紙」について、
竹尾さんから聞いたことをQ&A方式でお伝えします。
割とマニアックです。

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