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愛犬の葬儀社様に言われて嬉しかったこと |終活・エンディングノート・大阪

こんにちは!
大阪で活動している
楽しく生きていくための終活ライフケアプランナー 吉原明日香です!

今回も【終活】とは違うかもしれませんが、もし今後私達と同じような状況になる方がいらっしゃったら、少しでもご参考にしていただけたら嬉しいなと思い、投稿します。

先月亡くなった愛犬ですが、亡くなった時、目が開いた状態でした。

ネットや本などで死後のケアについて「目が開いている場合はそっと閉じてあげる」と載っていたのを思い出して、やってみたのですが、結局閉じなかったんです。

そして火葬の日、担当者様がいらして心を込めてお別れの儀式を進めていた時

「ティアラちゃん、目がしっかり開いていますね」

と仰ったので

「目を閉じた方が良いとあったのでやってみたんですけど、結局閉じなくて…」

と私が言うと、その方は

「いえ、私はこのままで良いと思います。きっとティアラちゃんは、最期の最期までご家族や皆さんと過ごしたこのおうちを見ておきたかったんだと思います。大好きでリラックスできる場所だったんだと思います。

と仰ってくださったんです。

その時はそんなことを思いもしなかったのでビックリして「えっ!そうなんですかね?」と返すので精一杯だったのですが、その方は

「私はそう思っております。きっと意味があると思います。」

と。

実をいうと愛犬は3年前から両目を失明していて、晩年は何も見えない状態で臭覚や触覚、感覚で過ごしていました。

だから医学的にいえば、目はたまたま閉じなかっただけで、臨終にイキナリ視力が回復するなんてあり得ない話だと思います。

そんなことぐらいわかります。

ただ、「閉じないといけない。でも閉じなかった」と思っていた私達家族には、葬儀社様に仰っていただけたその言葉が、その行動が、とても嬉しく、お別れは悲しいけど、どこか幸せな気持ちになり、救われたとさえ思いました。

そして今、この言葉を思い出すだけで涙が溢れます。

実際には、亡くなったペットや人間の本当の気持ちは、生きている人間にはわかりません。

でも、言葉1つで遺族の気持ちを救うことがあるのだと、今回身をもって勉強させていただき、また私いち個人としても感謝の気持ちでいっぱいになる出来事でした。

あの担当者様から仰っていただけた言葉は、きっと愛犬があの方のお体とお口をお借りして私達家族に伝えたかったことだと信じて、私達なりのペースで前に進んでいきたいと思います。


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