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亡くなる前に祖母から受け取ったメッセージ

先日祖母が亡くなりました。

90歳を過ぎても一人で暮らしていて、家事だけではなく趣味の域を超えている畑(元農家でした)や貸している土地に建っている物件や会社の管理、お寺での手伝いなどもしていました。

入院をしたと聞いた時はびっくりしました。元気だと思っていたので。

今はコロナの影響で面会もできず、私は祖母に何ができるのか考えました。

ウェルビジのzoomミーティングでこのことを話した時に主宰の山咲さんから、祖母の希望を優先することと、「丸くおさまるようにしてね」とアドバイスをされました。
が、祖母には会えず母を含めた兄弟は考え方の違いから仲が良いとは言えない状況で、「丸くおさめる」とは?と考えてもわからないまま時間が過ぎました。

仕事柄なのか、死期が近い方はお線香の匂いがします。
晴れた日の夕方の空にふわっとお線香の匂いがしたので、もしかしたら近いかも、ということは母に伝えました。

その日の夜はいつも通りに就寝しましたが、3時頃お経の声と共に何かの気配をがあり、私はビクッとして目を覚ましました。明らかに気配はあるのに誰も居なくて、とても怖かったです。
暫くして、その気配が祖母であることに気付きました。
すると、言葉ではなく映像で祖母の思考が私の中に流れてきました。受け取るのは私なので主観が入っていると思いますが、

話の内容は

祖母は違う宗派のお今日を唱えて私の所に来たのですが、それについて祖母曰く「宗教にこだわりはもうないよ」ということでした。
私には「好きなことをして欲しい」と話し、「色んな所に行きたかった」とも話していました。
最後に自分の子どもたち3人が円になって話している映像が流れてきました。
私が「兄弟が仲良くして欲しいってこと?」と聞く何となく肯定されたイメージを受け取りました。

翌朝祖母が亡くなったと連絡があり、私の思い込みだけではなさそうなので母に、祖母とのやりとりを伝えました。

母はこのやり取りをしっかりと受け止めてくれて、祖母の家から帰ってきてから、「兄弟でこんなに話したことはないんじゃないかな。もうこんな機会はないかもね」と話していました。

祖母が私を通して伝えてくれた、兄弟仲良くという希望は少なからず叶えられたのかな?と思っています。
そして、祖母が生きていた時代背景や経済的なことから思うようにならなかったこと、やりたくてもできなかったことは私やその次の世代で叶えていければいいな、と思っています。
また、祖母のように毎日を丁寧に生きていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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