齋藤秀三郎氏ネイタルチャート

先日ご紹介いたしました『熟語本位 英和中辞典』の著者であります、齋藤秀三郎氏のネイタルチャートです。ウィキペディアの情報に基づいて作成しました。時刻は分かりませんでした。

先行日蝕が天秤座26度台(数え27度)でサビアンシンボルは「頭上を飛んでいる飛行機」です。広い視点をお持ちの感じがする度数ですね。

太陽は水瓶座の27度台(数え28度)でサビアンシンボルは「倒され、のこぎりで切られた木」独立性の意味の孤立も厭わない感じの強い度数ですね。水瓶座を3つに分けた最後に入るので、天秤座・金星の影響もあると考えられる度数です。そして火星、水星・金星の合も水瓶座ですね。独立、自由、そしてグローバルな感じの性質が強い方だったのだろうと思われます。そして天秤座的な性質が入り人との関係という意味が加わるので、語学の教師としては良い配置と思います。

水瓶座の太陽・金星は、蟹座の始めの度数の天王星とトライン。日本人の英語・英語で日本のことを語るという視点をお持ちだったのも、この天王星の影響と考えられるかもしれません。そして太陽・天王星と天秤座の先行日蝕でグランドトラインを形成します。天秤座にはドラゴンヘッドも入っています。グローバル的なものと、(グローバルな視点を持つ)愛国者的なところ、そして人との関係で流れが出来ている感じがします。

蠍座の土星と、牡牛座の冥王星がオポジション、それらと水瓶座の水星がスクエアのTスクエア。かなり強烈な個性を感じさせますが、ウィキペディアから引用すると、


斎藤にはその人間的魅力伝えるエピソードが幾つもある。有名なものとしては、頑固一徹、自ら恃むところ篤い性格で、大正年間のある時酔って帝劇に行き、日本公演中のシェークスピア劇団の俳優の発音が間違っているのを見て「お前らの英語はなっちゃいねぇ!」と英語で野次を飛ばし、係員から退去を要請されたという逸話がある[12]。
また、岐阜中学時代、英語教員の資格試験が実施された際、当時の校長から受験を求められた事に対し、「誰が私を試験するのですか」と言って辞職したというエピソードや、自らの学校に外国人教員を採用する際、自らが試験官となって採否を決めた、というエピソードは、斎藤の自らの英語能力に対する自信を見て取ることができる。
他にも、学生の訳を見ては「ばか!なんだその訳は!」と始終怒鳴りつけていたり、「俺の研究は戦争だ」と語り壁と天井一面にラテン語文法を墨書した新聞紙を貼り付けて寝ても覚めても暗記に努めたというものがある

のような逸話があります。また、自身の価値観に対して努力などが半端ではない感じもしますね。蠍座の土星も激しい感じがしますね。

牡羊座に海王星。積極的に行動することが好きだったのでしょう。

山羊座に木星。英語学の権威として名を残しました。

魚座に月で、土星・天王星とはトラインけっこう繊細なところがあったのかも。

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