Vol.14 コーチングとは何か?
「コーチ」という言葉は何を連想しますか?
一番最初に思い浮かぶのは、スポーツにおいて、教える人を連想するかと思います。が、ビジネスに聡い人であれば、それだけではなく、コーチングする人を想像できるかと思います。
ビジネスにおけるコーチングする人とはどのような人を言うのでしょうか?
「Coaching」を和訳すると、以下の2点が出てくるのではないでしょうか。
〔スポーツや学習などの〕指導
《ビジネス》コーチング◆目標達成のために必要なスキルや知識を身に付けるため、コーチと呼ばれる指導員と双方向コミュニケーションを図ること。
コーチングは1on1など、いまビジネスで多く流行ってきている、人を育成する手法です。
Yahooだったり、楽天だったりが社内にて人材育成のために導入している個人個人に合わせた育成手法であり、多くの会社が取り入れつつあります。
「指導者」に限ったスキルというわけではなく、ちょっとしたクライアントとのコミュニケーションや、相談相手、はたまた身近な人の問題を解決するために有効な手法なので、フリーランスでも有効なスキルですので、少しずつここでOutputしていこうと思います。
他者だけではなく、自分自身に対してもコーチングがうまく使えるようになるのであれば、さらに強くなりますよ!
ということで、一緒に覚えて使っていきましょう!
1.コーチングとは何か
改めて、コーチングとは何か、どんなことをする人なのかを考えてみましょう。
あなたの中で、理想の指導者とはどんな人でしょうか?
キーワードは2つ
1.相手の潜在能力を引き出すひと
2.目標達成まで継続的に支援するひと
です。スポーツであろうと、ビジネスであろうと、この2つをできる人は素晴らしい指導者であり、良いコーチなのではないでしょうか。
「相手に答えを教える」のではなく、「相手の潜在能力を引き出す」のです。
自分自身の過去を思い返してみて、先生や先輩にアドバイスをもらって、冷静に考えてみると、「これ、頑張れば自分で思いついたんじゃないか?」とか、「うん。やっぱりこれ自分知っていたな」ということはあるんじゃないでしょうか?
そうなのです。
コーチはティーチャーと違い、答えを教えるのではなく、答えは相手の中に絶対にあると信じ、対等のパートナーとして接する人です。相手の中にある潜在能力を引き出すことで、相手がその答えにたどり着くよう支援します。たどり着くよう、気づきを促すため、相手の話をよく傾聴し、相手の強みに注目して承認し、質問によって深く考えるようなコミュニケーションをとるのです。
あくまで対等であり、単に気づかせてくれる人だとイメージがつきやすいんじゃないでしょうか。
上下関係ではなく、対等。
この関係であれば、言いたいことも言い合えるはずですし、時折教えてもらうことはあっても依存することは無い。
そんな人がパートナーであれば、お互いがお互いを高められるんじゃないでしょうか。
そして2つ目である、目標達成まで継続的に支援することとはどういうことなんでしょうか。
支援と言ってもお金ではありません。
何かを継続的に行うことを簡単だという人はなかなかいないんじゃないでしょうか。
頑張ることを継続的にサポートしてくれる人は誰もが求めるのではないでしょうか。
そのためには、継続的な何かを始めるには、それを自らが、自分自身がやると決め、コーチに宣言することが必要です。これにより、実際に行動を起こす確率が高くなり、目標達成が早くなることが分かっています。
相手の能力を引き出し、目標達成まで支援する人がコーチと考えていただくのがわかりやすいでしょう。
今日は、「コーチングとは何か」を書かせていただきました。
さらにどうやるのかやどんなステップがあるのかについてはまた明日。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
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