Vol.15 どうやってコーチングするのか

昨日は、コーチングとは何か?を書いていきました。

簡単に言うと、能力を引き出してくれて、継続的にサポートする人のことですね。

ティーチャーともコンサルタントとも違う。

実は、ティーチャーとコーチが違うというのはわかりにくかったりするんです。

先生とコーチと書くと、なんだか実際には同じようなことをしてるように思えるんじゃないでしょうか。

「結局は何かの達成のための手段や手法を教えているんだよね?」

いやいや、違うんです。

明確な線引きがあるわけではないんですが、新入社員に業務知識を教えるのはティーチング。

でも、新入社員のキャリアプランを一緒に考えたり、導いてあげるのはティーチングか?と問われれば違います。教えてその通りになるわけではないですし、そもそも、自分のキャリアプランを教えられ、その通りに実行する人はなかなかいません。

人は押し付けられたものほど、嫌がってしまうものです。

それがやらなければいけないものだとしても。

相手の思っていることを察知し、教えてあげる、伝えるのではなく、会話や質問によって、相手が自発的に見つけ、明確になるようにサポートする。

それがコーチングです。

身近に良いコーチがいればよいのですが、それはなかなか難しく、有料でコーチを雇うのも敷居が高い。

どうすればよいのか?

自分自身をコーチングする、セルフコーチングをしていけばよいのです。

どうやってコーチングするのか?

まずはやってみましょう。

自分に対して自問自答します。

「どこか行きたいところはあるか?」
「目標はあるか?」
「どうな自分になりたいか?」

なんでもよいですが、1つ考え、その目標達成の状態を具体的に考えてみます。右上に《目標》、左下に今の状況、つまり《現実》を書いてみましょう。

画像1

まずは、現実と目標を。

書けたら次は、ビジョンを考えてみましょう。

・この目標を達成したら、自分はどんな状態になっていますか?

いくつでも良いです。楽しい未来でも、変わっていないことでも良いです。

書けたら次は《現実》に平行線を引き、目標とつなげて、三角形を作ります。

そこでできた、高さがつまり、ギャップであり、課題なのです。

山を登っていく、登山をするイメージですね。

だけど、山頂にたどり着くための方法をいきなり考えるのではなく、これを考えてみてください。

「自分にとって、達成するための一番の課題は何ですか?」と。

三日坊主のような、継続することなのか、はたまた、8,9割まで来て登りきるといった最後の諦めない気持ちなのか、、、

人によって違いますが、

僕の場合は「最初の一歩の結果を出す」ということでした。

ちなみに、恥ずかしいかもしれませんが、口に出しながら書いたほうが良いですよ。

短時間で終わらせようとする必要もありません。

時間を気にせず、口に出してみると、意外と自分の素直な気持ちに気づくことってあるんです。

大きな課題が出てきたら、もう一度自分に問いかけます。

これを解決できれば、目標に一歩近づけそうですか?と。

Yesなら先に進みましょう。Noや、悩んでしまうなら、それは、自分自身に素直になれていないかもしれません。

大丈夫です。

誰も見ていないのですから。笑われることも、間違いだと指摘することも、お前なんてできないよと足を引っ張る人もいません。

誰にも見せる必要は無いんですから、本音を書いてみましょう。

書けたら次は、その課題を解決するための方法を考えてみましょう。

自分自身が行動する方法です。

何個でも良いですし、突拍子もないことでも良いです。

成功する人は腹案は絶対もっているものですから、複数あってよいのです。

書けたら、その方法を実行するためのステップや、実際に実行するための準備を書き出していきましょう。

書いたことが、”絶対にできる”なら良し。

不安が残るなら、さらにステップを分け、そのステップを実行するためのステップを。何個も何個も細分化していきます。

具体的に。

モチベーションを保ってくれるのは、ビジョンです。

見失ったら、達成したときに、どんな良いことが待っているかビジョンが教えてくれます。

ちなみに、人生最後の目標じゃなくても良いです。

とりあえず、これが達成したいでもいいんです。ちっちゃなことでも。

これだって、立派なセルフコーチングなんです。

少し途中ではありますが、僕が書いたものをお見せします。

書ききったら、また後日、掲載しますね。

画像2

また、明日読んでいただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?