Vol.11 なぜオンラインショップ開店を簡単なことと考えてしまうのか
おはようございます。
最近、副業について何をどうするか、続けていくことを前提にどうすればよいのかを悩み、考え、試行錯誤しています。
そして、ふととある動画に巡り合った。
「北海道独立宣言」
ホリエモンこと堀江貴文氏のチャンネルから出ている、大樹町でシロウトがお店を出し、経営できるかという話である。
大樹町は、北海道十勝総合振興局南部にある町である。 「宇宙のまちづくり」を標榜し、航空や宇宙分野での実験や飛行試験を積極的に誘致している。カントリーサインも滑走路を背景とした宇宙往還機らしきものとなっている。ミニバレー発祥の地。
Wikipediaより
ぽちぽちと動画を垂れ流していたら目に留まった動画だった。
最終回は打ち切られた?のか別の問題があったのかは知らないが、中途半端に終わり、これが実験というのなら失敗なのか?と思わせるような終わり方だった。
とはいえ、それは番組としてのようで、お店自体はいまもやっている。
第1話から最終話(21話)まですべて見たわけではないし、番組の終わらせ方についてどうこう言うことは全くないのだが、見ていて思った。
「素人がお店をたてるって大変だわ」と。
これだけ、ネットの世界が蔓延していて、たいていのことは調べられるというんだが、見ていてそう思った。
なぜなのか?
ネットの情報は”調べないとわからない"からだ。
めちゃくちゃあたりまえなことを言ってるだけなんだけど。
清潔感が必要とか、夜の居酒屋にコンビニの明るさはいらないとか、お客さんとのコミュニケーションが大事とか、その事例さえ、調べればわかる。
実際にやっていた方に対して言っているのではない。
誰でもそうだよって話。
何かをしたいとか、ネットショップをしたいとか思えば、その思うことを調べることはできるし、簡単だ。
だが、逆に言えば、思わなければ、ずっと調べられることは無いし、わからないんだ。
偉大なGoogle先生でも、どうやったら疑問が生まれるのか?と調べても、検索結果がでてきて「そうか!」とはならない。
発想力を鍛えるとか、好奇心をもつとか、勉強するとか普段から実践している人だと、いろいろとアイディアが出て、そのアイディアの実現方法を調べることはできるんだけど、だいたいはそうはならない。
そりゃあ、自分の生きてきた分野なら別ですよ?
音楽をやっていれば、つちかってきたもので、発想も生まれるし、絵を描いている人であれば、関連するアイディアも出る。
じゃあお店をやったことが無い人がお店を出すためにはどうすればよい?
ここでようやくタイトルに戻る。
今のコロナ禍では、新しく実店舗を始める人はそういないだろう。コロナ前から予定して、改装して、準備を始めていたら別だが。
じゃあネットビジネスだとなるわけだが、ネットショップは実店舗とはノウハウがかなり違ってくる。
物理的なものは本当に微々たるなもので、1日あれば開設できるだろう。写真も文章も参考にできるものがたくさんあり、混ぜればすぐオリジナルと言い張ることができる。(実際混ぜたらオリジナルだけど)
だが、お店ということには変わりないんだ。
呼び込みを考えたり、店に入った第一印象を考えたり、決済の簡単さや、お客さんのリピートを考えたり、コンテンツを充実させたり。
ネットの世界には、導線は作られていない。自分で作らないと誰も来てもらえないんだ。
Youtubeにチャンネルという店を置いたからといっても、超巨大なショッピングモールの誰もこなそうなところに店を置いているのと一緒だ。
1Fには、登録者数100万人を超える店が並んでいて、エスカレータしかないショッピングモール。登録者数が少ない店が並んでいる、人が明らかに少ないところにしか、店が置けない。
ただコンテンツを出すだけでは誰も来てくれないんだ。
ひっそりとやりたい人もいるので、それならそれで良いが、呼び込みだけでも難しい。
ネットショップは、開設こそ格段に簡単になったが、その開設過程が誰にも知られないがため、お客さんを呼ぶことが難しくなっていると考える。
実際にモノを売らなくてもこれは一緒だ。
文章を見てもらいたい、写真を見てもらいたい、別に料金をとるつもりは無いといっても、無料のネットショップと考えればよい。
そして、ネットショップほど、実店舗を想定したつくりにする必要があるんじゃないだろうか。
そう考えると、やることはまだまだたくさんある。
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