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戸田デザイン研究室 あいうえおつみき

30年以上もの間、日本で最も愛されてきた「あいうえお絵本」をベースにして、作りたかったのは、世界で最も美しい「あいうえお積み木」でした。
▶️ 「戸田デザイン研究室 あいうえおつみき」

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今から30年以上前の1982年、一冊の絵本が誕生しました。戸田幸四郎が絵を描き、制作した「あいうえおえほん」。子供たちが、絵、そして平仮名と初めて出会うときの絵本としてつくられ、これまでに80万人を超える読者に読みつがれてきた、超ベストセラー絵本です。

書店にたくさんの「あいうえお」の学習絵本がならぶ中で、この戸田デザイン研究室の「あいうえおえほん」が多くの家庭や図書館で読み継がれてきた。その理由は何でしょうか。

大型のページいっぱいに描かれた、私たちの身近にある道具や動物、虫、やさい、くだもの、からだ、乗り物。それらのカタチの美しさを表現するため、シンプルに研ぎ澄まされた輪郭線。配色の美しさを追求した色彩。そして平仮名という、文字そのものが持つ美しさを、私たちに再び教えてくれる書体のデザイン。これら、線と色彩とタイポグラフィーが調和し、一体となっている。

一切の無駄を省いて、形と色と文字だけをシンプルに表現することに徹底したこと。これこそが、戸田デザイン研究室の「あいうえおえほん」が30年以上に渡って手に取った子どもたちを魅了し続けてきた理由にちがいありません。

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絵本と同様に、玩具売場にも子どもたちの学習用として、たくさんの「あいうえお積み木」が存在します。積み木には、モノとして手に取って遊ぶことができる、絵本とは違った楽しさがある。けれど、戸田デザイン研究室のスタッフの目で見て、本当に自分たちが欲しいと思える「あいうえお積み木」はありませんでした。それなら、自分たちでつくればよいのではないか?

テーマにしたのは「あいうえおえほん」の良さを引き継ぎながら、素材の良さ、手にした時の肌触りの良さを兼ね備えた、「世界で最も美しい、あいうえお積み木」でした。小さなお子さんに手に取っていただくものですから、最高の安全性を備えていることはもちろんです。

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製造パートナー探しからスタートし、3年の準備期間を経て、製造を担当してくれることになったのは、野首木工所。岐阜県・郡上八幡で、古くから木工細工を手がけてきたこの工場で、木材の加工から、シルク印刷の過程までを一貫し、卓越した技術を駆使し、ひとつひとつ、木工職人の手作業で作られています。

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素材に選んだのは、ブナの天然木。木肌の美しさ、適度な重量感や硬さ、積み木と積み木が重なる時の音の良さまで検討して、贅沢なブナ材を使用することにしました。子どもたちが長時間、手で触れて、遊んでいただくものですから、積み木の素材として最もふさわしいものを選びました。

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積み木の1片のサイズは、縦横が5センチ。厚さが1.25センチ。一般的なあいうえお積み木より一回り小さな、これまでに無い大きさです。このサイズにしたのは、小さな子どもたちにも、持ちやすい大きさにしたかったからです。もちろんサイズが小さくなったことで、積み木の制作や仕上げ、さらに印刷部分の行程は手間がかかるものになりましたが、高い技量を備えた木工職人さんがこれを実現してくれました。

本体は無塗装にしましたので、手に触れていただくと優しいブナ材の良さが伝わってきます。遊ぶうちに、時間が経過するほどに、この無塗装の部分は少しずつ色が変化してきます。子どもから兄弟、そして次の世代へと。「あいうえおえほん」同様、長くお使いいただける学習積み木が出来ました。お子様のいらっしゃるご家庭への贈り物としても、ぜひご利用ください。

詳しい情報と購入はこちら「戸田デザイン研究室 あいうえおつみき」


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