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地銀からSaaSベンチャーのマネフォへ転職して驚いたこと5選

この記事は株式会社マネーフォワードの福岡開発拠点が主催している Money Forward Fukuoka Advent Calendar 2022 の 18 日目の記事です。昨日は gofさんによる「マネーフォワードのQAエンジニアになりました」でした。

2022年10月からマネーフォワード クラウド経費本部 Warriorグループにスクラムマスターとしてジョインしたばかりの蘆原(アシハラ)です。

4年半ほど務めた ふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行)の開発チームを離れ、マネフォの福岡開発拠点で働いてます。

入社してまもなく3ヶ月。
振り返ってみると驚きの連続で、刺激的な日々を過ごしてきました。

地銀からSaaSベンチャーに移るにあたり、当然それなりのギャップは想定していました。しかし想定を上回ることが多く、面白い職場にやってきたな~と改めて感じています。

今回の記事では、マネフォに転職して驚いたことについて、厳選して5個ご紹介します。


(雑に)経歴のご紹介

福岡県で18年間過ごし、京都の私立大学を卒業後に就職で上京

1社目 OBICへ新卒入社 会計・給与システム導入支援、たまに開発
2社目 リサ・パートナーズ(投資銀行) 社内SEとして会社のIT全部
3社目 ジブラルタ生命保険 ITロードマップ策定やPM
4社目 ふくおかフィナンシャルグループ(地元福岡へUターン)
    システム開発組織の立上げ・拡大、Peopleマネジメント

2022年10月よりマネフォ@福岡拠点へジョイン!


マネーフォワードへ入社したきっかけ

前職ふくおかフィナンシャルグループでは 良い仲間に囲まれ、開発組織のマネジメントの様々なことを任されるなど、やりがいもありました。
日本最大の地銀という安定感や、40台という自分の年齢も考慮すると、ステイを選ぶのが賢明だと思います。

それでもなぜマネフォへやってきたかというと、マネフォ全社が向き合うチャレンジや、福岡拠点が開発するクラウド経費について話を聞いたことがきっかけとなりました。

・ 業績の成長と組織の拡大
・ エンジニア組織のグローバル化
・ 福岡拠点プロダクトが日本No1の経費精算システムを目指している話

(↓参考↓ 決算資料から見るマネフォの圧倒的な成長)

引用:2021年11月期 通期決算説明資料
2021年11月期 通期決算説明資料より

こんな組織に身を置けば、刺激的でチャレンジに溢れる日々のイメージが脳内で働き、ワクワクしてきたんですよね。

もっと詳しく知りたいと考えて、試しに選考へ応募してみました。
採用プロセスを通じて会うマネフォの人たちにますます魅力を感じ、最終的には迷いなく入社を決めました。


マネフォへやってきて驚いたこと5選

ここから本題の5選についてです。

驚き1,会社のミッションがワークしてる!

最近では、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を掲げている会社が当たり前のようになってきました。

しかし、MVVを日常業務で意識できる会社は、それほど多くないと思います。「週次の朝礼にみんなで唱和する呪文みたいなもの」なんて皮肉な話を聞いたこともあります。

一方でマネフォはというと、MVVに「C:カルチャー」を加えたMVVCがあります。

引用:弊社 VP of Culture 金井氏のnote記事より

そしてマネフォほどMVVCの現場浸透に力を注いでる会社はないんじゃないか?ってくらい、様々な活動が行われています。

・ MVVCに関わる役員スピーチ
・ お客様からの多くのフィードバック共有
・ テクノロジードリブンな取り組みの表彰
・ 仲間に感謝を伝える制度
 ・・・etc

(↑↑ テクノロジードリブンな活動を表彰するLGTM賞の紹介記事)

日常的にMVVCのインプットがあるので、自然と「テクドリ」とか「ファン」といった言葉が使われることもあります。
逆にMVVCから外れる言動をする人を見かけないので、異なる部署の初対面の人であっても、安心してコミュニケーションを取ることができます。


驚き2,自社プロダクトが好き

私が担当する『クラウド経費』において、こうすればもっと良くなるとか、この機能が他社に負けてるから追いつきたいとか、自分ごととしてプロダクトを語る声を よく耳にします。

これの何が良いかと言うと、

自社プロダクトが好きな人たちと一緒に働くのは純粋に気持ち良い

真逆の組織もあると思うんです。
自社プロダクトの悪い部分ばかり揶揄したり、営業・マーケ・開発など部署間で悪口を言ったり・・・

マネフォでは、そのような不毛なエネルギー消費は行われず、「どうしたら良くなるか?」の当事者意識を持った議論が自然と起きます。

その背景にはMVVCの浸透に加えて、「自社プロダクト好き」が作用していると私は思っています。

ビジネスでは数字が大事ではありますが、「好き」のようなエモい部分も結構大切だなと思うこの頃です。

ではプロダクトに対する客観的な数字はどうか?というと、BOXILが実施した調査結果によると「クラウド経費」は業界シェア 4位です。

トップはまだ遠いので、エモさに酔うだけで現実から目を背けてはダメだとも思います。

自分たちが好きに留まらず、より多くのユーザーからも好かれるような機能や利用体験を提供することで、業界No1プロダクトになりたいです。


驚き3,充実のオンボーディングでキャッチアップ

マネフォのキャリア採用では、多くの職種で金融や会計に関わるドメイン知識が必須条件になっていません。
とはいえ当人からすれば、入社後についていけるのか不安ですよね。

そのあたりは心配無用。
キャリア入社者向けに充実したオンボーディングが準備されています。

オンボーディングチェックリストをメニュー名を伏せて転載

上表だけでもかなりのボリュームですが、実際のリストはもっと下まで続いて、私も初めて見た時は唖然としました。
期間は人によって差があるものの、概ね2週間をかけてこなしていきます。

ほとんどのコンテンツが動画、または講師で実施されるので、初学者でも理解しやすかったと思います。

オンボーディングを通じてドメイン知識だけじゃなく、マネーフォワードの会社のことやプロダクトのことをキャッチアップできたら、OJTから現場業務へと移っていきます。


驚き4,エンジニアの勉強会やコミュニティ活動が活発

エンジニアによる自発的な勉強会やコミュニティが活発で、福岡拠点だけでも4〜5個の活動が並行で行われています。

・ 大規模スクラム LeSS 読書会
・ GraphQL 勉強会
・ 技術者のためのテクニカルライティング入門講座 輪読会 ・・・等

また月に1回はTech TalkというLT & ディスカッションのイベントも開催されています。

東京本社や地域拠点、さらに全国横串で行われてる活動を数え始めたら、かなりの数になります。マネフォのエンジニアはみんなで学び・高め合うのが好きな人が多いようです。

このような活動を見て、ふと アフリカのことわざを思い出しました。

早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め。
If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

マネフォにとって遠くってどこでしょうね。

日本一?グローバル展開?その両方?
もっとすごいことにもチャレンジしていきそうな勢いを感じています。


驚き5,感謝の気持ちをチップで気軽に表現

マネフォでは人に対する感謝の気持ちを伝えることを推進する制度があります。

感謝の気持ちをSlackで同僚に送るために、まずは感謝する点を見つけないといけません。
いや正確には「普段の感謝をしっかり言葉にする」って感じです。

感謝を送ることが習慣化されるに従い、人に感謝を伝える回数が増えます。感謝を伝えると相手は喜んでくれますし、自分も嬉しいものです。

また Slackを通じてみんなの感謝が見えるようになるので、1対1だったはずの感謝が多対多のネットワーク状に広がり、感謝の言葉が溢れるようになります。

ちょっとした感謝の言葉が、組織の機嫌を良くする波及効果をもたらす。
本当にすごい仕組みだなと思います。


以上、取り留めもなくツラツラ書いてきましたが、マネフォに転職して驚いたこと5選のご紹介でした!

番外編

最後に 文章を書くのが面倒で落とした 惜しくも5選に入れなかったトピックを2つほど、番外編として共有します。

番外1,オフィス de バーベキュー(@福岡拠点)

面接の時に福岡拠点オフィスでバーベキューをやると聞きました。
さすがに冗談か、卓上コンロを大げさに言ってるのだと想像してましたが、ベランダで普通にBBQをやっています。
私も入社して1度経験しました。

オフィス de バーベキューのワンシーン


番外2,人気カレー店:TUNAPAHA(ツナパハ)が福利厚生?

福岡市内で有名なカレー屋さん ツナパハ がオフィスの目の前にあります。
最大の特徴は辛さで、ツナパハの辛さ:普通は一般のお店の辛口を上回るレベルです。もちろん辛いだけじゃなく味も美味しいと評判良いですよ。

もっとツナパハのことを知りたい人はRyogaの記事をご参照ください。

最後に

マネーフォワード福岡拠点では新しい仲間を募集しています。以下の点に1つでも該当したら、カジュアル面談で話だけでも聞いてみてください!

  • 仲間とテックコミュニティを盛り上げつつ スキルアップしたい人

  • エンジニア以外の部門(企画・マーケ・CSなど)と一緒に考えながらサービス作りをしたい人

  • 業界No1のサービスに成長させるチャレンジに一緒に取り組みたい人


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