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なぜ今お金の勉強が必要なのか?

はじめに

記念すべき第一号は、なぜ今お金の勉強が必要なのか?についてお話します。

難しいことは一切書いていないので、最後まで読んでみて下さい。お金の勉強をした方がメリットばかりだと言う現実に一人でも多くの人が気付いてくれることを切に願っています。

お金の勉強の必要性

私は普段、お金の勉強をあらゆる人にススメています。親に、兄妹に、友達に、友達の友達に、ある時は企業の社長に至るまで。

その時に「今のままで大丈夫でしょうか?」という内容の質問を頂くことがよくあります。

その質問に、私は必ずこう答えます。

「無理でしょうね」

このようにお答えすると、たいていの人が「え!?」という反応をされます。まぁ、当たり前ですよね(笑)

みなさん、少し考えてみて下さい。

令和の時代になり、コロナや自然災害などいろいろな要因も相まって、日本は今ものすごいスピードで変化しています。個々の価値観が劇的に変化している状態です。

環境や人の価値観が変化していると同時に、仮想通貨の登場や直近ではコロナや事前災害も相まって、ここ数年お金そのものに対する価値観も変わろうとしています。

そんな中で「今のまま」で大丈夫なはずがありませんよね。

これまでの生活、世の中の流れを改めて振り返ってみてください。

ガラケーがスマホに変わり、ハイブリッドカーがどんどん街を走るようになり、お店での支払いも現金を持たなくてもできるようになり、ついには家から出ずに買い物ができる世の中になりました。

さらに、生活スタイルは人それぞれ千差万別・十人十色です。たとえば、同じ会社に務めていて、全く同じ金額のお給料をもらっているAさんとBさんがいたとします。

Aさんは既婚者で2人の子供がいて家を持っています。Bさんも結婚はしていますが子供はまだおらず、家は賃貸マンションです。

同じ会社で同じ金額の給料をもらっていたとしても、この2人の月末に残っているお金がピッタリ同じ!ということはないですよね?

これは昔も今も変わらないことですが、お金に関する答えとしては、万人に通用する最適解と言うものは存在しないのです。

だから、本当に将来のお金のことを判断したいのであれば、まずはじめに「今のまま」の”今”をしっかりと把握しておく必要があります。

収入がいくらあり、固定費(家賃・通信費・保険など)や流動費(水道光熱費・食費・ガソリン代・日用品代・医療費など)にいくら支出しているのか?さらには、金融資産をどれくらい持っているのか?負債はあるのか?などなど。。。

それがわからない限り「大丈夫でしょうか?」と聞かれても。。。というのが本音ですね(笑)

お金の勉強をしたことがありますか?

先程もお伝えしましたが、私は普段お金の勉強をあらゆる人にススメています。その為に、お金の勉強をするセミナーを開催しています。

その内容は、資産運用の時もあれば保険や金融資産の見直し、基礎的な経済の話やお金の使い方の話に至るまで、時と場合により様々です。

たくさんの方にお金の勉強をススメてきて、1つわかったことがあります。

それは、日本人は私が思っていた以上に、驚くほど金融リテラシーが低い。ということ。

日本人は驚くほどお金に関しての知識がないのです。無知であると言っても過言ではないほどです。

しかしそれは、みなさんが悪い。という訳ではけしてありません。

欧米では、お金(金融)の勉強がリーマンショック以降、義務教育になっています。アメリカでは子供がボードゲームで株式や不動産投資を覚える社会です。

しかし、日本ではどうでしょうか?

日本では2022年からようやく、高校の授業に資産運用のカリキュラムが追加されるレベルです。

みなさんは今、資産運用のことを自分の言葉でどれくらい話すことができますか?

残念ですが、これまで日本では学校でお金のことを教えてくれませんでした。そのため団塊の世代では、未だに「良い大学に入り、大きな会社に就職し、コツコツと仕事をすること」が”美徳”とされています。

時代がこれほど変化して、人の価値観も変わり、お金の流れや使い方も変化しているのに、お金に関する知識は今のままで大丈夫でしょうか?

これから訪れる新しい時代のためにも、今お金の勉強をしておかないと激しい時代の変化に完全に取り残される事になりかねません。

『人生、お金が全てではない!』

という方もいます。正直、私もそう思います。これはキレイごとではなく。

しかし、お金が全てではありませんが、これからも日本と言う国で生活していく上でお金は必要です。衣・食・住をまかなうためにはどうしてもお金が必要になります。

資本主義社会、貨幣経済の中で生きていくためには、お金は何をどうやっても切り放せないとっても大切なモノなんです。

にもかかわらず、、、

日本人の現在の金融リテラシーは先進国で最下位なんです。投資はギャンブルだ!なんて言う人がたくさんいるんです。これでは大切な資産を殖やすどころか、減らす可能性の方が非常に大きいのです。

ここ数ヶ月、米国株を買え!と言う書籍がたくさん出版されていますが、なぜ今、米国株が良いのか?を周りの人に教えてあげることができますか?

本来、資産運用というものは付け焼き刃の知識でやるものではありません。しっかりとお金の基本を勉強して、資産運用とはどんなものなのか?を勉強してから始めるものです。

スポーツでもなんでも同じです。最初は何でも基本から。毎日コツコツと練習をして上手になっていきます。

基本を飛ばして試合に出ても勝てませんよね?

なので私は今、しっかりとお金の勉強をすることをオススメしています。急がば回れ。と言う言葉がありますが、まさにそれです!

いきなり投資の勉強をする前に、まずは基本から。

いきなり投資の勉強をするのは、ゲームを始めてすぐに必殺技を取得しようとしているようなものなんです(笑)

資本主義経済が確立して3世紀が過ぎました。しかし、お金というものは根本は何も変わっていません。

そうなんです!!

お金の基礎知識と言うのは、一度勉強すると一生涯役に立つとてもメリットの大きな勉強なんです。

みなさんお金を殖やすことにばかり目を奪われてしまっていますが、増やしたいのであれば、自分が増やそうとしているお金というものの基礎をしっかりと勉強しましょう。

遠回りのように見える・感じるかもしれませんが、実はそれが一番の近道なんです。

次回の予告

初めての投稿は最終的にちょっと熱くなってしまいました(汗)

ちょっと心を落ち着かせて、次回の予告をします♪

次回から、お金の基礎をしっかりと学んでもらうために「お金とは?」と言う記事を書く予定です。

お金とは?って、本当に基礎の基礎ですね(笑)

先程もお伝えしましたが、スポーツでも勉強でも裏技は存在しません。コツコツとした日々の積み重ねが大きな力になるのです。

という事で、次回からも楽しみにしていてくださいね!

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