子どもの体験格差について
夏休みの体験ビジネスというものがあるらしい。
家族で様々な体験ができ、高額なお金がかかるという。
昔も今も、国内・海外旅行や・体験ビジネス・テーマパークに行くことが出来る家庭と出来ない家庭がある。
今の時代は、それらをSNSにあげ嫌でも目に入ってしまうことで、うらやましいという気持ちがわく人も多いだろう。
わたしの母もよく言っていたが、「よそはよそ、うちはうち」と割り切ることが難しい時代なのかもしれない。
わたしが共働きでの子育てを一段落し、今、猛烈に反省しているのは、子ども達と料理をしてこなかったことである。
普段の料理、お弁当は、自分でつくりおきをしておく方が早いため、子どもと台所に立つことをしなかった。
たまの休みくらい出掛けたかったし、外食もしたかった。
料理をするのが面倒らしく、外食やコンビニで済ませているらしい。
野菜不足が気になった。
親である自分の責任は大きいと思った。
①親子で献立を考える(予算内に収めること、企画力、話し合う力がつく)
②一緒に買い出しに行く(金銭感覚・消費税の計算・栄養の知識が身に付き、野菜の名前・産地などを知ることができる)
③親子で料理をする(手先を使うことで脳が活性化する、手先が器用になる、味付けは化学と関係が深い)
④親子で食べる(一緒に作ったものを、楽しく会話しながら食べることは、とても豊かな時間だと思う)
⑤共に洗い物をする(洗い物までして料理をした、という感覚がつく)
これらが習慣化すると、長期休みだけではなく、毎日の食事つくりや休みの時にも料理をすることが苦ではなくなる。
旅行やイベントに行かなければ自由研究ができない訳ではなく、毎日の料理体験を自由研究にするといいだけだ。
買い出しの時に気づいたことや(旬の野菜、食品添加物、消費税など)、料理で工夫したこと(野菜の切り方や味付けなど)、自分オリジナルのレシピができたら最高だろう。
わたしはもう遅いが、今、子育てをしている人達には、長期休業こそぜひ親子で料理や家事を楽しんでほしい。
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