【無料公開】ザニオーロ「トッティの10番を欲しいとは思わない」
先日実施したアンケートで、noteに登録すると何か楽しい事あるのかしら?という若手男性声優グループのイベントに来たベテラン女性ファンのような意見があり、そう言われりゃ確かに見せなきゃわからないよねと思い到り、note版の記事を無料公開しました。ちなみにぼくは若返りしたザニママよりも、ワンダ・ナラの方が上西小百合ぽくて好きです。
ちなみにローマ速報は──
シーズンに沿ったレビュー、パジェッレ、主に試合に関するインタビューなどがサイト版ローマ速報
選手ヒストリー的なインタビューや、過去のローマ速報のまとめ記事、ネガティブだけど伝える必要のあるものなど、ローマの付加価値的な側面はnote版ローマ速報
という風に分かれています。
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今回のnote版ローマ速報は、7月に20歳になったばかりのザニオーロの新しいインタビューをお届けしたい。ここまで公式戦14試合5ゴールと、20歳とは思えない獅子奮迅の活躍を見せる彼のサイドストーリーをどうぞ。
──サッカー界のアイドルは誰ですか?
ザニオーロ「これはもうずっとカカとロナウジーニョだったよ!プレーのやり方なんかは、同じポジションのカカから影響を受けたんだ。彼のタレントは計り知れないからね。ロナウジーニョは見ていて楽しい選手。以前は彼のプレーをたくさん観ていたよ」
──かつてのあなたのように技術的な理由でクラブを去らなければならない子供たちにアドバイスするならば?
ザニオーロ「・・・絶対に諦めるな。常に夢を信じ続けろってって言うよ。確かに誰かが来たら誰かが出ていかなきゃいけないのかもしれない。それでも大事なのは実現するまで夢を追い続けることさ。もしも願いが叶わないなら、最後は持てる全てを出し切れたかどうかが重要になるはずだよ」
──ローマでプロデビューした日を覚えていますか?
ザニオーロ「もちろん!当日の朝にディフランチェスコ監督に呼ばれ、準備が出来ているようならば夜のレアル・マドリー戦に出すと言われた。信じられなかったよ。ぼくは直ぐに「もちろんです、ミステル!」そう返した。全体ミーティングが午前11時で、試合は夜の9時だった。急な話だったけど、とにかく気持ちが高揚してたまらず両親に電話したよ。その後はベッドに寝そべってずっと天井を見ていた。そして最後には楽しんでプレーすることに決めたんだ」
──このシーズンのチャンピオンズリーグで、ローマは決勝トーナメント初戦でポルトに破れました。しかし、これでニコロ・ザニオーロの名前を誰もが知ることになりました。
ザニオーロ「何もかもが新鮮だった。これまでこんな種類の試合なんてやったことなかったんだから!色んな感情が沸き上がり、チームの為に自分のベストを尽くそうと思った。これからもこの夜と同じ気持ちで仕事を続けたい」
──そしてこの夏、ローマは大きく変わりました。カンピオナートとヨーロッパのタイトルを狙えるチームになったのでしょうか?
ザニオーロ「確かに今季のローマは大きく変わったよ。若手が増えたけど、同時にぼくたちを助けてくれる経験豊富な強い選手たちも在籍するバランスの良いチームにポジティブに変化したんだよ。何かを成し遂げるには最高のメンバーさ。ローマが復活できるかどうかは全てぼくたち次第だと思ってる」
──ローマではフランチェスコ・トッティが現役を退き、それ以来あなたとの比較が多く議論されてきました。
ザニオーロ「光栄に感じるよ。だけどこれだけは言わなくちゃね。ぼくはニコロ・ザニオーロ。そして、まだまだ成長する必要がある選手さ」
──いつかローマがあなたに背番号10を与える日が来るかもしれませんね。
ザニオーロ「いいや、ぼくはそんなこと考えたりしない。なぜならローマのカピターノに敬意を持っているから。仮に10番を提示されても、ぼくはきっと首を縦には振らないだろうね」
まさかエルシャーラウィの穴がこんな形で埋まりつつあるとは開幕当初は予想できませんでしたが、この読めない感じが実にローマらしい!
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