食事動作セミナー_石田.001

食事動作をOT視点から考えていく

2019年11月23日
横浜でPTOTST視点で食事動作を考えていくというテーマでお話をしました! 

それぞれが一つの動作について、真剣に考えていくこと。
素晴らしい機会になりました。

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今回は私が話したこと、そして考えていることをシェアいたしますね。
そしてせっかくこの記事を読んでももらいましたので、何かしらのヒントがあるように動画も一緒に載せさせてもらいます。

どうぞよろしくお願いします。


わたし、石田匡章は作業療法士(以下、OT)ですが、
言語聴覚士(以下、ST)の方向けにセミナーを行なっています。

食事動作セミナー 石田.004

これを行なってきたきっかけがありました。

自費のボディケア を行なったいる際に、一人のSTの方が施術を受けてもらった時に、
大胸筋の話をいたしました。

「この筋肉はここからこうつながって、ここにあるんですよ」と。

そうすると、施術を受けてもらっていた方が目を輝かせて、
「こうゆう知識はSTはもっていないんです。是非ともそれを学ぶ場所を作ってください」

って言われたのがきっかけでスタートしました。

おかげさまで、それから数年が経ち、多くの方にきてもらいました。

本当にありがたいことですね。

食事動作セミナー 石田.005


さて、このような活動の中から、
またあたらしい繋がりができたのが、このイベントをしたきっかけになります。


それがこの二人。

PTにて、全国で講演活動されている小松さん。
小松さんは、昔奥様と漫画喫茶に行った時に、解剖学の本をもっていって読んでいたという変態です(漫画喫茶にいったなら、漫画読んでもらいたいw)。

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そして、もう一人の変態の奥住さん。
いろいろマルチに活動されて、幅が広い知識を持ち、ほんとうにハンドリングも理学療法士よりも上手いです。

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奥住さんの記事はこちらから見ることができます。ここでもやはり奥住さんって感じでしたw


この変態二人と凡人の私の3人で飲み会をして、そこでこの繋がりができました。

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さて、前置きが長くなりましたが、食事動作をOT目線で考えていくってことをお伝えいます。

1.認知期(先行期)にどのようなに意識を向けているのか?

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まずはこちらの知識に関して、食事をする際に意識をどう使っていうか?
これはとても大切な気がします。
食事するときは、五感を使っていきます。
その五感をフル活動していく必要があります。

どのような食事道具の形態なのか?
匂いから食欲は増していくか?
動作の際の動きはどうか?
食器の音などが聞こえて食事をするような雰囲気は伝わってくるのか?

食事動作セミナー 石田.025

ここでOTとして大事にしていることは、
「道具を返して適切な感覚フィードバック」を入れていくということ。

この感覚をもっていることはとても大切になります!


2.上肢操作において、どのように考えと触り方が必要か?

私はいつも大切にしていることがあります。
それは「適切に触れているか?」そして「動きを適切にコントロールできているか?」

そのために触診をお伝えすることが多くあります。
手の触診は基礎にもなりますので、ぜひともまずはこちらの構造を理解する動画からご覧下さい。

そして大切なものもう一つは食事動作には必要な動きがあるということ
食事は左右非対称な動きをします。

食事動作セミナー 石田.027

そのために必要な動きの獲得も頭の中に入れておく必要がありますね。

またベースになるのは座位の姿勢分析。
こちらの動画もおまけでつけておきます。


3.舌骨の触診は丁寧に触れて、評価ができているか?

3つ目としては、舌骨を適切に触診ができるかということ。


STの方でも間違えて触っている方がちらほらいることがあります。

適切な触り方、そして位置の確認も必要ですね。
下顎骨の動きも特徴があります。下顎骨の触診方法も付け加えさせていただきますね。


以上、少し参考になるところを載せさせてもらいました。

今回はもともと2019年3月15日に開催予定だったこちらのセミナー企画。

コロナウイルスでなかなか外に出てなくてセミナーなども参加しにく日が続いています。

その日々のなかでもこちらの少しでも記事が参考になれば幸いです!


3月のセミナーは延期という形になり5月9日・10日に開催いたします。以下のバナーから詳細を見ることが可能です。

(バナーが3月になっておりますが、5月の開催になります)

ご覧いただきまして、ありがとうございました!

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