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アリゾナ解剖学 筋膜(深筋膜)の大切さ

アリゾナ解剖学 2日目。

2018年1月23日の記事を移行しました。

この実習は本当にもっと早くに受ければよかったと思う!
そして来て本当に良かったと。

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アメリカでの新たな出会い

解剖の本を何度も読んでいたけど、
イメージと実際の状況が違いも感じます!
その位置にはもちろん解剖書のようにあるけど、どのように動くのかを知れること
これは何よりのセラピスト人生で大きな糧になる。

生前の生活状況や病歴の状況にて、
体から伝わってくる状況が響いてくる。

そして生命は神秘。
人体の不思議さを感じています。

解剖後にステーキ。。。笑
美味しくいただきました。

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アリゾナに住んでいる上原さんにも会えたし、楽しい時間を過ごせた。
また今回来たメンバーもいろいろと話せて本当に有意義な時間。

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TOMの講義のまとめ

アナトミートレインはアイディア
全身の中で上から下へのコネクションについての理解が必要。
横の方向への理解をすることも大切と。

顕微鏡レベルのお話。
細胞外器質として、「水」「コラーゲンの繊維」「ヒアルロン酸」
繊維の間にあるのは、ジェル状のもの。
ヒアルロン酸はかなりの長さがある。
鎖のところが粘性がある。
鎖と長いものから短いものになっており、容易にスライドになっており、それぞれが筋の間にある。
水分がないと、シダの葉っぱのように丸まってくる。十分に水があると広がってくる。

解剖での実習

●皮膚と脂肪層の重さと大切さ
 人との脂肪層と皮膚は本当に重たい。
 担当のご献体は比較的に小柄の方。だけど細胞外器質にて多くの体液が混じっている。
 その影響もあり重さも感じてくるが。。。
 この状況で生活している、そしてその動くことは大変だと思う。
 年を取っても太らないようにしたい。。。笑
 けど、皮膚と脂肪層は身体を守ってくれている。
 一つは良質な脂肪層を持つことが大切だね!
 
●深筋膜のつながり
 今回これは肉眼で確認できたことは良かった。
 これを見れただけでも来た甲斐はあるね。
 「筋膜・筋膜」っていうけど、身体のプロテクターの働きをしてくれている印象。
 筋肉の位置を固定して、そこの位置を保持してくれている。
 膜からの影響をこのように把握できること、経験値としてかなり大きい。
 
●前頭筋・側頭筋の位置
 頭蓋の解剖をしている中で、自分の知識と実際の解剖のものが違ってしまった。。。
 前頭筋はほとんど皮膚。そして側頭筋との位置関係は同じ並列にあるわけではなかった。
 これまで前頭筋と側頭筋は筋連結をしていると思っていたけど、「層」が違っている。
 この側頭筋を覆っている深層膜は綺麗。
 
●広背筋の働き
 肩甲骨の下角にある広背筋はポケット状になっている。
 翼状肩甲にならないように下角部分を止めている。
 だが外転時の肩甲骨の滑りに関して、とてもスムーズに動きを引き出していく。
 人の身体の不思議を感じられる部分。 

etc…
 


今日のまとめ 3つの学び

1. 人体は神秘
人体というか生命は神秘だ。
ご献体を8体比べてみて、人体のものがあるのはみんな一緒。
その部分にその部位がある。
そして守ってくれる構造の皮膚と脂肪層は大切

2. がんばっているとつながる。
「頑張る」って言葉は好きではないけど、人と人はその場の環境に行くとつながる。
(頑なに張るって書くからね)
そして自分自身がどう行動してどう振る舞うか。
それで受け入れる印象が変わってくるなって思う。

3. アメリカの肉は肉肉している。
 肉が「肉!」って感じだった笑
 
 



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