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ASPaC Workshop in 金沢美術工芸大学

2016年5月16日、金沢美術工芸大学でJPDA理事の畝野裕司さん、藤田隆さん、森孝幹でASPaC説明会&ワークショップを行いました。

創立70年を数え、全国でも随一といわれる少数精鋭の“金美”。美術をしっかり学んでいるなと感じる自信ある顔つきをした学生が多く、ワークショップが楽しみです。視覚デザインはもちろん、環境デザインや製品デザイン専攻から参加があり、また年次も一年生から四年生までと多彩なメンバーだったため、年次や専攻をミックスさせてのチーム編成でワークショップに取組みました。

今回のワークショップは、学生各自がコンビニやスーパーなど市場で気になる好きな商品のパッケージを一つ持参。その商品の良い点、悪い点をチーム内で話し合いブランド特性を抽出します。基軸となる特性を残して「Surprise!」をプラスすれば、どんな新しい商品になるか!を考えるワークショップです。

最初の1時間でコンセプト出しまで進行です。自己紹介から各自の商品のブランド特性を話し合い、各自でコンセプト出しをして、それをチームで話し合い賛成多数で次へ。


コンセプト出しができればパッケージデザインへ進みます。一言に「Surprise!」と言っても、持ち運ぶチョコレート菓子をカバンの中から外へ出す“ひっかけチョコ”、マーガレットのように華やかに咲き、好きなところから使える付箋、ロケットペンシルが新しい価値を持ってリバイバル、牛乳売り場で売る牛乳&クッキーの一体パッケージから、食べるジュエリーをテーマに女性ウケを徹底した菓子パッケージなど使用シーンの展開、商品のデメリットを逆手に取ったり、くっつけて新しい価値を出したり、パッケージ形状や見えないニーズの発掘まで、多彩な切り口からの提案に溢れるプレゼンテーションはポテンシャルの高さを現していました。

金美からも多くの学生が意欲溢れるアイデアを応募してくれるのではと感じ、ますますASPaC Awardsが楽しみとなりました。

https://www.youtube.com/watch?v=bGGT2dwuOiw

(ASPaC副会長 森孝幹)

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