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強デッキ解説:戦姫絶唱シンフォギア

こんにちわ、なっつんです。

第5回となる今回は、発売直後から快進撃を飛ばしているシンフォギアこと「戦姫絶唱シンフォギア」の紹介・解説をしていきたいと思います。

それでは行きましょう。

デッキレシピ

無題

今回の解説にあたって、WGP2021第12地区4位の「みなみ@FOM」さんのレシピをお借りしております。デッキコード:4TYK

解説

シンフォギアの主流の構築は発売直後「間一髪 切歌」や「バーニング・エクスドライブ 切歌」などを活かした8宝型が多かったのですが、現在は安定して打点と手札を稼げる「アマルガム 響」を採用したチョイス宝が台頭してきています。

基本的な戦術はどちらの形も変わらず、レベル2から低コストで「アマルガム 切歌」や「アマルガム 調」を多面展開し、CXコンボを絡めて相手の山札に干渉しながら迅速に28点叩き込む構成になっています。その光景はまさに令和に蘇ったひなろじそのもの。

当初流行の兆しを見せていた8宝型は、エクスドライブ切歌や「戦姫絶唱 切歌」の効果で宝に山上2ルックのモードが付与できるため、ある程度までならトリガーをしすぎても問題ないようにはなっているものの、特定のカードを狙って手札に加える手段に乏しく、間一髪のCXコンボも発動条件がFEVER+手札5枚以下という謎の制約から不発する危険性が高く、安定性に欠けている点がありました。

対してチョイス宝型はパワーが貧弱な代わりにアタックすればCXコンボが発動するため、いつ使用しても一定のバリューが確保されています。

チョイスを採用している事で8宝型では回収し辛かった助太刀や「再誕の時 キャロル」等の1投カードに触れられる手段を獲得し、エクスドライブ切歌の代わりに「元気いっぱい 響」を採用する事で自ターンの瞬間的なパワーラインを押し上げる事が可能になっています。

みなみさんはおそらくメタゲームを考えて(あるいはストック損を嫌って)か、上位応援を条件付きストックブーストの「“シュルシャガナ”調」にしていますが、引き続き戦姫絶唱切歌を採用する事で、より高いパワーラインを構築する事も可能です。

キーカード

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チョイス対応のCXコンボを持つカード。

パワー補正を一切持たないものの、4ルックと0コストツインドライブの2つのモードを持っており、序盤は前者で必要なパーツを集めながら1週目の山札を切り崩し、中盤以降は状況に応じてツインドライブでストックブーストしたりと幅広い戦術を取る事ができます。

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レベル2からわずか1コストで着地する令和の《定理者》。

早出しに必要なパーツを素材キャラである「聖詠 切歌」1枚で集める事ができ、ストックを要求しないため序盤から使う事で不要牌を処理しつつ山札を1枚圧縮する事が可能。

歴代の早出しイベントを凌駕するコスパの高さもさる事ながら、アマルガム切歌のストック1枚をドローに変換しながら、手札のアマルガム切歌か調を0コストで出すモードが非常に強力。

この効果で出したアマルガムのCIP能力も発動するため、ストック3枚から手札を増やしながら10000のパワーラインを3面展開するという動きを平然とやってきます。

CXコンボによる山上2枚操作で確定打点を作りやすく、サイドアタック等を駆使して徐々に打点を刻む事もできれば、脆い山に高打点をぶつける事もできます。

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このデッキのフィニッシャー。エクストラダメージが欲しいレベル3ではこちらを複数面並べて詰めにいきます。

CIP効果に関しては切歌と同様のものを持つため、最初に2コストかかるものの2枚目以降は1コストで手出しする事も可能。その際1ドローで対応CXへアクセスする事もできます。

CXコンボは手札の音楽のキャラ1枚を破棄して2点バーン。3面連動すれば3-0からでも詰めきれる火力であり、諸々の軽さも相まってリーサル最大値の再現性もかなり高いです。

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身代わり効果とレスト+1500配布を併せ持つパワーカード。

不足しがちなレベル1のパワーラインを補助できるだけでなく、早出ししたアマルガムを0コストでアンコールする動きが凶悪です。

シンフォギアの欠点

パワーライン自体は並

令和のひなろじとは言いましたが、あちらが盤面制圧+耐久という動きだったのに対し、シンフォギアは舞台に出た後のパフォーマンスを詰め能力に全振りしているため、対処自体は意外と簡単です

レベル応援さえいなければ、元気いっぱいの+1500かアマルガム切歌のCXコンボによる+1000くらいしか盤面に寄与する要素がなく、場合によっては先上りした対面が出した11000に触れる事すらできない事も。

最近は8電源ミラーの頻出さから美夏拳が再流行しつつあり、サイドがしづらい場面で1:2交換を取られてしまう危険性もあります。

さいごに

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

次回第6回は再び8電源デッキからニジガクを紹介したいと思っています。

今回はこの辺で。




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