これを読めばわかる!宝扉オーバーロードを徹底解説
こんにちわ、なっつんです。
今回は宝扉オーバーロードについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。
これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。
なおこの記事は2023年8月11日(PBジョジョ発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。
それでは行きましょう。
前提
長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。
※記事を圧迫してしまうため、省略基準を変更しました。
基本情報
宝扉オーバーロードはレベル2で早出しした「魔導王 アインズ」のCXコンボによって相手の舞台を破壊し、立て直す間を与えずに迅速に詰め切ることを目指すコンボデッキです。
盤面焼きをするためには2ターン連続でCXコンボを使う必要があるものの「豊穣の母神からの返礼 アインズ」のCXコンボを絡めることでアインズ自体が無敵状態となる上に咎めるタイミングが早出しメタ拳しかないので、準備をしておけば確実に相手の盤面を薙ぎ払うことが可能になっています。
また、思い出になった「黒い仔山羊」は、アンコールステップ開始時に1コスト+手札1枚で1ダメージを与える記憶効果を持っているため、コストさえ確保できれば毎ターン最大5回まで1ダメージを与えることができるようになります。
2023年6月の制限改訂によって優秀なドローエンジンを失ってしまったため手札管理が非常にシビアになりました。
2枚の宝をどう確保するかが勝利の鍵となるでしょう。
デッキリスト解説
カードの役割別に順番に解説していきます。
予想外の効果 アインズ
手札を減らさずに2回アタックできるカード。
アタックフェイズ開始時に舞台からキャラが2枚消えるため、リバース要求型の1連動を咎めることができます。
「魔導王 アインズ」を早出しするために必須となるので、手札に戻したこのカードはしっかりとキープするようにしましょう。
配下への思い アインズ
サーチ範囲は非常に狭いもののストックを使わずにハンドアドバンテージを得られるカード。
システムとして運用することもできるのでゲーム中一定のバリューが担保されています。
セコンド アルベド
バトル相手を踏むと他の前列キャラを後列に逃がせるカード。
「支配者へ向ける賛美 シャルティア」や「侵入者へ向ける視線 シズ」をアタッカーとしてカウントできるので、後手1ターン目や先手2ターン目に3パンできる可能性が非常に高くなっています。
支配者へ向ける賛美 シャルティア
「シャルティア」ネームのカードをもう1枚用意することで、クライマックスフェイズの開始時にトップチェックが行えるカード。
このカードを後列に2枚並べることで毎ターン最大2回のトップチェックと最大2枚の山削りが可能です。
集中のコストがキャラ2枚レストと重い代わりにめくる枚数が5枚なので、1週目の山札を高速で削りながら期待値の高い集中を使うことができます。
侵入者へ向ける視線 シズ
相手のキャラをリバースするたびにパワー+500を振れる集中。
こちらはリターンが万能サーチになっているので「黒い仔山羊」やCXを探すことが可能です。
ダークエルフの魔獣使い アウラ
PIG効果で山削りを兼ねたサーチが行えるカード。
プレイしたターンパワー3000になるので序盤は高いバトル適正を備えています。
ストックを使わずに山札を削れる貴重なカードですが「セコンド アルベド」との相性はあまりよくないので注意が必要です。
豊穣の母神からの返礼 アインズ
「黒い仔山羊」を0コストにする効果と「魔導王 アインズ」を大幅強化するCXコンボを持つレベル応援。
プレイするだけでデッキの足回りを底上げしてくれますが「支配者へ向ける賛美 シャルティア」のトップチェック効果と競合してしまうので、プレイするタイミングはよく考える必要があります。
魔導王 アインズ
このデッキのフィニッシャー。
2ターン必要になるもののCXコンボによって相手の舞台を吹き飛ばせるだけでなく、1ダメージを与えるモードも兼ね備えています。
反面、CXコンボができないとなにもできないので手札に加えた宝を余分にキープする大胆な動きも必要になってきます。
黒い仔山羊
任意のキャラを回収することができるイベント。
普通に使うだけではあまり強いカードではないので、できるだけ母神からの返礼をプレイしてから使用したいところ。
このカードをどれだけアインズのマーカーにできるかが重要なので、トリガーした際はできるかぎり控え室に落とすようにしましょう。
気弱な階層守護者 マーレ
相手の山札に干渉できるカード。
ストックに干渉するタイプよりも攻撃力は落ちますが、プレイするだけで効果が使用できるのとヒールのモードを持っている点が優秀。
時にはこのカードが決まり手となる場合もあるので、トリガーした扉や集中などで確実に構えていきたいです。
プレアデスの副リーダー ユリ
プレイした際に山札を2枚掘り進められるカード。
条件を満たせば実質0コストでプレイできる上に、常時パワー10000と高いスペックを持つので手札交換をしながら盤面を強化していくことが可能です。
可憐な吸血鬼 シャルティア
正面のキャラを踏むかダイレクトしたアタック終了時に、キャラを回収しながら次のターンのアタッカーになれるカード。
強力な1連動ですが単体ではパワー7000までしか伸びないのと、多面連動した際に思い出にすると次のターンの展開を阻害してしまうので、手札と相談して次のターンに確保したい枚数を決めましょう。
方針会議 デミウルゴス
CX交換カード。
中盤以降引いてしまった扉を宝に変えるのとCIP効果で1週目の山札を削っていくのが主な役割です。
レベル1で宝を扉に変換してシャルティアのCXコンボを狙うこともできますが、その結果「魔導王 アインズ」のCXコンボが狙えず押し負けることが多々あるのでよく考えて行いましょう。
立ち回り
マリガン
レベル0
「配下への思い アインズ」「予想外の効果 アインズ」「セコンド アルベド」でアタック回数を稼ぎながら「可憐な吸血鬼 シャルティア」と「屈辱の罰(扉)」を手札に集めていきます。
早い段階から「支配者へ向ける賛美 シャルティア」を後列に2枚展開できると1週目の山削りが非常に早くなります。
アルベドを絡めればアタッカーとして運用も可能なので、積極的に舞台に送りこみましょう。
レベル1
「可憐な吸血鬼 シャルティア」のCXコンボで「魔導王 アインズ」「豊穣の母神からの返礼 アインズ」「プレアデスの副リーダー ユリ」を1枚ずつ構えてレベル2の準備をします。
余裕があるならアインズの早出しセットをもう1組構えて多面展開を狙っていくとよいでしょう。
アインズ+母神からの返礼を2面展開してCXコンボが発動すると、無敵キャラを2面立てつつ5面焼きの準備+1ダメージ+2点ヒールでき、後の状況が非常によくなります。
レベル2~3
「予想外の効果 アインズ」の起動効果で「魔導王 アインズ」を早出しし、CXコンボで相手の盤面を一掃します。
なるべく早い段階で後列を「豊穣の母神への返礼 アインズ」で埋めつつアインズを2面展開して、CXコンボで一気にダメージレースを突き放しつつ「黒い仔山羊」のコストを捻出していきましょう。
相手のデッキ次第では1回目のCXコンボ時は早出し状態なら全面サイドアタックorダイレクトアタック推奨です。
2023BCF環境と違い対策札を確実に採用することはなくなりましたが、この記事を書いている時点でアインズのヘイトがそこそこ上がってきているので相手の控え室は逐次チェックしましょう。
以前のように防御札で1ターン稼いだり、追加のドローで仔山羊のコストを捻出したりできなくなっているので手札配分は慎重に。
相手の山札が硬いようなら「気弱な階層守護者 マーレ」の逆圧縮でリセットしてしまうといいでしょう。
他のデッキリストはこちらからどうぞ
今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?