令和三年、二十七歳の夏、脱サラして農業を始めることにした。
おちゃらけたライトノベルのようなタイトルをクリックしてくださった皆々様、はじめまして。陽地郎と申します。
この記事を開いて頂いた方の中には「あー…また勢いだけの人間がなんか始めちゃってるよ」と嘆き、首を横に振っている方も多いと存じます。
あるいは「どれどれ、今度はどんな類の意識高い系かな」と斜に構える方もいらっしゃるかもしれません。
「お、いいじゃん! よし、応援してあげよう!」と親指を縦に立て、歓迎してくだる方は少ないのではないかと覚悟しております。
新規就農者の現