Junpei Onodera / Asohgi

小野寺隼平: 電子音楽家, 劇伴製作 etc. ▼ https://lit.link…

Junpei Onodera / Asohgi

小野寺隼平: 電子音楽家, 劇伴製作 etc. ▼ https://lit.link/asohgi ▼ noteでは日記、お知らせ、作品解説あたりを書き連ねています

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

Profile

そもそも自分が何者なのかわかりづらいかも?と思ったので、改めて自己紹介などしておこうと思います。 以下は音楽キャリアがメインになってますが、Lancersのプロフィールには開発キャリアも多少書いてます。 音楽、開発ともども何かあればお気軽にご依頼、ご相談ください! ・プロフィール小野寺 隼平 (おのでらじゅんぺい) sound crafter, performer, producer 電子音楽家。京都市生。 高校在学中の'94年頃よりテクノ・電子音楽を主軸に活動開始。 ソ

    • 真珠腫性中耳炎になった話 (SC-009: 2022.06)

      前回のエントリーが2年半前なんですが、まさか新しいエントリーをするとは思いもよらず。ただ、ちょっと発見があったので書き留めることにしました。 ご興味あればお付き合いください。 前フリ 最近タイミングが合えばちょくちょくワイヤレスタイプのヘッドホン/イヤホンを試聴しては悩み続けている。AKGのワイヤレスヘッドホンを持っていて音質は気に入ってるのだけど、締め付けが強すぎて頭が痛くなるのでほとんど使ってない状態。もったいない。 試聴してる中ではbeats by dr.dreの

      • 220130「福間創さんという"ご近所さん"の話」

        半年以上ぶりのnote更新。 幾つか書きたい事が貯まりつつも、新年の挨拶もしそびれつつも、真っ先に書かないといけないと思った事。 音楽家の福間創さんが2022年1月1日に逝去された。 1月7日に公表されてもう三週間以上経つけど未だにちょっと実感が湧かず、まだ抜け落ちのある宙ぶらりんなような感覚が少し続く。それでも触れておきたかったので記す。 (だいぶ主観的だと思うので読みづらいかも知れませんがご了承ください) その1 福間さんを知ったのはコンピCD「トロイの木馬」に参

        • 210422-0505 「イメージするバイパス」

          とても抽象的な内容にて失礼をば。 7年ほど前に思い浮かんだ漠然とした創作的なイメージというものがあって、その断片を元に曲なり言葉なりを作った。 断続的ながらその創作はずっと続いていて、実際に公表している(どれの何かなどは言ってはいないし、言うつもりも今のところ無い)。 作品をひとつひとつ完成させていく行為と結果は、ある意味で過去の物になるので幾分か色褪せたりしそうなんだけど、その創作的イメージはずっと色褪せていない。 それどころか現実がそのイメージになってきたもので、正直

        • 固定された記事

        マガジン

        • diary
          254本
        • 中耳炎
          10本
        • log
          223本
        • info
          11本
        • profile
          1本
        • recipe
          1本

        記事

          210412-0421 「0420→44→dp2q」

          一つ前の久々な更新からもう10日近く経ってて、ふと振り返る段になって初めて毎日何だかんだと早いなーと感じている。 一つ前で少し書いてた眠気とか花粉症はようやく収まってきたっぽく、自分の動きも少しずつ上向き。 ----- ところで先日4/20は自分の誕生日で、44歳になり。 毎年何だかんだとここまでよく来たわ〜と感じている。各所からお祝い連絡いただいたり、お祝いしてもらったり。 やー、ありがたい。 ------ 気になっていたカメラ、SIGMA dp2 quattro

          210412-0421 「0420→44→dp2q」

          【info】 宣伝美術: りくろあれ演劇公演 「 外科室 」

          twitter等では3月には既に告知されて上演まで一ヶ月を切っていますが、こちらでも改めてお知らせ。 ------ 来たる5/2(日)〜3(月・祝)に行われる演劇公演「 外科室 」(原作 泉鏡花)の宣伝美術を担当させていただきました。 りくろあれ とは東京/栃木をベースに活動しており、僕もかつてより度々共演などしている役者・大島朋恵の活動名義で、幾度となく自身の主催公演を手掛けています。 普段、僕は音楽で関わっていますが、今回は宣伝美術でオファーを受け、フライヤーやWe

          【info】 宣伝美術: りくろあれ演劇公演 「 外科室 」

          210411 「近影(kin-ei)」

          黄砂のガサガサ、花粉症ピークの過ぎ去り、梅→桜→葉桜、等々がグーンと過ぎるこの時期、ようやく気持ち良い季節がセッティングされた感。ネックは乾燥しまくってる外気。肌カッサカサ。 さて、久々の更新。 1月末くらいからシステム開発関連の案件に関わっていて、リモートだとか諸々の条件が相まって、現在もまあまあ良いペースの日々。 ただ、疲れや眠気か、季節の移り変わりか、花粉症の影響か、確定申告とそれにまつわる会計整理か、何かはわからないけど(そういう諸々全てかもだけど)、個人の動きが鈍

          210411 「近影(kin-ei)」

          日々の仕事と家事と眠気ですっかり更新が鈍ってしまってる…!とは言え、お知らせ事も少々あるのでまた更新しまーす。

          日々の仕事と家事と眠気ですっかり更新が鈍ってしまってる…!とは言え、お知らせ事も少々あるのでまた更新しまーす。

          210210-0215 「NM+αD」

          2月ももう折り返しで日々の流れが早い早い。それ以上に物事の移り変わりが速い速い。 最近こんな事ばかり意識にあるような。 ------ 新月経て何日か経って、自分の流れはまあ程よく漂いつつ進んでるうちに世間は二転三転してる。そういう流転は昔からよくあり、割りかしアホなものがより目立つ。 ただ、流転と言ってるくらいなのでまあまあよくひっくり返る。そして、そのスピード感がやっぱり違う風に思える。 ギャーギャーわめいてたネタのオチを言わないのでどうなったかなと見に行けば思った通

          210210-0215 「NM+αD」

          210209 「.SINK { }」

          夢に感触があった時、目覚めてもその感触、肌触りが残ってるのは何でだろう。 ------

          210209 「.SINK { }」

          210201-0208 「freq.調合」

          日常の仕事がガチっと入ってると、普段の思考のスイッチへ切り替えるのに時間がかかったりする。切り替え方を忘れてたり頭が空っぽみたいになったり。一日の疲れが出ると起こりやすくもある。 外の影響で自分が遠ざかるのはおっかない。自分の軸足があった上で遠ざかる(遠くへ行く:比喩)のは歓迎なんだけど。 「無になる順序」が違わないようにしたいなと心に留めつつ。 この前発売されたRaspberry Pi Picoのコンパクトさが可愛いなあと思って、そこから急にラズパイなりArduinoで

          210201-0208 「freq.調合」

          210131 「照らす反らす射す」

          この前信号待ちをしてた時、ふと身が軽くなるような浮き立つような感覚があって、直後に気持ちが少し軽くなるような感覚を覚えた。「〜ような感覚」だらけだけど本当だから仕方ない。何だったんだろう。 それに関連するのかわからないけど、日々心持ちがほんの僅かずつながら軽くなってる実感がある。根拠はないけど本当だから仕方ない。 ------ きっかけあって、ちょっとしたシミュレーションを行なう。扮する事で効果を引き出すような。期せずして自分にも効果があるのではと感じる、不思議な気分。

          210131 「照らす反らす射す」

          210119-0130 「phase Ω + 10」

          さて、緩い更新になったらいつの間にか一週間以上開いた。この間は割とオファー作業なりその他段取りなり、まあまあワチャワチャしたりぼんやりしたり。少し寝不足も重なったり。 目下作業中のオファーはとある製作。遠くないうちに発表されるそれは、個人的に今まで受けた事のないもの。自分の上ではよくやってはいるものの、依頼を受けるのはありがたく面白く、違う神経が動く。 ------ さて他方。 月曜から久々に開発仕事に関わってる兼ね合いで時間の縛りが少し窮屈。リモート中心だしかつてより

          210119-0130 「phase Ω + 10」

          210118 「虹を浴びる」

          出先で落ち着いてたらやけに眩しかったんで見てみたら、顔に虹がかかっていた。反射の妙技。 ------ 漫画「チ。 -地球の運動について-」は久々に度肝を抜かれ、今いたく気に入ってる。 地動説を巡って、異端と見做され極刑に遭おうとも連綿と紡ぎ続ける知性と好奇心と自己実現と哲学と美の物語。心の奥底から凄まじいと感じる、とんでもない作品が出てきたと思っている。 台詞が逐一良く、流麗さとは全然違う歪でゴリッとした画力がやけに説得力を持ってなお痺れる。 今月、2巻が出たところ

          210118 「虹を浴びる」

          210114-0117 「額縁の外から」

          額縁の外から。 ------ 1) 先日、とあるデパートの生鮮食品売場で買い物をした時、売場のおばちゃんが呼び込みをしていた。それ自体はよくある光景。 ただ、商品を自分が見ようが他の人が見ようが全く人がいなかろうがひたすら商品説明を続けるその声には、抑揚がありそうでまるでなくて録音した音声のループのよう。まさにロボティック、人間自動音声装置。 さて買い物を終えて売場を出る時におばちゃんの真横を通ったら、ありがとうございました的挨拶もなく呼び込みを続けていて最早トランシ

          210114-0117 「額縁の外から」

          210111-0113 「海抜0dB」

          いろんな騒動と余波を垣間見ては、疑問を持つ事自体も許されないのか、と奇妙な気分になる。 ------ ある方の意見や意思が他の人の認識と違った場合に、「終わった」「失望した」「許せない」等、やけに感情的に叩かれたり揶揄されたりする事がある。 この時、どういうわけか議題の内容自体へのフォーカスがブレてる事が多いと感じるんだけど、叩く人や揶揄する人はその点には気付いてるんだろうか。また、そのような人は自身の認識について正しいという論拠を、自身の理解と言葉で説明できるんだろうか

          210111-0113 「海抜0dB」