見出し画像

三角▲の象徴するもの。

カードリーディングや占いで用いられる「シンボル」について、調べたり考察したりする「シンボル考察」のマガジンを始めてみます♪

画像1

さて、最初はポピュラーな図形をかんたんに見ていきましょう。
(おそらく、一つの象徴も掘り下げると無限沼だと思うので)

今回は、▲三角▲!!!

三角形の説明をウイキペディアで調べてみると、

三角形(さんかくけい、さんかっけい、拉: triangulum, 独: Dreieck, 英, 仏: triangle, (古風) trigon) は、同一直線上にない3点と、それらを結ぶ3つの線分からなる多角形。その3点を三角形の頂点、3つの線分を三角形の辺という。

ということ。
(こういう説明を見ると、「船を編む」を思い出す笑)

画像2

三角形の象徴するものは、ざっとこちら。

・倫理学
・真理
・キリスト教の聖三位一体
・哲学のテーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼ
・力、パワー
・密教では、女性の原理の一つ(女陰(ヨニ)や子宮)
・火の錬金術

いろんな分野でいろんな象徴となっていますね。
これ以外にもきっとたくさんあるはず。

「真理」というのは、科学と哲学の目的である「真理」ということで、人生の神秘の啓示へと導く、ということの象徴とのこと。

三角形の3は、神の数字であり、三位一体へと通じていきます。
「キリスト教の三位一体」とは、
父(=父なる神・主権)
子(=神の子・子なるキリスト)
霊(=聖霊・聖神)
ですね、学校で教わりましたね!(←忘れていたのでウィキからコピペした人笑)

テーゼとアンチテーゼ、ジンテーゼとは、テーゼが「定立」(立てられた命題)、アンチテーゼが「反定立(反対命題)」、ジンテーゼが「総合・統合・合」。
新しいものは、対立物間の緊張関係によってしか生まれないということを示しているとのこと。
ジンテーゼは、「あらたな高次の概念によってテーゼ(正)とアンチテーゼ(反)を統一し、矛盾を解決すること」という意味で、対立することによって成長していくようなことを示しているとか。

画像3

難しいことが並びましたが(ふーーっ。・・そうでもなかった??)、ここからはわりと占いを学んでいる人は、馴染みのある概念です。

まずは、「パワー、力」

単純に、「安全(反対の危険も表す)」「成功」「繁栄」というキーワードも並びます。安全・危険に関しては工事現場とかでも見かけるところです。

上向きの▲三角は「男性性」、下向きの▼三角は「女性性」というパワーを示します。これが重なった六芒星は、「調和と統合」を象徴し、パワフルなシンボルとされています。

「火の錬金術」というのも、エレメントを表す時に使われていて、目にすることも多いと思います。立ち昇る炎を図案化したものであり、火の錬金術の記号ということ。

画像4

三角にまつわるお話といえば、ピラミッド

ピラミッドは、側面が三角ですね。4枚の三角形が交わる頂点から、大きなエネルギーが放出され、宇宙との通信がなされていた、と考えられています。

三角形は、古代の人たちには、神聖なものとして捉えられていたということです。

画像4

占いの側面から見てみると、ウェイト版タロットでは、節制のカードに三角が登場します。節制の意味は「調和・自制・節度」。
カードの中で四大元素である、火地風水がまとめ上げられた絵柄となっており、その中の「火」を示すのが天使の胸の三角だと言われています。

三角といえば数字の「3」。
数秘術での「3」は、発展、バランス、工夫や、子(子ども)を表し、好奇心旺盛であったり、並びから抜きん出たいという力が働いたりします。

占星術では、アスペクトに「トライン」という繋がりがあります。
天体同士の120度の角度での繋がりを指し、調和的なつながりとされています。3つの天体がそれぞれトラインで繋がり、チャート上で三角形を作ることを「グランドトライン」といい、完全調和の状態を表します。

画像5

まとめてみると、「調和」「バランス」という側面、「火」「男性性」といったパワーの象徴、第3の目、第3の視点的な「神秘」「高次」の視点、といったキーワードとなりそうですね。

三角形は、深掘りするといろんな概念に出会いそうなので、また何か発見した時に、まとめられたらと思います。

画像4

デザインサポートセッションもやってます♩¨̮



最後までお読みいただき、ありがとうございます☆私の記事は全て無料です。サポートはとても嬉しいですが、「スキ」♡が一番の励みです!