言語化で、この素晴らしきどうしようもない世界を変える3つの方法【言葉で人生が変わる5つの理由⑤】

あなたは言葉で、あなたの世界を創っている

「あなたの世界は、あなたの言葉でできてます。」
と言っても、もしかしたら「ちんぷんかんぷん」と思う方もいるかもしれませんね。

生まれる前から、世界はあるわ！
何なら、私が死んだってあるわい！
こんな世界、私は作った覚えないわい！

と思うかもしれない。

でもね、あなたが「言葉で世界を創っている」のは本当なんですよ。

だって、今あなたは私の文章を読んでいるでしょ？

読みながら、「あ、明日の準備しないとな」とか「ご飯たけたかな？」とか「お風呂入っちゃわないと」とか色々思ってる。
これね、すべて左脳によるつぶやきなんですけど、（左脳が機能停止すると、こういう呟きが消えるらしいです。『脳科学者が悟りについて語ったで喝』）とにかく、あなたの頭の中から「つぶやき」が途絶えることってないと思うんです。

「考えないようにしよう」
って思ったら
「考えないようにしよう」って心の中でつぶやきますでしょ？

窓越しに青い空を見た時、「空が青い」って思ったとしたら
その瞬間、目に写っている「窓枠」そもそも空の手間にある「窓」の存在が
すっぽ抜けるのですよ。

言葉は、基本的に、あなたの世界を制限するものであり
言葉を制覇すること、言語化を徹底することは
あなたの世界を無限に広げることになります。

ちょっと難しい？大丈夫、ここまでの話が一番難しいから。笑

もし今、読んでいて「うーん、と思ったとしても」

よくわからなくても「一生懸命読もう」という意識を持つことで
あなたの言語力も自然と上げてってもらえたらと思ってます。

はい、ということで、今回は

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言語化で、この
素晴らしきどうしようもない世界
を変える3つの方法
【言葉で人生が変わる5つの理由⑤】
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について話します。

言葉で世界が変わる3つの理由

言葉が人生が変わるシリーズを書いていますが
「言葉で世界が変わる」をポイントに今回は解説します。

言葉で世界が変わる理由は3つ。

1、言葉にできないものは認識できないから。
2、言葉になることで、「どうすれば変わるか」を考えられるから
3、私たちは日々、言葉で世界を定義し続けているから

です。

一つずつお話ししますね。

1、言葉にできないものは認識できない

人は、言葉にできないものは認知できません。

先日、『サピエンス全史』の認知革命で取り上げたように

私たちは、言葉を使用した「ストーリー」という妄想共有能力によって
大規模集団の統率を取れるようになりました。

言葉で「その場にないもの」も想像、理解できるようになった
言葉で「見たことのないもの、あるいは見えないもの（無形）のもの」を
自分の世界の中に取り入れられるようになったのです。

逆を言えば
言葉にできないものは認知できません。

聞いた話ですが「肩こり」という単語のない国では
「肩こり」という概念がないそうです。

ジョージ・オーウェルの『1984』にもありますが
言論統制として言葉を奪うことは思考を奪うことです。

実は、私の親は「つかれた」と言わない人でした。

何があっても「つかれた」と言わないのて、私も
人の状態として「つかれた」ということに慣れててなかったので

私自身、何があっても「つかれた」と感じず

睡眠時間が足りず、駅のホームで立ちながら寝ちゃっても
やることが溜まりすぎて、朝から授業を受け午前1時からレポートを書き始め翌朝7時に仕事に出勤しても
フローリングの床に倒れ込んで寝てしまい、1時間後に全身痛で目覚めることが何度あっても

「つかれた」という概念が存在しなかったころは
つかれたと思わなかったです、良くも悪くも。笑

つかれたという言葉を使う人たちと関わるようになって
「つかれた」と言うようになったら
「今日はつかれたから休もう」という発想が浮かぶようになりました。

言葉で、あなたは「もの」「こと」を認識しているんですよ。
その言葉がなければ、あなたはそれを認識できないのです。

2、言葉になることで、「どうすれば変わるか」を考えられるから

カウンセリングなどの仕事をしている人はわかると思いますが
心を病む人は「心を病んでいる」と気づきません。

逆に「鬱かも」と思っているうちは
鬱じゃなかったりします。（あくまで傾向ですからね、これを頼りにしないこと）

「言葉」になった時に初めて
人はその「考え方」「感覚」時には「異常性」を意識できます。

ということは

「最近つまんない」とわかるから
「楽しいことをしよう」と思えたり

「自分は怒っている」とわかるから
「どうすれば、この怒りの感情をコントロールできるかな」と思えたりするのです。

感情だけでなく

「なぜ売り上げが上がらないのか」
「なぜ思うような結果が出ないのか」
「なぜこのような数字になっているのか」

という問いを立てられたこと自体で、半分成功。

言葉にできて、問題意識を持って、初めて対処ができるのです。

何でもそうだからね。
「言葉にならないモヤモヤ」は永遠にモヤモヤ
「言葉にならない何かが違う」は永遠によくわからない
「何かが違う」です。

3、私たちは日々、言葉で世界を定義し続けているから

ここまで「言葉による認知」の話をしました。

最後に一歩進んだ「定義」の話をします。

定義（ていぎ）とは、一般にコミュニケーションを円滑に行うために、ある言葉の正確な意味 や用法について、人々の間で共通認識を抱くために行われる作業。　（Wikiedia）

定義とは、存在する、元々名もなき全ての物事を
「どう捉えるか」を決め、イメージを伴う言葉にすることです。

自分で自分をどう言葉で定義するか
世界をどう言葉で定義するか
人生をどう言葉で定義するか
一つ一つの物事をどう言葉で定義するか

これが、その人の人生観、死生観、世界観の全てになっていきます。

例えば、先にあげた「つかれ」について辞書を見たら
「くだびれること」と書いてありました。
マイナスイメージですね。

これを、こう脳内変換したらどうですか？

「つかれ＝身体と心の許容を超えそうなことを教えてくれるサインとなる感覚。」

なんか、これだけで「つかれ」のマイナスのイメージがなくなりませんか？笑

仕事を「志事」と書く人
作るより「創る」を好む人（私もそうだな）
気合でなく「氣愛」と書く人
こんな人たちは、自分で自分の望むイメージに「物事を定義」しているのです。

あなたは、あなたの周りの色々な物事を、世界をどう定義していますか？
これが、「あなたの言葉が、世界を創る」の本当の意味です。

ついでに、現時点での私の思っている、いくつか定義を書いておきますね。

人生＝壮大な余暇
（25前には、死んじゃうと思ってたので。そして神々のお遊びですね。（※無神論者ですが））

自分＝世界の一部
世界の繁栄のための存在している。が、自分は世界の一部なので、私が幸せでなければ、世界も幸せでない。笑

人生＝中庸
（ものすごく期待するほどではないが、とんでもなく失望するほどでもない、以上でも以下でもないもの。
　理不尽、不条理、全て承知の上で、最終的に、個人レベルではなくやはり、「中庸」だと思う。）

言葉で、世界を再定義しよう

あなたは、「どんな言葉」で自分を定義したいですか？
世界を、人生を、友人を、パートナーを、どう言葉で定義するか。
そんな言葉による定義の一つ一つで、あなたの世界はできあがっているのです。

私は、「嬉しい」「素晴らしい」といった言葉を
様々な出来事に対して使います。それは、
人生をこんな素敵な言葉に溢れたものだと定義したいからです。

これを、「自己洗脳」と言われたら、喜んで認めますよ！笑

だって、致死率100%、太陽にいつか地球は飲み込まれると知った小4の時から
「人生は絶望だな」と思ってるもの。

でもね、せっかく命と体があるなら、楽しまなきゃ。
これを読んでいるあなたも、（そうなりたいと思うなら）
もっともっと輝いて、楽しんでいいんだよ。

ウディ・アレン『アニー・ホール』の主人公
アルビー・シンガーは
「宇宙は膨張する、ふくれあがって破裂したらすべてはおしまいだ」と言って
無気力になっちゃうんですよ。
でも、母親が医者に連れて行ったら
医者は笑いながら言うんです。
「膨張して破裂するまでには何十億年もかかる。それまでは楽しまなきゃ」。

この発想大切でしょ？

今回は

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言語化で、この
素晴らしきどうしようもない世界
を変える3つの方法
【言葉で人生が変わる5つの理由⑤】
＼

についてお話ししました。

人生を、あなたらしく、素晴らしい言葉で定義して
一緒に素敵な人生を送りましょう！

ここまで読んでくださって、ありがとうございます！

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麻生さいかについて

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