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公園で「りあるすぷらとぅーん」地域住人が主体の舟橋村園むすびプロジェクト

新型コロナウイルスの蔓延により、私たちの日常は一変しました。大切な人と会えなくなり、友だちと思いっきり遊んだり笑ったりできなくなり、触れることも寄り添うことも、歌うことも踊ることも食べることも、無邪気に楽しむことができません。

今という時間の、一瞬一瞬に成長をかさね、その体験が心と身体の糧(かて)となる子どもたちに、2020年、そしてこれからの世界はどう影響するのでしょうか。

日本一小さな村 ・富山県の舟橋村では、京坪川河川公園「オレンジパークふなはし」を会場に、地域の金岡造園(かなおかぞうえん)さんが子どもたちとともに公園づくりに取り組む「舟橋村園むすびプロジェクト」があります。もっとも公園を利用するのは誰か。それは大人ではありません。子どもたちです。子どもたちのリアルな声を聞き、子どもたちの自由な発想を大人たちが実現につなげています。遊びに来た人がいつの間にか仲良しになっちゃう公園を地域のみんなが主体となってつくる、とても素敵な取り組みです。

”公園をまんなかにいろんな縁をむすびたい”との想いから名づけられた「園むすびプロジェクト」さんは、この夏も「オレンジパークふなはし」を舞台に、感染症予防・熱中症対策を徹底した「りある・すぷらとぅーん」を開催することに決めました。

大人も子どももフェイスシールドを用意して、いつもよりフィールドを広くとって・・・

大人の1年と子どもの1年はきっと違います。子どもたちにとって一度しかない今年の夏。オンラインだけでなくリアルに人と人がともに過ごす時間を、身体を動かし思いっきり笑って遊べる体験を、地域の大人たちが実現しようとしています。


私たちAsMamaも同様に、全国で地域住人同士の交流イベントを行っています。この夏も、感染防止対策を徹底し、可能な場所で、可能な限り、人と人がつながる場づくりをしています。

とはいえ、AsMamaはイベント事業を行っている会社ではありません。

日本中の街ごとの助け合いをデザインするAsMamaがしていることは、大きく3つあります。

1.共助プラットフォーム「子育てシェア」の開発・運用(Web/アプリ)
2.人と人とをつなげて助け合いを活性化する地域の「シェア・コンシェルジュ」「ママサポ」育成
3.持続可能で自立自走できる共助コミュニティ創生のための交流イベント支援

いずれか1つが欠けても、共助コミュニティは形成できません。

1つ目の「子育てシェア」は、子育てにまつわるお下がりやおすそわけ、物の貸し借りや譲り合い、お出掛け、送迎・託児をシェアをできるしくみです。
ただし、知らない人とは使えないセキュリティ機能をつけています。登録した方がいきなり不特定多数にアプローチできるものではなく、少なくとも携帯電話の番号を知っている、もしくは、番号を聞ける関係性の方同士が承認制のもと、知り合いである「シェア友」として一緒に利用できるようになります。

つまり、出会いやマッチングとはまったく方向性の異なるものなのです。
なぜなら、そこに、人の《命》があるから。知らない人と出会って何か遭ってからでは遅い。知らない人に預けて何か遭ってからでは遅い。私たちは創業当初から安全と安心を第一に考え、この手間のかかるしくみにこだわっています。

では、知り合いがいない人は?どうしたらよいのでしょう?
孤独に子育てをする人にこそ「子育てシェア」が必要なはずなのに。

そこで2つ目。全国各地における「シェア・コンシェルジュ」「ママサポ」育成がとても重要になります。AsMamaが身元を確認し、面談と研修を行い人柄を確認し、提出物をすべてチェックし、ひとりひとり認定をしています。
認定された方は、各地域ごとの困り事を確認しながら、必要な人たちと自らがつながり、人と人との縁をつなげ、つながりからシェアの活性へとお手伝いをしていきます。

子どもの預かりを主に活動したい場合、面談と研修に加えて、救命救急や託児実習が終わるまで絶対に認定を行いません。自分勝手な欲求のためだけに子どもを預かりたい、という人が認定されることは皆無です。AsMamaにとって送迎や託児は、あくまでも街ごとの助け合いを実現するための一つのサポートなのです。

「シェア・コンシェルジュ」「ママサポ」がコネクト役である以上、人と人とが顔を合わせて出会える場が必要です。2人きりではなく地域の人たち同士が安全にリアルに会えるしくみ、それが3つ目。AsMamaの交流イベントなのです。

自治体や企業や施設と一緒に、地域の方に役立つイベントを開催することもあります。しかし、圧倒的に多数なのは、それぞれの「シェア・コンシェルジュ」「ママサポ」が好きなことや得意なことを活かして、ハンドメイドやアロマ、音楽や英語、教育、お茶会やおしゃべり会など、自由なつながりづくりの場。自分たちも楽しみながら、地域の助け合いの実現に取り組んでいます

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とてつもなく面倒くさいしくみだと、自分たちでも思わず苦笑してしまいます。ですが、しつこく言います。安全安心は譲れない。面倒くささは命の重みの証です。

その代わり「子育てシェア」を誰でも気軽に使えるように、登録料は取りません。利用手数料も取りません。送迎・託児やお譲りの謝礼は全額、利用者同士のやりとりです。AsMamaは1円もいただきません。イベントや託児の際の保険料はAsMamaが負担します。カード決済手数料もAsMamaが負担します。頼りたい方からも頼ってほしい方からも、儲けを取る気はまったくありません。

実現する共助コミュニティに価値があるからこそ、それが事業の柱となっているのです。

全国のAsMama認定「シェア・コンシェルジュ」「ママサポ」たちは、自分や家族の安全安心を一番に考慮しながらも、地域で頼り先を必要する方が困らないように、このコロナ禍においても、Web開催の交流イベントと、予防・安全対策を徹底した可能な限りのリアルな交流イベントの開催に、まい進しています。3つの取り組みを継続するからこそ、共助コミュニティが活性化すると信じて。

※スプラトゥーンは任天堂の登録商標です。

「いっしょに何かできそう」そんな問い合わせが一番のサポートです。https://bit.ly/3aDo1qt 全国の自治体・施設・企業・団体・個人どなたでも。 共助コミュニティ創生、ブランディング、プロモーション、マーケティング、地域活性、子育て支援を、AsMamaとご一緒に。