UR東京東エリア団地の屋外空間を活用したコミュニティ形成 ~ふなぼりふれあい交流デー&ひまわりプロジェクト~
東京江戸川区にある、UR東京東エリアの2団地では、住人の高齢化によるイベント開催の担い手不足や、外国籍の方々との生活スタイルの違いなどの課題を抱えています。その解決のため、AsMamaとUR都市機構では、多世代・多文化が安心して暮らせる環境づくりに向けた方策検討事業を2021年からスタート。
団地内の集会施設や屋外空間など遊休地を活用したコミュニティ形成施策を約1年間に渡って実施しています。
2022年4月23日(土)、船堀にある「船堀一丁目団地」では、新たに園路が整備された団地内の広場を活用したコミュニティ形成に向け、広場の利用方法の提示、地域で活動する方のアピールを図り、「ふなぼりふれあい交流デー」を開催しました。
ステージでは、船堀で活動されているサークルによるウクレレ演奏や舞踊の披露が行われ、自治会や地域団体の出展ブースも。当日は天気にも恵まれ、老若男女・国籍問わず累計150名以上の方に参加いただくことができました。
翌4月24日(日)には、西葛西にある「小島町二丁目団地」にて「ひまわりプロジェクト」を実施。これまで自治会が有志で育てていたひまわりを、団地の住人がつながる起点になると考え、親子で種まきをするイベントとして立ち上げました。
合わせて、改装されたテラスのお披露目として、子ども向けの大型絵本の読み聞かせや手遊びの実施なども行いました。当日は、50名以上の団地住人が集まり、バイリンガルの子が日本語を通訳してくれる多文化交流も生まれました。
今後、花が咲く7~8月頃には、テラスを活用した新しい企画を住人の方々を交えて計画中です。
*私たちAsMamaは、自治体や企業とともに「共助コミュニティを生み出す」お手伝いをしています。遊休スペースを活用した交流イベント、ウチもやってみたい!ココでやってみたい!のご相談はお気軽にどうぞ。