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マンション・寮の管理人という仕事

世の中、1億総活躍と政府が安倍首相が放ったアベノミクスその時、2015(平成27)年9月、安倍内閣総理大臣は少子高齢化という構造的な問題に真正面から取り組んでいくとの姿勢を表明し、一億総活躍社会の実現を目標に掲げた。

一億総活躍社会! って、いったい何か?

「それは、女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、障害や難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる、いわば全員参加型の社会である。」

なんだか胸のすく誰もが笑顔の前向き発言ではあるが、コロナ禍の世の中、実際そうなって居るであろうか? 

ていねん

実はやはり旧態然であり、年齢、定年をすぎれば男性の場合はほとんどはただの人の扱いになるし、女性進出であっても限られている。さらに、一度失敗したら次の就職など狭き門で書類審査でまず通らないだろう。     ましてやどこかの輩の様に虚偽記載や盛るなんてことはもっての外である。

年金や退職金も将来設計上安泰の人ばかりでもなく、老後2000万円問題を麻生大臣が言い放ったこともついこの間、すぐに発言を撤回したとはいえ、やはり100%否定できないと、ある程度の年齢の人ならば感じたに違いない。

さて、当NOTEでは、定年後、あるいはリタイヤ後の仕事として、かつてのビジネスマン時代のあなたの輝かしい実績、スキルがかなりの部分で使えないあるいは世の中でははいどうぞと評価されるわけではない、つまりはあなたの経験を今の若者に是非伝授して働いてください・・・・などということはかなりの確率で無いと思った方が良い。

エリート街道を勝ち上がって企業のエグゼクティブにのし上がっている人は別だが、サラリーマン街道を普通に歩いてきた人々にとって、事業を起こすなり独立しない限りは、次への仕事への飛翔は限られた報酬限られた職種の世界が待っていると言っていい。

その中で現在 私がやっている、

世間で言うところの「管理人」 さんである。

という仕事のことを、就職活動から、生の経験をお話していきたいと思う。これから、リタイヤ後のことを考えている人や、シニアで次の仕事を目指している人への情報としてお役に立てれば幸いである。 

管理人といってもだいたい次の種類がある。 

1.マンション管理人(日中勤務・住み込み含む)                2.社員寮、学生寮管理人(同上) 寮監(りょうかん)とも呼ぶ。

これらは、基本的に同じような仕事の内容にはなるが、

マンション管理人と社員寮の管理人の大きな違いは マンション管理人の場合マンションの住人と管理会社と一緒に会議が年に数回ある場合がある、参加しなければならない。

りょう

社員寮管理人は、年度替わり時期の社員の入社や移動、アルバイトや派遣社員なども居住する場合居住期間が短いので入退寮の部屋の掃除維持管理、布団などのセットなどの準備がある、食事付寮の場合は、朝食や夕食の準備配膳片付けが伴うこともある。

寮の管理人はその意味ではマンションの管理人よりも仕事の内容や数も多いのでほとんどの管理内容を網羅すると考えられ、場合によっては一手に管理を任される場合もある。

私の場合は、2の社員寮の管理人として1年ほど従事している。ただし、調理はないところ。

次の記事から、リタイヤ後の就職活動の話からお話ししていこうと思う。




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