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シモネタの英語①

アスク

さすがに「シモネタで学ぶ英文法」というのは無理があるので、今回はシモネタの英語についてみなさんと考えてみたいと思います。あ、ちょっと待って、引かないで…。以前、Yさんもツイッターでやってましたし、ね?(すぐツイ消ししてたけど…)

〈まずは基本から〉

「下ネタの基本」ってなんだよ! というツッコミをいただいてしまいそうですが、まずは基本的なものから見ていくことにしましょう。以下のめちゃめちゃ有名なネタをご覧ください。

まずは「普通」に訳してみましょう。
I’ve never come this way before!は、素直に考えれば「こっちの方に来たことは、これまでなかったわ」「こっちの方に来るのって、はじめてなのよね」といった意味だとわかります。そんで、No, me neither. は「私も、こっちの方に来たことはないわ」ということになりますが、問題は最後の It must be these cobbles! であります。cobbles は「舗装用の玉石」のことです。だから、「それはきっと、玉石のせいだわ!」という意味なのですが、これでは全体の意味が通りませんよね。うーん、なんだろう。

I’ve never come this way before! という文に戻って考えてみましょう。this wayは「こんなふうに」という「副詞的対格」(ね、マジメな記事でしょ?)ですから、「こんなふうにcomeしたこと、今までなかったわ!」という意味だととらえることも可能です。
では、ここで Longman Dictionary of Contemporary English を引いて、comeの意味を確認してみましょう。 

ええと、26番です。informal to have an orgasm という意味がありますね。つまり、わかりやすい日本語で言えば「イク」ということであります。どうもすみません。ですから、こういうことになります。

「こっちのほうに来るのって、はじめてだわ!」(というつもりでの発言)
▷(「こんなふうにイクなんて、はじめて!」という意味だと解釈して)「私もはじめてよ。きっと、玉石でデコボコしているので、適度な刺激があるせいね!」

ほんとにすみません。
なお、「日本語では『イク』なのに、英語では come『来る』になる」という話は、飲み会などで話すと大変盛り上がる鉄板テーマだと思います。
本当に申し訳ありません。

もう1つ、comeを使った、割と有名なやつを置いておきますね(こういうQ&Aタイプのジョークは、シモネタに限らず、とても一般的なものです)。

Q. What does the receptionist at a sperm bank say as clients leave?
A. Thanks for coming!

Q.「お客様が帰るときに、精子バンクの受付の人はなんて言ったの?」
A.「ご来店ありがとうございました(来てくれてありがとう)」
ということなんですが、店から帰るときに「ご来店ありがとうございました」というのは当たり前の話。これではジョークになりません。Thanks for coming! は「ご来店ありがとうございました!」と「イッテくれて(射精して、精子を当精子バンクに提供してくださり)ありがとうございました!」という、「掛け言葉」になっているわけです。

本当に本当に申し訳ありません。

〈ポイントは「掛け言葉」〉

シモネタを楽しむ場合には、「掛け言葉」が大きなポイントになります。もう1つ、割と(かなり)お下品なやつをご覧に入れましょう。これもQ&Aタイプです。

Q: What does the sign on an out-of-business brothel say?
A: Beat it. We’re closed.

まずは「質問」のほうから片付けましょう。brothel は「売春宿」ですから、「廃業した売春宿の看板に書いてあった言葉とは?」ということになります。

そして「答え」のほうですね。Beat it. は、我らがマイケル・ジャクソン先生の超大ヒット曲Beat Itでもおなじみですが、「うせろ」という意味であります。ですから、「帰んな! 店はもう閉めちゃったよ」ということですね。

でも、これじゃあジョークにならないですよね。ええと、英語のスラングでbeat the meat という表現があります。
本当に申し訳ありません。
これは、その、いわゆるひとつの「男性が自分の分身を刺激する」という意味であります。これを掛けているんですな。このジョークで使われているBeat it. の it は the meat のことだと考えていいでしょう。ですから、こんなふうに訳すことができます。

Q.「廃業した売春宿の看板に書いてあった言葉とは?」
A.「自分でやりな! うちはもう閉めちゃったから」

本当にお詫びのしようもございません…。
今日のところは、こんな感じでいかがでしょうか。もし万が一ご好評をいただけるようなことになれば、続編も考えてみたいと思います。ネタならいくらでもございますので…。

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