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教えることで学ぶモノ~英語学習のススメ~

こんにちは。

バンクーバーに来てから、趣味の一つとして週に1回程度日本語ボランティアをしています。

始めたきっかけは、ワーホリ時代の語学学校や、バイト先で出会った外国人の中に日本や日本語に興味を持っている人が多く、会話の延長として日本語をちょこちょこと教えていたのが楽しかったからです。

今やっているボランティアの内容は、1回50分、1対1で行います。
特に決まった課題などはなく、日本語を学びたい生徒が自由に決めて持ってきます。9割ぐらいは会話をして、たまに勉強しているテキストを持ってきて一緒に問題を解いたりしています。

ここに来る生徒の年齢は大学生から60代以上の人と幅広く、独学で日本語を勉強した人、大学で日本語のコースを取った人、日本に留学して勉強した人など様々です。

私の感想としては、やはり独学で勉強した人より、日本語のコースを取っていた人のほうが、正しい日本語を使えているなって思うし、同じ年数日本語を勉強していても、上達のレベルは人それぞれ。

これって、英語を勉強している自分にも当てはまるなって思いました。
私は英語勉強歴は7年ぐらいありますが、ブランクもありますし、真面目に勉強していたのも、IELTSという検定の時と、カレッジに通っていた時期ぐらいなので、ぎゅっと詰めたら3年分ぐらいの実力しかないかもしれません。

やっぱり、どれだけ勉強に時間を費やすかが結果につながるって事ですね。


中級~上級ぐらいの日本語レベルの生徒と話していると、時々、自分の英語はこんな感じに聞こえているのかなと勉強になることがあります。

例えば、「散髪」をテーマに話しをしていた時、ある生徒は普段は知り合いの美容師の練習台として無料で切ってもらっているそうで、その子は「僕の髪の毛を犠牲にしている」と表現していました。もちろん、前後の文章からカットモデルをしている事は理解できますが、日本語としては不自然です。

この時は、自然な日本語の使い方を教えましたが、
「これがただの友達との会話だったら、果たして訂正するだろうか。訂正することで、会話を中断させてしまうし、相手はそれを望んでいないかもしれない。そもそも、日本人は相手のミスを指摘するのを避ける傾向があるし、、、。」
なんて、ふと考えました。


これが、私が英語で誰かと話をしているときに、この現象が起こっているならば、かなりもったいない!


中級レベルぐらいまでは、自分の気持ちを表現し相手に伝われば良しとしていたが、いい加減もう少しネイティブ並みに話したい。単語を増やしたり、アウトプットの機会を増やしても、自分のミスに気付いていなければ、いつまでたっても上級者にはなれない。

間違いを指摘したり、正しい表現を教えるのって結構気力を使うから、いつでも誰でも出来るわけじゃないけど、出来る限り頑張ろうと思う。






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