僕がアスファルトを否定する理由。Part3

画像1 無意味なアスファルトや暗渠排水にお金は払ってはいけ無い。 これは、2017年の11月にドイツのケルンで開催されたスポーツショーの国際サッカー連盟のブース。 このFIFAのブースに展示されていたのは、FIFAが推奨する人工芝施工のクオリティー。ブースまるごと人工芝施工について展示しているのは珍しい。 彼らは人工芝の危険性についても多くの事実を知っている。 あまり知られてはいないが、ヨーロッパ各国のリーグでは、人工芝グランドを使用することも多い。 だから、危険性の高いアスファルトを禁止している。
画像2 これは、グランドに埋設されて1年程度の暗渠排水管。 この状況で機能を果たすことは無理だ。 開粒性アスファルトは2年に一度は高圧洗浄する必要がある。そうしなければ透水性が失われるからだ。 透水性が失われた暗渠排水管に透水性が失われた開粒性アスファルト。 暗渠排水管や開粒性アスファルトの透水性データ。 それは新品のものでしかない。 暗渠排水管は黒カビと藻に侵されて機能を失う。 大量のカビキラーをグランドにばら撒けば多少の機能は復活するかもしれない。 それは冗談として、こうした事実を隠してはいけない。
画像3 雨が降るからアスファルトはやらない。 欧米の人工芝施工の認識です。 水を地下に落とすな。 水の取り扱いは難しい。 水が永遠に地下に染み込むと考えたくなるが、そうではない。むしろ地下からは伏流水が湧き上がる。 暗渠排水管が機能不全となればもはや水は逃げ場を失い、水位の上昇を招く。 アスファルトを施工したグランドでは年々水捌けが悪くなるのがその理由だ。 人工芝の下に施工されたアスファルトを高圧洗浄できるだろうか? 大量のカビキラーを散布して、暗渠排水管の清掃が可能だろうか? 火を見るまでも無い。

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